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2024年12月現在、未経験からWebデザイナーを目指す方はますます増えています。働き方の自由度が高く、転職・副業/フリーランスなど幅広いキャリアを描けるため超おすすめです。
一方で、中には「Webデザイナーはやめとけ」と主張する方もいます。自分の向き不向きがわからずに、なかなかWebデザインの勉強を始められていない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、現役Webデザイナーの私が「やめとけ」「向いていない」と感じる人の特徴を紹介します。「向いている」と感じる人の特徴もまとめたので、最後まで読めば自分の適性がわかりますよ。
Webデザイナーってどんな仕事?
Webデザイナーは、簡単にいうと「Webサイトを考えて・作って・動かす仕事」です。
具体的な業務フローをまとめてみました。
要望をヒアリングする
ターゲット層や目的、完成イメージを聞いて企画書に落としこむ。
ワイヤーフレームを作成する
Webサイトの骨組み(構成・各要素の配置・レイアウトなど)を作る。
Webサイトデザインを作成する
ワイヤフレームに従ってWebサイトデザイン(配色・装飾など)を作る。
使用ツール:Photoshop・Illustrator・Adobe XD
コーディングしてサイトを動かす
プログラミングをして、Webサイトをブラウザ上で閲覧できるようにする。
使用言語:HTML/CSS、JavaScript
さまざまなツールやプログラミング言語を用いて、Webサイトを完成させるわけです。
おしゃれなWebサイトを制作するわけではなく、作るのは「ユーザーに刺さるWebサイト」です。マーケティング的な視点も求められるため、単純かと思いきや意外にも奥が深い仕事といえるでしょう。
【やめとけ】Webデザイナーに向いていない人の特徴7選
それでは、Webデザイナーの向き不向きを紹介します。
まずは「向いていない」「やめとけ」という人の特徴から見ていきましょう。
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上記について、1つずつ順番に解説します。
①地道な作業ができない人
地道な作業ができない人は、Webデザイナーに向いていない可能性が高いです。
華やかなイメージがあるかもですが、実はWebデザイナーは細かい作業をたくさんしています。少しずつWebサイトの色味やレイアウトを調整して、依頼内容を満たしたものを制作する仕事です。
修正依頼があれば、より細かくデザインを調整しなくてはなりません。
特にコーディングは、Webデザイナーの仕事の中でも精密性が求められます。「:」と「;」を間違えただけでデザインが崩壊したりするので、「地道な作業は嫌い!」という方は苦労するでしょう。
②大雑把な性格をしている人
大雑把な性格をしている人は、Webデザイナーに向いていない可能性が高いです。
先述のとおり、Webデザイナーの仕事には細かな調整が求められます。適当に「これくらいでいいや!」と対応すると、先輩・上司に怒られたりクライアントに迷惑をかけたりするかもしれません。
中でもフリーランスのWebデザイナーは、大雑把なままでは絶対に生き抜けないです。マメにクライアントと連絡をとり、会話から細かな要望を理解するなど、誠実なコミュニケーションも求められます。
ちょっと神経質なくらいなほうが、Webデザイナーはちょうどいいです。
③自分のこだわりが強すぎる人
Webデザイナーを目指すなら、自分のこだわりが強すぎるのはNGです。
理由は、1番大切なのが「クライアントの求めるデザインを作ること」だから。クリエイターはこだわりが強い印象があるかもしれませんが、最終的には自分のこだわりを捨てる柔軟性が必須となります。
クライアント側にもこだわりがあるので、相手に寄り添い、理解することが大切です。
もちろん、商談中に「〇〇のデザインにしましょう」と提案するのは問題ありません。しかし自分の意見を曲げなかったり否定されて怒ったりすると、求められないWebデザイナーになる可能性が高いです。
④指示通りの仕事しかできない人
「こだわりが強いのはNG」と同時に、単なる指示待ち人間もWebデザイナーには向いていません。
クライアントは社内に人材やリソースがないからこそ、Webデザイナーに仕事を依頼しています。つまりWebデザイナーには、「Webデザインのプロフェッショナル」として最適な提案をする力が不可欠です。
いざ現場に立ったときも、常に上司が横から指示をくれるわけではありません。自らクライアントの要望を満たすために行動しなくてはならないため、最適なデザインを作る判断力も求められるでしょう。
上司は「承認役」で、実際の仕事は現場に任せられるケースが多いです。
⑤流行・トレンドに興味がない人
流行・トレンドに興味がない人は、Webデザイナーに向いていない可能性があります。
デザインは流行り廃りが激しいもの。1年前まで大人気だったデザインが「古い」と言われることもあるため、Webデザイナーは常に最新情報を集めたうえで時代に合うものを制作しなくてはなりません。
しかし流行・トレンドに興味がないと、時代に即したデザインを作るのは困難でしょう。結果的にクライアントの要望を満たせず、Webデザイナーとして必要とされる機会が減ってしまいます。
昔からある床屋に、若者が集まりにくいのと同じ理屈ですね。
⑥セルフマネジメントができない人
セルフマネジメントができない人は、Webデザイナーに向いていないでしょう。
理由は、Webデザイナーが「納期」のある仕事だからです。納期どおりに納品できないとクライアントの信頼を失う可能性があるため、どんなに気分が乗らなくても作業に取り組まなくてはなりません。
会社員の場合は、マネジメント職が納期管理をするため指示通りに進めればOKです。しかしフリーランスはすべてが自己責任なので、自分のスキルを客観視したうえで適切な案件を獲得してください。
不安のある方は、最初は少なめの案件数から始めるのがおすすめです!
⑦コミュニケーション力がなさすぎる人
コミュニケーション力がなさすぎる人も、Webデザイナーに向いていない可能性があります。
ここでいうコミュニケーション力とは、相手の話を聞いて要望を理解する力のこと。営業職のように相手を楽しませたり、セールストークをしたりする力は不要です。(むしろ、あっても邪魔なくらいです)
「自分にコミュニケーション力はない」と思っている人ほど、相手の視点に立つことや空気を読むことが得意なもの。難しく解説しましたが、人と会話が成り立たないレベルでなければ全然OKですよ。
以上、Webデザイナーに「向いていない」「やめとけ」という人の特徴でした!
逆に、Webデザイナーに向いている人の特徴は?
続いて、Webデザイナーに向いている人の特徴を紹介します。
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上記について、1つずつ順番に解説します。
①細かい部分に神経質な人
細かい部分に神経質な人は、Webデザイナーに向いています。
先述のとおり、Webデザイナーは地道なデザイン調整を続ける仕事です。クライアントによっては本当に細かな修正依頼をもらうこともあるため、大雑把な性格では「いい仕事」はできません。
一般的に「神経質」というと、プラスに捉えられることは少ないでしょう。しかしWebデザイナーに限っては、神経質であればあるほど理想のデザインを追求するための武器になります。
RPGゲームやパズルが好きな人はぴったりです。
②PC作業が苦にならない人
PC作業が苦にならない人も、Webデザイナーに向いている可能性が高いです。
Webデザイナーの仕事では、1日の約8〜9割はPCの前で過ごします。クライアントと商談する機会もありますが、基本的にはPCでコツコツとWebサイトを制作するのが業務内容です。
「PC作業が好き」「あまり動きたくない」という方は、Webデザイナーの適性が高いでしょう。
③興味関心・好奇心が旺盛な人
興味関心・好奇心が旺盛な人も、Webデザイナーに向いています。
先述のとおり、Webデザイナーは流行・トレンドに敏感でなくてはなりません。さらに仕事中に使用するPhotoshopやIllustratorにも次々に新機能が追加されるため、常に勉強を続けることが不可欠です。
「勉強」というと大変なイメージがありますが、興味関心・好奇心が旺盛なら安心でしょう。
④自由な働き方を実現したい人
自由な働き方を実現したい人に、Webデザイナーは向いている可能性が高いです。
Webデザイナーは、「転職」「副業」「フリーランス」などさまざまなキャリアを描けます。PC1台で仕事を完結させられるため、在宅ワークやノマドワークを叶えることも可能でしょう。
経団連の中西会長は、「企業が今後、終身雇用を続けているのは難しい」と語っています。いつクビを切られるかわからない時代が近づくなか、働き方の選択肢が広いのは大きな魅力でしょう。
ちなみに私は、Web制作会社に転職後にフリーランス独立しました。
会社員は「安定」・フリーランスは「自由・高収入」って感じですね。
⑤クリエイティブ精神に溢れた人
クリエイティブ精神に溢れた人は、Webデザイナーに向いています。
Webデザイナーは、自身の創造性を活かしてWebサイトやロゴ・バナーなど制作する仕事です。まだ世にないものを生み出せるため、「何かを生み出したい」という欲求が自然と満たされます。
1→10より0→1が好きな方にとって、まさに天職ともいえる仕事でしょう。
個人的には、1番の「やりがい」になるポイントです。
⑥常に作業効率化に取り組める人
常に作業効率化に取り組める人は、Webデザイナーに向いている可能性が高いです。
Webデザイン会社には、次々にクライアントから依頼が届きます。仕事の速いWebデザイナーはたくさんの仕事を任せられるため、会社から重宝されやすく、収入も伸びやすいです。
特にフリーランスの場合、作業効率は収入に「直結」します。Webデザイナーは「1件〇〇円」と報酬額を設定することがほとんどなので、獲得案件数が増えるほど収入を伸ばせるでしょう。
⑦セルフマネジメント力が高い人
セルフマネジメント力が高い人は、Webデザイナーの仕事に向いています。
セルフマネジメントができると、計画どおりに作業を進めて納期に遅れることはありません。結果的に制作物のクオリティも高く、クライアントから信頼されやすいWebデザイナーを目指せるでしょう。
以上、Webデザイナーに向いている人の特徴でした!
結局、Webデザイナーの向き不向きはやらないとわからない
ここまでWebデザイナーの向き不向きを解説してきましたが、最終的にはやらないとわかりません。
人間は、常に変化を続ける生き物です。私自身、元々は「向いていない人」の条件をコンプリートしていましたが、挑戦してみたらWebデザインが楽しくて「向いている人」に変われました。
悩んでいるなら、とりあえずチャレンジしてみるのがおすすめです。
Webデザイナーになるうえで、向き不向きよりも大切なのが「スキル」です。
高度なスキルがあれば、クライアントから感謝されて収入も伸びやすくなります。Webデザインの仕事を「楽しい!」と感じられる機会が増えるため、後悔なくWebデザイナーの仕事に取り組めるでしょう。
Webデザインは独学できますが、本格的に仕事にしたい方はWebデザインスクールを受講するのがおすすめ。現役Webデザイナー講師から指導を受けられるため、即戦力になれるスキルが身につきますよ。
私自身も、ヒューマンアカデミーからWeb制作会社に転職しました!
2024年12月時点で実績豊富なのは下記の3校。無料説明会はタダなので、気軽に話してみてください。
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- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
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まとめ:Webデザイナーは「やめとけ」を気にしないでOK!
今回は、現役Webデザイナーの私が「Webデザイナーの向き不向き」について解説しました。
向き不向きがあるとはいえ、最終的に自分に合うかはやってみないとわかりません。後悔しない選択をするためにも、個人的には「やめとけ」なんて周りの意見は気にしないことをおすすめします。
私も「やめとけ」と言われましたが、結果的には天職にめぐり会えました。
行動するだけなら損はしないので、ぜひ試しながら自身の適性をチェックしてくださいね!
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