この記事で解決できる悩み
- Webライターとは?ブロガーとは?
- Webライターとブロガーの違いは?
- Webライター・ブロガーがおすすめな人は?
- Webライター・ブロガーを兼業するのはアリ?
- 1番簡単なWebライター・ブロガーの始め方は?
本記事の信頼性
当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、WebマーケティングやWebライティング、ブログ運営のノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
「Webライター」と「ブロガー」は、どちらも読者に文章コンテンツを届ける仕事です。未経験者でも稼げるため、はじめて副業に挑戦する方や将来フリーランスを目指している方から人気を集めています。
しかし、どちらも同じような性質をもつだけに、「Webライターとブロガーの違いは?」「どっちがおすすめなの?」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Webライターとブロガーの違いをわかりやすく解説します。「両方の向き不向きは?」「兼業するのはアリ?」「始め方は?」といった関連疑問も解消するので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは本題にはいります。
Webライターとは?ブロガーとは?
最初に、Webライターとブロガーはどんな仕事なのか簡単に解説します。
すでにご存知の方は、読み飛ばしてOKです。
①Webライターとは?
Webライターとは、おもにクライアントの運営サイトに掲載される記事を書く仕事です。指定されたキーワードや目次に沿いながら執筆して、良質なコンテンツでクライアントの集客を加速させます。
「キーワード」とは、[Webライター ブロガー 違い]みたいな検索語句のことです!
報酬は、1文字〇〇円といった「文字単価制」が採用されることがほとんど。初心者は文字単価0.5円くらいからスタートしますが、ベテランになれば1文字3.0円、5.0円と伸ばすことが可能です。
参考例として、初心者とベテランが1記事(5,000字)を書いたときの報酬をシミュレーションしました。
Webライターの報酬例
- 初心者の場合
5,000字×0.5円=2,500円 - ベテランの場合
5,000字×5.0円=25,000円
月30本を執筆した場合、70万円近くの収入格差ができる計算ですね。
Webライター初心者は、クラウドワークスなどの案件マッチングサイトで仕事を探します。無料で登録できるので、具体的にどんな仕事があるのか気になる方はチェックしてみてください。
>>Webライターとは?仕事内容や収入、必要なスキルをわかりやすく解説!
②ブロガーとは?
ブロガーとは、その名のとおり「ブログを書いている人」のこと。本来は日記・趣味でブログを書いている人々も含まれますが、本記事では便宜上「収益化を目的にブログを書いている人」と定義します。
一般的なブロガーの収入源は『アフィリエイト』です。
たとえば、あなたがGoogleで[ポケットWi-Fi おすすめ]と検索したとしましょう。
記事からサービスに申し込むと、サイト運営者に一定の報酬が支払われるわけです。
ブロガーの収入は、人によって大きな差があります。まったく稼げていないブロガーもいれば、僕みたいな月100万円くらいのブロガー、さらには月1,000万円を超えるブロガーまでさまざまです。
>>ブログ収入を稼ぐ仕組みは?収益化する7つの方法を初心者向けに解説!
Webライターとブロガーの違い7つ
それでは、Webライターとブロガーの違いをチェックしましょう。
まずは下記の比較表からご覧ください。
Webライターとブロガーの違い
項目 | Webライター | ブロガー |
---|---|---|
仕事内容 | ライティング | サイト運営全般 (ライティングを含む) |
執筆記事 | 指示された記事 | 自分の好きな記事 |
最終目標 | 企業の売上アップ | 広告主の売上アップ |
収入源 | クライアント | 広告主 |
収入条件 | 文字単価 | 成果報酬 |
資産性 | 低い | 高い |
即金性 | 高い | 低い |
各項目について、それぞれ詳しく解説します。
①仕事内容
Webライターのおもな仕事内容は「ライティング」です。アイキャッチの作成など周辺業務を担当することもありますが、基本的にはライティングスキルさえあれば案件を取って稼げます。
対して、ブロガーの仕事内容はライティングも含む「サイト運営全般」です。アクセスデータを分析したり改善策を実施しなくてはならないため、やることの範囲はWebライターより広いといえるでしょう。
②執筆記事
Webライターは、クライアントから指定されたキーワードや構成に沿って記事を書きます。ほとんどの案件にはマニュアルも用意されているため、初心者でも良質なコンテンツを納品しやすいです。
一方で、ブロガーは自分の好きな記事を自由に書けます。一見するとメリットですが、0からひとりでコンテンツ制作をしなければならず、初心者にとっては難易度が高い一面もあるでしょう。
③最終目標
Webライターの最終目標は、おもに企業(依頼者)の売上を高めることです。良質なコンテンツで集客に貢献すれば、自ずと高単価案件や継続依頼をもらえるようになります。
対して、ブロガーは広告主の商品・サービスの売上を高めます。売上を伸ばしたぶんブロガーの報酬もアップするため、広告主とブロガーでWin-Winの関係をつくるのが目標といえるでしょう。
④収入源
Webライターの収入源は、記事作成を依頼した「クライアント」です。クライアントの指示どおりに求められるコンテンツを納品すれば、その対価として報酬が支払われます。
一方で、ブロガーの収入源は「広告主」です。ブログに設置した広告リンクから商品・サービスに申し込まれたときに、報酬として商品・サービス価格の一定の割合を受け取れます。
⑤収入条件
Webライターの収入条件は、1文字〇〇円とする「文字単価」で定められていることがほとんどです。たまに1記事〇〇円とする「記事単価」の案件もあり、書けば書くほど稼げる仕組みになっています。
Webライターの報酬単価について、詳しくは『Webライターの文字単価の相場は?スクール講師が厳しい現実を暴露!』をご覧ください。
対して、ブロガーの収入条件は商品・サービスが申し込まれたときに報酬を受け取れる「成果報酬型」です。たくさん売れば大きく稼げますが、売れなければ1円も稼げないシビアな仕組みといえるでしょう。
⑥資産性
Webライターの仕事は、働いたぶんの報酬を受け取る「労働収入」です。働けば働くほど収入を伸ばせますが、逆にいえば働かなければ稼げない”資産性のない仕事”になります。
一方で、ブロガーの仕事は、過去に書いた記事がお金を産み続ける「自動収入」です。うまく伸ばせば1日10分の労働で月100万円を稼げたりするため、”資産性の高い仕事”といえるでしょう。
⑦即金性
Webライターは、クライアントに記事を納品すれば当月末〜翌月末に報酬が振り込まれます。労働がすぐにお金になるため、即金性の高さが大きな魅力です。
対して、ブロガーは収益化まで時間のかかる仕事になります。ブログを伸ばすまでに最低でも3〜6ヶ月は必要で、モチベーションを保てなければ途中で挫折してしまうかもしれません。
以上、Webライターとブロガーの違いでした!
Webライター・ブロガーに向いている人の特徴
ここまでの内容をもとに、Webライター・ブロガーに向いている人の特徴をそれぞれまとめました。
①Webライターに向いている人の特徴
Webライターに向いている人の特徴は下記のとおりです。
Webライターに向いている人の特徴
- 指示に従って仕事をしたい
- すぐに報酬を受け取りたい
- 働いたぶんの報酬を受け取りたい
Webライターの向き不向きについて、詳しくは『こんな人はやめとけ!Webライターに向いていない人の特徴7選!』でも解説しています。
②ブロガーに向いている人の特徴
ブロガーに向いている人の特徴は下記のとおりです。
ブロガーに向いている人の特徴
- 自由に好きな記事を書きたい
- お金を産み続ける資産がほしい
- 月100万〜1,000万円を目指したい
ブロガーの向き不向きについて、詳しくは『知らなきゃ損するブログに向いている人・向いていない人の特徴20選!』でも紹介しています。
Webライター・ブロガーは兼業するのがおすすめ!
Webライターとブロガーの違いや向き不向きを解説しましたが、個人的には兼業するのがおすすめです。
①Webライターで学んだことはブログに活きる
Webライターは、メディア運営歴の長いクライアントと仕事をします。書いた記事にコメントをもらえるため、プロの客観的なアドバイスをもらいながら「高品質な記事の作り方」を学習可能です。
もちろん報酬も受け取れるので、まさに”稼ぎながら学ぶ”が実現します!
Webライター活動で盗んだノウハウは、そのまま自身のブログ運営に活かせます。良質な記事をたくさん投稿することで、読者からのアクセス数を増やしたり収益を伸ばしたりしやすいでしょう。
②ブログが伸びるとWebライター単価が上がる
そして、ブログのアクセス数や収益を伸ばせると、自然とWebライターの報酬単価も高まります。
Webライターにとって、ブログは最高のポートフォリオです。自身のスキルを伝えるのにぴったりなので、営業先から「この人なら安心」「少し高くても依頼したい」と感じてもらえるでしょう。
Webライター初心者のポートフォリオの作り方について、詳しくは『【受注率UP】Webライターのポートフォリオの作り方【提案文の例あり】』で解説しています。
また、ブログで身につけた”メディア運営のノウハウ”も、そのままWebライター活動に活かせます。
Webライター×ブロガーを兼業すると、それぞれの獲得スキルで相乗効果を生み出すことが可能です。結果的に両方の成果が伸びやすくなるため、どちらかに絞るよりも最短ルートで稼げるでしょう。
【体験談】Webライター・ブロガーを兼業した結果
実際に、この記事を書いている僕自身、もともとはWebライター×ブロガーを兼業していました。
ほぼ同時に活動をスタートしたところ、まず最初に伸ばせたのがブログです。運営数ヶ月で月50,000円を達成するなど、他の初心者ブロガーより圧倒的にはやいペースで成果を出せました。
その後、ブログ実績をポートフォリオに営業をかけたところ、Webライターの報酬単価も爆増。最初は文字単価0.5円くらいで消耗していましたが、一気に1文字2〜3円の仕事を取れるようになりました。
副業サラリーマンだった僕は、両方が伸びたのをきっかけにフリーランス独立。ブログ収益が月100万円を超えた時点でブログに注力して、今ではプロブロガーとして活動しています。
1年程度でこれだけの経歴ができたのも、2つの仕事を兼業したおかげです。
Webライターがブログをもつべき理由は『実践してわかった!Webライター初心者にブログがおすすめな理由5選!』でも解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
1番簡単なWebライター・ブロガーの始め方3ステップ
ここからは、Webライター・ブロガーの始め方をそれぞれ解説します。
とりあえず両方に挑戦してみて、生み出せるスキルの相乗効果を体感してみてくださいね!
①Webライターの始め方
Webライターの始め方は、大きく分けて3ステップです。
Webライターの始め方
- パソコンなどを用意する
- 本や講座でスキルを身につける
- クラウドソーシングで案件をとる
それぞれの内容を、順番に解説します。
詳しく知りたい方は『【初心者向け】Webライターの副業の始め方【現役スクール講師が解説】』をチェックしてみてくださいね。
1.パソコンなどを用意する
まずは、下記のスペックを満たしたノートパソコンを用意しましょう。
パソコンに必要なスペック
項目 | スペック |
---|---|
OS | Mac or Windows |
CPU | Intel:Core i5以上 AMD:Ryzen5以上 |
メモリ | 8GB以上(できれば16GB) |
SSD容量 | 256GB以上 |
画面サイズ | 14インチ以上 |
悩んだらMacBook Airを購入すれば間違いありません。僕自身も利用していますが、Webライター・ブロガーの両活動で困ったことはないので、ぜひチェックしてみてください。
その他、Webライターにおすすめのパソコンは『現役スクール講師が厳選!Webライターにおすすめのパソコン5選!』で紹介しています。
2.本や講座でスキルを身につける
作業環境の準備ができたら、Webライターに必要なスキルを身につけます。
勉強方法はたくさんありますが、初心者はWebライター講座を利用するのがおすすめです。プロの指導で実践的なスキルを身につけて、卒業後は案件紹介でスムーズに活動をスタートできます。
特に初心者に人気のあるWebライター講座を下記にてまとめました。
有名なWebライター講座
- Writing Hacks
※一流の講師監修!手厚い記事添削でプロスキル習得! - web+(ウェブタス)
※手厚いサポートあり!卒業後は実案件を優先的に紹介! - たのまな Webライティング講座
※案件獲得に強い資格を取れる!コスパの高さが魅力的!
その他、おすすめのWebライター講座は『現役講師が厳選!おすすめWebライタースクール・講座7選を徹底比較!』で紹介しています。無料説明会や資料請求を活用して、情報を集めることも可能ですよ。
「お金をかけずに独学したい!」という方は『【独学あり】実践してわかった!Webライターのおすすめ勉強方法5選!』をご覧ください。
3.クラウドソーシングで案件をとる
基本的なスキルを身につけたら、クラウドソーシングで案件を取りましょう。
サービス内容は運営会社によって異なりますが、初心者は下記の3社に登録すれば間違いありません。
有名なクラウドソーシング
- CrowdWorks(クラウドワークス)
※国内最大手。案件の豊富さが魅力。 - Anycrew(エニィクルー)
※人脈を見える化。繋がりで案件受注。 - Craudia(クラウディア)
※安全性が強み。信頼で選ぶならここ。
その他、Webライターにおすすめのクラウドソーシングは『Webライター初心者向け!おすすめのクラウドソーシング6選【2024年11月】』で紹介しています。
案件獲得の一連のフローを知りたい方は、『Webライター案件の獲得方法は?初心者が受注率を高めるコツを解説!』をチェックしましょう。
②ブロガーの始め方
続いて、ブロガーの始め方を解説します。
ブロガーの始め方
- ブログを開設する
- ASPに登録する
- 記事を書く
全体の流れについて、詳しく知りたい方は『ブログの始め方を完全攻略!初心者が稼ぐまでの手順7つをプロが解説!』をご覧ください!
それぞれの内容を、順番に解説します。
1.ブログを開設する
まずは、自分用のブログを開設しましょう。
ポイントは、有料(月1,000円程度)のブログ作成サービス「WordPress」を利用することです。
WordPressを利用すべき理由
- デザイン性が高い
- 独自ドメインが使える
- 自由に広告を掲載できる
- 検索上位に表示しやすい
- 機能をカスタマイズできる
- …etc
はてなブログのような「無料ブログ」で収益化するのは不可能に近いです。
WordPressでブログを開設する方法について、詳しくは『【初心者向け】WordPressブログの始め方をたったの3ステップで解説!』をご覧ください。画像付きでわかりやすく解説しています。
2.ASPに登録する
ブログの準備ができたら、ASPに登録しましょう。
ASPにはたくさんの種類がありますが、初心者の方は最低でも下記の5社に登録しておいてください。
初心者ブロガーのおすすめASP5選
- もしもアフィリエイト(審査なし)
※サポート◎ここだけの案件が豊富! - A8.net(審査なし)
※国内最大手!広告を比較しやすい! - afb(アフィb)
※女性向けに強い!報酬に消費税+! - アクセストレード
※転職に強い!セルフバックが豊富! - バリューコマース
※物販に強い!Yahoo!系の案件あり!
その他、おすすめのASPは『【比較一覧】初心者におすすめのアフィリエイトASP18選【審査なし】』で紹介しています。
3.記事を書く
ASPに登録したら、いよいよ最初の記事を書いてみます。
ブログ記事の書き方は、大きく分けて5ステップです。
ブログ記事の書き方
- キーワード選定
- 記事構成の作成
- 記事執筆
- 記事装飾
- 記事公開
詳しくは『【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【文章力向上】』で解説しています。Webライターの仕事でも活かせるので、興味のある方はぜひご覧ください。
以上、Webライター・ブロガーの始め方でした!
まとめ:Webライター・ブロガーはどっちもおすすめ!
今回は、Webライターとブロガーの違いや向き不向き、それぞれの始め方を解説しました。
Webライターとブロガーの違い
項目 | Webライター | ブロガー |
---|---|---|
仕事内容 | ライティング | サイト運営全般 (ライティングを含む) |
執筆記事 | 指示された記事 | 自分の好きな記事 |
最終目標 | 企業の売上アップ | 広告主の売上アップ |
収入源 | クライアント | 広告主 |
収入条件 | 文字単価 | 成果報酬 |
資産性 | 低い | 高い |
即金性 | 高い | 低い |
Webライターとブロガーは、どっちもおすすめの仕事です。片方で獲得したスキルをもう片方で活かせる「相乗効果」もあるため、ぜひ同時並行で取り組んでみてくださいね。
今回は以上です。