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当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、WebマーケティングやWebライティング、ブログ運営のノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
Webライターは、時間・場所に縛られずに文章で稼げる仕事として、副業やフリーランスに大人気です。中にはクライアントから大量の高単価案件を獲得して、月100万円以上を稼いでいる方もいます。
しかし、Webライター案件を獲得するのは簡単ではありません。「仕事の取り方がまったくわからない」「頑張って営業しても受注率を高められない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
僕は、現役のWebライタースクール講師として活動しています。
これまで、スキルはあっても仕事を取れない生徒さんをたくさん見てきました。
そこで今回は、Webライター案件の獲得方法を解説します。受注率を高めるコツや良質な案件を取るポイントも紹介するので、最後まで読めば初心者でもバンバン仕事を取れるようになりますよ。
※Webライターの副業の始め方を知りたい方は『【初心者向け】Webライターの副業の始め方【現役スクール講師が解説】』をご覧ください。始め方〜稼ぎ方までわかりやすく解説しています。
Webライター案件の基本情報
案件の獲得方法を説明する前に、覚えておきたいWebライター案件の基本情報を紹介します。
仕事内容と報酬相場を理解している方は、次の『Webライター案件の獲得方法』に進んでください。
①Webライター案件の仕事内容
Webライターの仕事内容は、簡単にいうと「パソコンで文章を書くこと」です。執筆対象はニュース記事や取材記事などさまざまですが、最近は「SEO記事」が注目を集めています。
SEO記事とは?
Google検索で集客するための記事のこと。特定の検索キーワード([webライター 案件]など)に対して、読者ニーズを満たしたコンテンツで上位表示を目指す。
本来の意味では「Webライター=インターネットに掲載する文章全般を書く人」です。
しかし、最近は「Webライター=SEO記事を書く人」と表現されることが多いですね。
Webライターは、指定された検索キーワードに沿って記事を書きます。自身の知識・専門性を活かしたり競合をリサーチしたりと、ライティングの他にもさまざまな作業が求められる仕事です。
ちなみに、Webライターの仕事内容について、さらに詳しく知りたい方は『Webライターとは?仕事内容や収入、必要なスキルをわかりやすく解説!』をご覧ください。
②Webライター案件の報酬相場
Webライターの報酬形式には「文字単価」と「記事単価」の2つがあります。
文字単価とは?記事単価とは?
- 文字単価
「1文字〇〇円」と文字あたりの報酬額を決める形式 - 記事単価
「1記事〇〇円」と記事あたりの報酬額を決める形式
記事によって文字数は異なるため、文字単価が採用されていることが多いです。
案件の報酬相場を、Webライターのレベル別にまとめてみました。
レベル別の報酬相場
ランク | 文字単価 | 記事単価 |
---|---|---|
初心者ライター | 0.4円〜1.0円 | 約3,000円 |
中級者ライター | 1.1円〜2.0円 | 約10,000円 |
上級者ライター | 2.1円〜3.0円 | 約20,000円 |
有名ライター | 知名度による | 知名度による |
医療関係や法律関係などの専門知識がある場合、上記より高い報酬単価で仕事を取れたりします。詳しくは『Webライターの文字単価の相場は?スクール講師が厳しい現実を暴露!』をご覧ください。
ここからは案件の獲得方法を解説するので、自身のレベルに合う仕事を取ってくださいね。
Webライター案件の獲得方法5つ
Webライター案件の獲得方法はおもに5つあります。
Webライター案件の獲得方法
- クラウドソーシングで営業する
- 副業・フリーランスエージェントで営業する
- 案件紹介のあるWebライター講座を利用する
- ブログやSNSを経由して受注する
- 知人に仕事を紹介してもらう
1つずつ順番に解説します。
①クラウドソーシングで営業する
1つ目は、クラウドソーシングで営業する方法です。
クラウドソーシングとは、「仕事を探している人」と「仕事を依頼する人」をマッチングさせるプラットフォームのこと。たくさんの案件が用意されていて、初心者でも簡単に仕事が見つかります。
おもなクラウドソーシングは下記のとおりです。
有名なクラウドソーシング
- CrowdWorks(クラウドワークス)
※国内最大手。案件の豊富さが魅力。 - Anycrew(エニィクルー)
※人脈を見える化。繋がりで案件受注。 - Craudia(クラウディア)
※安全性が強み。信頼で選ぶならここ。
特に、国内最大級のクラウドワークスはWebライター案件が豊富なので、最初に登録しておきましょう。
②副業・フリーランスエージェントで営業する
2つ目は、副業・フリーランスエージェントで営業することです。
クラウドソーシングと比べて高単価案件が多いうえに、専属の担当者があなたの営業をサポートしてくれます。利用しているのは企業ばかりなので、継続案件を取りやすいのも魅力でしょう。
ただし、エージェントの案件は、ほとんどが経験者を優遇しています。初心者では門前払いにされるケースがあるため、クラウドソーシングで何件か仕事をしてから取り組んでください。
動画編集に強い副業・フリーランスエージェントは下記のとおりです。
有名な副業・フリーランスエージェント
- Crowdtech(クラウドテック)
※クラウドワークスの上位版。高単価案件が豊富。 - Workship(ワークシップ)
※副業向け。スキマ時間に取り組みやすい案件が豊富。
特に、クラウドテックは前述のクラウドワークスと同じ運営会社なので安心感があります。(Workshipについては『Workship(ワークシップ)は副業向け?使った感想や口コミ・評判』を参考にどうぞ。)
③案件紹介のあるWebライター講座を利用する
3つ目は、案件紹介のあるWebライター講座を活用する方法です。
特に初心者にとって、案件獲得は大きなハードルになります。Webライター講座では、その大きなハードルを簡単に超えられるうえ、獲得案件を実績として次の仕事も取りやすくなるでしょう。
またWebライター講座では、プロ講師が監修したカリキュラムや記事添削サポートで実践的なノウハウを学習可能。1番大切な「スキル」を高めることで、高単価案件の獲得も目指せますよ。
下記は、特に案件獲得サポートが優れたWebライター講座です。
有名なWebライター講座
- Writing Hacks
※一流の講師監修!手厚い記事添削でプロスキル習得! - web+(ウェブタス)
※手厚いサポートあり!卒業後は実案件を優先的に紹介! - たのまな Webライティング講座
※案件獲得に強い資格を取れる!コスパの高さが魅力的!
その他のおすすめWebライター講座は『現役講師が厳選!おすすめWebライタースクール・講座7選を徹底比較!』で紹介しているので、本気で稼げるようになりたい方はぜひご覧ください。
④ブログやSNSを経由して受注する
4つ目は、ブログやSNSを経由して受注することです。
最近、Webライターの採用でTwitterなどを利用する企業が増えています。「ライター募集!」みたいなツイートをしたり、記事質が高いブロガーに直接連絡したりするイメージです。
僕自身、本ブログをの問い合わせフォームから案件を受注した経験があります。
WebライターがSNSやブログを活用するメリットは、一度フォロワーやアクセスが伸びれば安定的に案件を獲得できること。勝手に依頼が集まるため、営業活動をしなくても仕事に困らなくなります。
SNSやブログは、24時間365日働く営業マンのようなものです。あなたが寝ているときも遊んでいるときも、発信内容を見た企業担当者にアピールしてくれます。
特に、ブログは営業時のポートフォリオにもなるので、Webライターの方は必ず用意しておきましょう。
Webライターがブログを運営するべき理由について、詳しくは『実践してわかった!Webライター初心者にブログがおすすめな理由5選!』で解説しています。
⑤知人に仕事を紹介してもらう
5つ目は、知人に仕事を紹介してもらうことです。
メディア運営会社は、往々にしてWebライターが不足しがち。社内で募集が追いつかない場合、業務委託の編集者やWebライターに「知り合いで働ける人いませんか?」なんて相談することがあります。
つまり、知人に関係者がいれば、初心者でもWebライター案件をとるチャンスがあるわけです。
僕がメディア運営の仕事をするときは、知り合いに打診することから始めます。
知人を経由した仕事は、紹介者に恥をかかせられないのでプレッシャーはあるかもしれません。しかし、適当に扱われたりはしないので、継続案件や高単価案件につながりやすいでしょう。
Webライター案件の受注率を高めるコツ5つ
続いて、Webライター案件の受注率を高めるコツを紹介します。
Webライター案件の受注率を高めるコツ
- ブログ運営に力をいれる
- ポートフォリオを充実させる
- クライアント視点の営業文を書く
- 対応できる仕事の幅を広げる
- 得意分野をアピールする
1つずつ順番に解説します。
①ブログ運営に力をいれる
個人的に、1番大切なのはブログ運営に力をいれることだと考えています。
理由は、簡単にいうとブログ運営でWebライターに必要なスキルがほとんど身につくから。
正直、文章を書けるだけのWebライターは重宝されません。クライアントの目的はWebサイトで集客することなので、本当に求めているのは「サイト運営全般ができる人材」です。
「本とかで勉強すればいいのでは?」と考えるかもですが、自身のブログを伸ばすために全力で取り組んだ経験は別物です。Webライター案件で発揮できるパフォーマンスもまったく変わります。
つまり、ブログを伸ばした実績は、クライアントから高く評価されるということ。「この人にお願いすればサイト運営が成功するかも」と感じてもらえれば、自然に受注率は高まるでしょう。
僕がWebライター案件をしていたときも、ブログのおかげで仕事に困りませんでした。
ブログの立ち上げ方について、詳しくは『【初心者向け】WordPressブログの始め方をたったの3ステップで解説!』で解説しています。本気でWebライターで稼ぎたい方はぜひご覧ください。
②ポートフォリオを充実させる
Webライター案件の受注率を高めるうえで、ポートフォリオの充実度は重要です。
ポートフォリオとは?
あなたのスキルや実績、経験などをクライアントに伝えるための「作品集」のこと。
具体的に、Webライターの方はポートフォリオに下記内容を記載してください。
ポートフォリオの内容
- 自己紹介
- 経歴
- 実績
- サンプル記事
- 対応できること
- 希望の報酬単価
- 連絡先(メアドなど)
特に充実させたいのは「実績」の項目です。Webライターの本質的なスキルを伝えるのは簡単ではないので、クライアントを安心させるためには過去の獲得案件やブログでの実績を開示する必要があります。
実績がないと、「この人に任せて大丈夫かな?」と不信感を与えてしまいます。
Webライターのポートフォリオの作り方は『【受注率UP】Webライターのポートフォリオの作り方【提案文の例あり】』で解説しているので、さらに詳しく知りたい方はチェックしてみてください。
③クライアント視点の営業文を書く
Webライター案件を獲得するためには、クライアント視点の営業文を書くことが大切です。
理由は、営業文を読んだクライアントに「この人と仕事をしたい」と感じてもらうため。先ほど紹介したポートフォリオを充実させるのが前提ですが、加えて下記のような項目を意識しましょう。
営業文を書くポイント
- 結論から伝える
- わかりやすく伝える
- 相手のメリットを伝える
- 具体的な数値データを伝える
- 応募理由・意気込みを伝える
僕自身、元々はほとんど案件を取れないWebライターでしたが、営業文を変えるだけで受注率が30%アップしました。下記は、実際に使用していたフォーマットなので、ぜひ自由に利用してください。
営業文の例(コピペOK)
はじめまして。〇〇(あなたの名前)と申します。
ご依頼内容を拝見し、貴社の方針やスキルの合致性から応募させていただきます。
【プロフィール】
- 名前:
- 年齢:歳
- 居住地:
- 職業:
【実績】
- 私が過去に執筆した記事の実績は下記のとおりです。
[筋トレ 始め方]:URL(検索〇位)
[パーソナルジム おすすめ]:URL(検索〇位)
[ダイエットサプリ おすすめ]:URL(検索〇位) - 自身でも〇〇というブログを運営しており、実績は下記のとおりです。
URL:
運営年数:
アクセス数:
【サンプル記事】
今回のご依頼内容を拝見して、サンプル記事を用意させていただきました。
依頼いただいた際は同クオリティの記事を納品いたしますのでぜひご覧ください。
URL
【連絡先】
ご要望の場合、下記にてコミュニケーションを取ること可能です。
- メールアドレス:
- Twitter:
- Slack:
- ChatWork:
【意気込み】
これまでの経験をもとに、貴社の〇〇に全力で取り組ませていただきます。
依頼業務に留まらず、日々貴社とのコミュニケーションの中でご要望をくみ取り、私自身も成長しながら良質なメディアづくりに貢献させていただく所存です。
以上、何卒ご検討のほどをよろしくお願いいたします。
④対応できる仕事の幅を広げる
先述のとおり、文章を書けるだけのWebライターはクライアントから求められません。
なので、下記のようにさまざまなスキルを身につけて、受注できる仕事の幅を広げましょう。
身につけたいスキル
- SEOの知識
- 記事構成の作成
- キーワード選定
- キャッチコピー作成
- アイキャッチ画像作成
- …etc
スキルの幅を広げると、将来的には「編集者」や「ディレクター」など職業の幅も広がります。
高単価案件を取りやすくなるので、Webライター活動をしながら勉強するのを忘れないでください。
だからこそ、必要なことを学べるブログはWebライターとの相性がぴったりです。
③得意分野をアピールする
ポートフォリオや営業文では、自身の得意分野を絞ってアピールするのがおすすめです。
たまに「どんな記事でも書けます!」と主張する方がいますが、それではクライアントに刺さりません。「〇〇のエキスパートです!」と伝えたほうが、あなたの専門性を伝えやすいです。
Webライター案件では、「なんでも屋」より「専門家」が求められます。たくさんの応募者からクライアントが採用するのは数人なので、必然的にエキスパートが選ばれるわけです。
プロフィールに得意ジャンルを書いておけば、その分野での受注率を圧倒的に高められますよ。
以上、Webライター案件の獲得方法でした!
良質なWebライター案件を獲得するポイント5つ
続いて、良質なWebライター案件を獲得するポイントを紹介します。
良質なWebライター案件を獲得するポイント
- 評価・コメントを確認する
- 「勉強ができます」を避ける
- 個人ブロガーの依頼を避ける
- テストが無報酬の案件を避ける
- 文字単価0.3円以下の案件を避ける
1つずつ順番に解説します。
①評価・コメントを確認する
ほとんどのクラウドソーシングには、案件完了後に受注者・発注者が互いに評価する制度があります。
良質なクライアントと仕事をしたい方は、必ず応募するまえに評価・コメントを確認してください。悪質なクライアントには漏れなく低評価が付いているため、それだけで失敗を避けることが可能です。
僕自身、何回か高単価に釣られて低評価のクライアントと仕事をしましたが、例外なくトラブルが起きました。中には「高評価を付けろ」と指示する方や報酬を支払わない方もいましたね。
主観ですが、クラウドワークスなら星4つを下回るクライアントは危険なので注意してください。
②「勉強ができます」を避ける
下記のような応募文のクライアントは、漏れなくWebライターを低単価で買い叩きたいだけです。
「勉強ができます」系の案件
- 現役SEOコンサルの私が添削します
- Webライティングの練習になります
- 働きながらスキルを身につけられます
中には、そこから商材購入までしてくるクライアントも…
Webライティングの勉強をしたいなら、本や講座などを利用したほうが圧倒的に近道になりますよ。
ちなみに、Webライターにおすすめの勉強方法について、詳しく知りたい方は『【独学あり】実践してわかった!Webライターのおすすめ勉強方法5選!』をご覧ください。
③個人ブロガーの依頼を避ける
個人ブロガーの依頼も、基本的には避けてください。
おもな理由は下記のとおりです。
個人ブロガーの依頼を避けるべき理由
- 低単価案件が多い
- トラブルが起きやすい
- マニュアルが整備されていない
大半のブロガーは資金力がないので、低単価案件がほとんど。中にはマニュアルの質が低いどころか用意すらしていないクライアントもいるため、必然的にトラブルにも発展しやすいです。
全員が悪いわけではありませんが、基本的には企業のWebライター案件を受注しましょう。
④テストが無報酬の案件を避ける
Webライター案件は、基本的に「応募→テストライティング→本採用」の順で進行します。
良質なクライアントなら、テストからしっかりと報酬を支払ってくれます。しかし、中には極端にテストライティングの報酬が低かったり、まったくの無報酬で記事を書かせるクライアントも…
がっつり5,000字の記事を書かせてきたりするので、本当に悪質です。
クラウドワークスなどの大手クラウドソーシングでは、無報酬のテストライティングは禁止されています。とはいえ、悪質なクライアントは外部アプリで連絡したりと穴を突いてくるので注意してください。
⑤文字単価0.3円以下の案件を避ける
文字単価0.3円以下のWebライター案件は、基本的にすべて地雷と考えてOKです。
1記事5,000文字と仮定すると、文字単価0.3円ですら報酬は1,500円。時給換算にすると時給200〜300円になるため、あまりにもコストパフォーマンスが悪すぎます。
中には「初心者だから…」「自信がないから…」と、低単価で受注してしまう方もいるかもしれません。しかし、悪質なクライアントは遠慮なく『やりがい搾取』をしてくるので絶対に避けましょう。
初めてのWebライター案件でも、文字単価0.5円くらいは目指したいところです。
Webライター案件を獲得するときの注意点3つ
続いて、Webライター案件を獲得するときの注意点を紹介します。
Webライター案件を獲得するときの注意点
- 実績公開は確認をとる
- 直接契約はトラブルのもと
- 自分のキャパシティを理解する
1つずつ順番に解説します。
①実績公開は確認をとる
ポートフォリオに受注案件を実績として載せるときは、事前にクライアントの許可をとりましょう。
Webライター案件の契約では、ほとんどが「納品物の所有権・著作権はクライアントのもの」と定めます。たとえあなたの書いた記事コンテンツでも、勝手に掲載しては契約違反になるかもしれません。
また、中には外注していることを公開したくないクライアントも。無断掲載=相手のブランディングを傷つけることにつながるため、それまで培ってきた信頼関係を損なうかもしれません。
そのため、事前にクライアントに掲載方法や内容を伝えて、問題ないかチェックしてください。
②直接契約はトラブルのもと
直接契約とは、クラウドソーシングなどを介さずに受注者と発注者が契約すること。仲介手数料を取られないので報酬を高められますが、それが原因でトラブルが発生することがあります。
トラブル内容としては、
- 報酬の支払い遅延
- 契約の一方的な変更
- 設定していた報酬の減額
- …
など、挙げればキリがありません。
僕自身、報酬未払いのクライアントに飛ばれた経験は数知れません。
残念ながら報酬未払いなどは解決が難しく、泣き寝入りする方がほとんどです。事前に業務委託契約書を交わすのは前提として、あとはクライアントの「人柄」から信頼できるか見極めましょう。
③自分のキャパシティを理解する
初心者Webライターのあるあるに「処理しきれない案件を抱えてしまう」ことが挙げられます。
最初から「1記事あたり何時間で書けるか」「1ヶ月に何時間を稼働できるか」を考えられる方はあまりいません。結果、自分のキャパシティを理解しないまま、案件を取れるだけ取ってしまうわけです。
キャパシティを超えて仕事を取ると、体力的に消耗したり納品物が低クオリティになったりします。総合的に悪いことしかないので、最初はやや抑えめくらいの案件数で営業をかけましょう。
余裕があれば、少しずつ獲得案件を増やすイメージです。
Webライター案件の獲得方法に関するよくある質問
最後に、Webライター案件の獲得方法に関するよくある質問に回答します。
①初心者でもWebライター案件は獲得できるの?
最初は文字単価0.5円くらいからですが、初心者でもWebライター案件は獲得できます。
低単価案件の中には「Webライターを育てて、安く高品質な記事を書いてもらおう」と考えているクライアントもいるので、自身のスキルアップのために有効活用するのがおすすめです。
②なかなかWebライター案件で採用されないときは?
まずは、自身のWebライターとしてのスキルを見直してみてください。
頑張って勉強したつもりでも、案件を獲得できるレベルに達していないWebライターは多いです。そんな状態で営業ばかりしていても、誰からも採用されずに身体的・精神的に消耗するでしょう。
特に独学でありがちな問題なので、悩んだらWebライター講座を受講するのがおすすめです。
最近では、案件紹介までしてくれる講座がほとんどですよ!
>>現役講師が厳選!おすすめWebライタースクール・講座7選を徹底比較!
③Webライター案件のクライアントが悪質だったときは?
仕事をするのもしんどいなら、できる限りはやく逃げ出してしまいましょう。
「1回受注したら責任を持たないと」といった意見もわかりますが、それはまともなクライアントの場合です。悪質なクライアントはあなたから搾取するだけなので、真剣に取り合うだけ損をしますよ。
ただし、事前に契約書などを交わしているときは、違反しないか要チェックです。
まとめ:初心者でもWebライター案件は獲得できる!
今回は、現役スクール講師の僕が、Webライター案件の獲得方法を解説しました。
Webライター案件の獲得方法
- クラウドソーシングで営業する
- 副業・フリーランスエージェントで営業する
- 案件紹介のあるWebライター講座を利用する
- ブログやSNSを経由して受注する
- 知人に仕事を紹介してもらう
Webライターになりたての頃は、誰でも仕事を取れずに苦労するものです。
しかし、本記事で紹介したコツやポイントを押さえれば、初心者でも安定的に案件を獲得可能。将来的には高単価案件を取れるWebライターも目指せるので、くり返し読んで実践してくださいね。
今回は以上です。