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当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、WebマーケティングやWebライティング、ブログ運営のノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
読者に刺さる文章を綴る『Webライター』という仕事。パソコンとインターネット環境があれば働ける自由さもあり、副業・フリーランスの活動をしたい方から人気を集めています。
しかし、なんとなく文章を書く仕事だとはわかっても、「具体的な仕事内容は?」「どんなスキルが必要なの?」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、現役スクール講師の僕がWebライターの仕事内容をまとめました。収入相場や必要なスキル、始め方などもまとめたので、最後まで読めばWebライターについて理解を深められますよ。
それでは本題にはいります。
※Webライターの副業の始め方を知りたい方は『【初心者向け】Webライターの副業の始め方【現役スクール講師が解説】』をご覧ください。始め方〜稼ぎ方までわかりやすく解説しています。
Webライターとは?
Webライターとは、クライアントから依頼を受けて、Webサイトに掲載する文章を書く人のことです。
新聞や雑誌の文章を書くライターとは異なり、インターネット上ならではのスキルが求められるのが特徴。パソコンやスマホで読みやすい記事を書いたり、アクセス数を増やすノウハウが求められます。
本来であれば、執筆対象はニュース・コラム・メールマガジンなどさまざまです。しかし、最近はブログから集客するクライアントが多く、「Webライター=依頼されたブログ記事を書く人」となっています。
本記事では、クライアントのブログ記事を書くWebライターについて解説します!
Webライターの仕事内容
それでは、具体的なWebライターの仕事内容を見ていきましょう。
「作業内容」と「作業フロー」の2つに分けて解説します。
①Webライターの作業内容
Webライターは、パソコンひとつでクライアントの指示に従いながら記事を制作します。
具体的な作業内容を表でまとめました。
Webライターの作業内容
作業名 | 作業内容 | 関連記事 |
---|---|---|
記事執筆 | 記事を書く | 記事の書き方 |
記事構成の作成 | 記事の見出し(目次)を決める | 記事構成の作り方 |
キーワード選定 | 読者の検索語句を想定する | キーワード選定のやり方 |
画像選定・記事装飾 | 記事全体の見た目を整える | おすすめフリー素材サイト |
アイキャッチ画像作成 | 記事冒頭の画像をデザインする | アイキャッチ画像の作り方 |
実際の作業内容は案件によりますが、上記ができれば一流のWebライターになれます。
②Webライターの作業フロー
Webライター案件を獲得すると、下記のフローで作業を進めます。
Webライターの作業フロー
- キーワード選定
読者の検索語句を想定して、記事の「テーマ」を決める - 記事構成の作成
見出し(目次)を設定して、記事の骨組みを決める - 記事執筆
入念にリサーチしながら、わかりやすい記事を書く - 画像選定・記事装飾
記事内に挿入する画像を選んだり、マーカーなどで装飾する - アイキャッチ画像作成
文字入れなどの編集をして、記事冒頭に表示する画像を設定する
記事構成の作成後&アイキャッチ画像の作成後に、クライアントの確認がはいります!
高品質な記事を納品するためには、本やネットで調べる「リサーチ力」や記事をGoogle検索で上位表示する「SEO力」が必要。文章を書くだけと思いきや、意外にも奥が深い仕事といえるでしょう。
Webライターの収入相場
一般的に、Webライターは1文字〇〇円の「文字単価」で報酬を受け取ります。
文字単価2円の案件で5,000字を書いたら、10,000円の報酬が支払われるわけです。
ここでは、Webライターの文字単価や年収相場をチェックしましょう。
①Webライターの文字単価
文字単価は、Webライターの「レベル感」によって異なります。
Webライターの文字単価の相場
文字単価 | レベル感 | カテゴリー |
---|---|---|
〜0.3円 | 絶対に避けよう | 超低単価 |
0.4〜1.0円 | 初心者向け | 低単価 |
1.1〜2.0円 | 中級者向け | 中単価 |
2.1〜3.0円 | 上級者向け | 高単価 |
3.1円〜 | 専門家向け | 超高単価 |
中には、文字単価〜0.3円でWebライターを消耗させる悪質なクライアントもいるため要注意。初心者の方は、文字単価0.4円くらいから徐々にステップアップするのが一般的です。
正直、最初はあまり稼げませんが、文字単価を高めれば月100万円も目指せます!
Webライターの文字単価について、詳しくは『Webライターの文字単価の相場は?スクール講師が厳しい現実を暴露!』をご覧ください。
②Webライターの平均年収
以前、僕は副業・フリーランスのWebライター300名に、年収に関するアンケートを実施しました。
そこでわかった平均年収は下記のとおりです。
Webライターの平均年収
- 副業:平均113.5万円
- フリーランス:平均408万円
会社員のWebライターは明確なデータはありませんが、年収400〜500万円と言われています。
令和3年分 民間給与実態統計調査によると、日本人全体の平均年収は433万円です。そのため、Webライターの年収は、会社員・フリーランスともに「普通or平均よりやや低め」といえるでしょう。
ただし、副業・フリーランスは個人差が大きくあります。
Webライターの平均年収について、詳しくは『【衝撃】Webライターの平均年収は?300名のアンケート結果を公開!』をご覧ください。
Webライターの仕事に必要なスキル7つ
Webライターの仕事に必要なスキルはおもに5つあります。
Webライターの仕事に必要なスキル
- 基本的なPCスキル
- 読みやすい文章術
- SEOライティングの知識
- 情報を集めるリサーチ力
- 営業力・提案力・交渉力
- 基本的な画像編集をする力
- 円滑なコミュニケーション力
1つずつ順番に解説します。
①基本的なPCスキル
Webライターの仕事をするなら、基本的なPCスキルがなくてはなりません。
特に、下記のようなツールはよく利用します。
Webライターの利用ツール
- Word
- Excel
- Googleドキュメント
- Googleスプレッドシート
- ChatWork&Slack(連絡用)
可能であれば「ブラインドタッチ」など、タイピング速度を高める練習もしておきたいところ。Webライターは文字単価制なので、短時間でたくさん書けたほうが効率的に稼げますよ。
②読みやすい文章術
Webライターには、読みやすい&わかりやすい文章術が必要です。逆に、新聞のような小難しい表現や、小説のような独特の表現が求められるシーンはほとんどありません。
書いた記事は、老若男女問わずたくさんの人が読むことが前提になります。わかりにくい文章ではクライアントの最終目標の「集客」に貢献できないため、小学生が読んでも理解できる書き方をしましょう。
③SEOライティングの知識
SEO(Search Engine Optimization)とは、簡単にいうと記事をGoogle検索で上位表示させる施策のこと。大量のアクセスを集めるためには、SEOに特化したライティングスキルが求められます。
先述のとおり、クライアントは「集客」を目的にサイト運営をしていることがほとんど。高単価案件になるほど高度なSEOライティングの知識が必要なので、稼ぎたい方はしっかり勉強しておきましょう。
ちなみに、最速でスキルアップできる勉強方法について、詳しくは『【独学あり】実践してわかった!Webライターのおすすめ勉強方法5選!』をご覧ください。
【独学あり】実践してわかった!Webライターのおすすめ勉強方法5選!
④情報を集めるリサーチ力
Webライターは、正確かつ深みのある情報を記事にまとめる必要があります。自身の知識だけでは足りない場合、本やネット検索などを活用しながら徹底的にリサーチしなくてはなりません。
注意点として、他記事の内容を丸パクリするのはNGです。クライアントの信頼性を損なうほか、場合によっては法的問題に発展するため、モラルの高さも必要な素養といえるでしょう。
⑤営業力・提案力・交渉力
Webライターが効率的に稼ぐためには、案件ごとの売上を最大化する必要があります。
そのために必要なのが、下記の3つのスキルです。
案件の売上を最大化するスキル
- 営業力
自身のスキルをアピールする能力 - 提案力
依頼者のためになる提案をする能力 - 交渉力
文字単価や仕事内容を交渉する能力
「営業力」があれば、最初から高単価案件を取りやすくなります。そして、契約後に「提案力」を発揮して自身の価値を認めてもらえれば、「交渉力」により報酬単価を高めてもらえるでしょう。
⑥基本的な画像編集をする力
先述のとおり、Webライターの仕事内容には画像選定・編集作業が含まれます。
1番よくあるのは記事冒頭に挿入する「アイキャッチ画像」の作成依頼。画像に文字入れをするだけの簡単なものから、その記事専用の画像制作など難しいものまで幅があります。
最低でも、無料ツールのCanva(キャンバ)の使い方だけは覚えておくのがおすすめ。高度な画像編集はデザイナーが担当することが多く、Webライターは基本的なスキルがあればOKです。
高度な画像編集スキルがあると便利ですが、とりあえずは後回しにしてください。
⑦円滑なコミュニケーション力
Webライターは、常にクライアントと関わる仕事です。高く評価されるためには、的確にクライアントの意図を汲み取り、円滑に仕事を進めるコミュニケーション力が求められます。
どんなにスキルが優秀でも、コミュニケーションに難があるWebライターに仕事は集まりません。
そのため、たとえば丁寧な言葉遣いで対応したり、チャットを爆速で返信したり、クライアントの意図を先回りしたりと、「この人と仕事をしたい」と思われる関わり方を意識してください。
以上、Webライターに必要なスキルでした!
Webライターの仕事を始める方法5ステップ
続いて、Webライターの仕事を始める方法を見ていきましょう。
Webライターの仕事を始める方法
- 周辺環境を整える
- 自分のブログを開設する
- 必要なスキルを習得する
- ポートフォリオを用意する
- クラウドソーシングに登録する
1つずつ順番に解説します。
①周辺環境を整える
まずは、Webライターの仕事をするための周辺環境を整えましょう。
最低でも、下記スペックを満たしたパソコンとインターネット環境は必要です。
必要なパソコンのスペック
項目 | スペック |
---|---|
OS | Mac or Windows |
CPU | Intel:Core i5以上 AMD:Ryzen5以上 |
メモリ | 8GB以上(できれば16GB) |
SSD容量 | 256GB以上 |
画面サイズ | 14インチ以上 |
特におすすめのパソコンは、僕自身も利用している「MacBook Air」です。必要なスペックはすべて満たしている&美しいディスプレイが搭載されていて、快適なWebライターの仕事ができますよ。
その他、Webライターにおすすめのパソコンは『現役スクール講師が厳選!Webライターにおすすめのパソコン5選!』でまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください。
②自分のブログを開設する
次に、クライアントに営業するときのポートフォリオとして、自身のブログを用意しましょう。
良質な記事をたくさん投稿すれば、それを見たクライアントに安心感を与えられます。さらに、うまく伸ばせば収益化もできるため、Webライターとは別の「お金のなる木」を作ることが可能です。
実際に、僕はWebライターの仕事をするのと同時に、本ブログを運営していました。
今ではブログ収入がWebライター収入を上回り、専業ブロガーとして活動しています。
注意点として、アメブロのような「無料ブログ」ではなく、有料の「WordPress」を利用してください。
WordPressは、SEOに強いうえにデザインや広告配置の自由度が高く、圧倒的に収益化に向いています。Webライター案件のクライアントもほとんどが利用しており、営業時の実績づくりにぴったりです。
最短&最速でWordPressブログを開設する方法について、詳しくは『【初心者向け】WordPressブログの始め方をたったの3ステップで解説!』で紹介しています。
WordPressブログの始め方!500円割引の開設方法を解説【初心者向け】
③必要なスキルを習得する
続いて、Webライターの仕事に求められるスキルを習得します。
本や動画などさまざまな勉強方法がありますが、おすすめはWebライター講座を利用することです。プロ講師の指導を受けながら実践的なスキルを身につけて、学習後は案件紹介までしてもらえます。
独学する自信があるなら、本や動画でもOKです。ただし、質問できる環境や高め合える仲間がほしい方が独学すると、モチベーションを保てず挫折する可能性が高いでしょう。
初心者に人気のあるWebライター講座を下記にてまとめました。
有名なWebライター講座
- Writing Hacks
※一流の講師監修!手厚い記事添削でプロスキル習得! - web+(ウェブタス)
※手厚いサポートあり!卒業後は実案件を優先的に紹介! - たのまな Webライティング講座
※案件獲得に強い資格を取れる!コスパの高さが魅力的!
その他、おすすめの講座は『現役講師が厳選!おすすめWebライタースクール・講座7選を徹底比較!』で紹介しているので、無料説明会・資料請求などで情報を集めてみてください。
現役講師が厳選!おすすめWebライタースクール・講座10選を徹底比較!
④ポートフォリオを用意する
続いて、クライアントに営業するときのポートフォリオを用意しましょう。
具体的には、先ほど用意したブログに自身のスキル・実績をまとめたページを用意したり、クライアントに営業をするときの「提案文」のテンプレートを用意したりしてください。
高品質なポートフォリオには、案件の受注率を高める力があります!
Webライターのポートフォリオの作り方について、詳しくは『【受注率UP】Webライターのポートフォリオの作り方【提案文の例あり】』で紹介しています。
⑤クラウドソーシングに登録する
最後に、クラウドソーシングに登録して、掲載されたWebライター案件に応募してみましょう。
Webライター初心者におすすめのクラウドソーシングは下記のとおりです。
有名なクラウドソーシング
- CrowdWorks(クラウドワークス)
※国内最大手。案件の豊富さが魅力。 - Anycrew(エニィクルー)
※人脈を見える化。繋がりで案件受注。 - Craudia(クラウディア)
※安全性が強み。信頼で選ぶならここ。
その他、おすすめのクラウドソーシングは『Webライター初心者向け!おすすめのクラウドソーシング6選【2024年11月】』で紹介しているので、上記の3社で物足りない方はぜひご覧ください。
以上、Webライターになる方法でした!
Webライターの仕事を始めるメリット5つ
続いて、Webライターの仕事を始めるメリット・デメリットを見ていきましょう。
まずはメリットからです。
Webライターの仕事を始めるメリット
- 未経験から始めやすい
- 時間・場所に縛られない
- 人間関係の悩みがなくなる
- 自分の知らない世界を知れる
- 努力次第で文字単価を高められる
1つずつ順番に解説します。
①未経験から始めやすい
Webライターは、パソコンとインターネット環境さえあれば、誰でも気軽にチャレンジできます。仕事で扱うのも幼少期から慣れ親しんだ「日本語」なので、勉強すればすぐにスキルを習得可能です。
実際に、僕はもともと大手メーカーの調達職をしており、Webライターの仕事とは無縁でした。それでも数ヶ月でスキルを身につけて独立。今では文章だけで食べていけるようになっています。
②時間・場所に縛られない
先述のとおり、Webライターはパソコンとインターネット環境さえあれば活動できます。
それはつまり、この2つを用意できる場所なら、いつ・どこで働いてもOKということです。クライアントとの連絡もオンラインで済むので、打ち合わせに出かけたりすることもありません。
実際に、僕は完全在宅のWebライターとして活動していました。気分しだいでカフェで作業をしたり、フラッと旅行に出かけながら作業をしたり、自由気ままに仕事をできましたね。
未経験から完全在宅のWebライターを目指す方法は、『未経験から在宅Webライターになるには?月5万円→月20万円の稼ぎ方!』で解説しています。
時間・場所に縛られない点は、Webライターの最大の魅力といえるでしょう。
③人間関係の悩みがなくなる
人によっては、人間関係の悩みがなくなるのも嬉しいポイントでしょう。
Webライターは「個人業」なので、嫌な上司・先輩の顔色をうかがう必要はありません。高圧的なクライアントと出会っても、完全オンラインなら気負わずに対応できます。
どうしても関わりたくないクライアントとは、適当なタイミングで縁を切ればOKです。働く相手を選べるのもWebライターの強みになるため、人間関係のストレスがない環境をつくりましょう。
④自分の知らない世界を知れる
Webライターは、案件ごとにさまざまなジャンルの記事を執筆します。執筆時は入念なリサーチをするため、自然と自分の知らない世界の知見を深めることが可能です。
人生を豊かにするためには、知識の幅を広げること超重要。僕自身、観葉植物に関するサイトを運営するクライアントと出会ったことで、長い人生をとおして楽しめる趣味がひとつ増えました。
そのため、Webライターは「人生を楽しみたい」「新しい趣味がほしい」という方にもおすすめです。
逆に、あなたの詳しい分野なら、良質な記事を書いて報酬単価を高めやすくなります!
⑤努力次第で文字単価を高められる
先述の「Webライターの収入相場」で紹介したとおり、Webライターの報酬は1文字〇〇円の「文字単価」で決まります。初心者向けなら1文字0.4円〜1.0円、上級者向けなら1文字3.0円〜と幅広いです。
文字単価は、あなたの努力次第で高められます。最初は1文字0.5円の案件からスタート、それを実績に1文字1.0円の案件を獲得、またそれを実績に…と少しずつステップアップすることが可能です。
また、1つのクライアントに全力で貢献すると、単価アップの交渉もしやすくなります。相手に「高くても依頼したい」と感じてもらえれば、効率的にWebライター収入を高められるでしょう。
以上、Webライターの仕事を始めるメリットでした!
Webライターの仕事を始めるデメリット5つ
Webライターの仕事を始めるデメリットは下記のとおりです。
Webライターの仕事を始めるデメリット
- 最初はなかなか稼げない
- ライバルがたくさんいる
- 労働しないと収入は0円
- 悪質なクライアントがいる
- スケジュール管理がしんどい
1つずつ順番に解説します。
①最初はなかなか稼げない
Webライター初心者の中には、なかなか稼げずに絶望してしまう方がいます。
初案件の王道「文字単価0.5円」で5,000字の記事を書いた場合、納品後にもらえる報酬は2,500円です。初心者は執筆に時間がかかるため、時給換算すると500円くらいになってもおかしくありません。
少しずつ経験を積んで文字単価や執筆速度を高めれば、時給単位での報酬は5倍、10倍と跳ね上がります。しかし、稼げない期間を乗り換える覚悟がないと、現実と理想のギャップに苦しむでしょう。
②ライバルがたくさんいる
Webライターは気軽に始められる反面、同じ案件を奪い合うライバルがたくさんいます。単に文章を書けるだけのWebライターは飽和しつつあり、クライアント側の採用基準も厳しいです。
しかし、高いスキルを身につけたWebライターは少なく、しっかりと勉強すればチャンスはあります。地道な下積み期間を乗り越えれば、需要が高く、将来性のあるWebライターを目指せるでしょう。
将来性のあるWebライターになる方法について、詳しくは『Webライターは将来性あり!今後の需要をスクール講師が分析してみた!』をご覧ください。
③労働しないと収入は0円
Webライターは、働いたぶんの報酬を受け取る「労働収入」なので、働かなければ無収入になります。
たとえば、体調を崩して寝込んでしまうと、記事を書けないので報酬は0円です。他にも、その日の気分でサボったり遊びの予定を優先したりすると、それだけで稼ぐチャンスを逃すことになります。
プラス思考で考えれば、「書けば書くほど稼げる」ともいえます。
安定的な収入源を確保したい方は、Webライターと同時にブログに力をいれるのがおすすめ。ブログは過去に書いた記事が稼ぐ「自動収入」なので、うまく伸ばせば金銭的な不安がなくなるでしょう。
ちなみに、Webライターにブログがおすすめな理由について、詳しくは『実践してわかった!Webライター初心者にブログがおすすめな理由5選!』で解説しています。
④悪質なクライアントがいる
Webライターの仕事をしていると、たまに悪質なクライアントに消耗させられることがあります。
具体的に、僕が出会った悪質なクライアントは下記のとおりです。
僕が出会った悪質なクライアント
- 極端に低報酬で依頼してくる
- 納品後に報酬を支払ってくれない
- 契約後に追加で仕事をさせられる
- 記事の修正依頼が明らかに多すぎる
- 方針変更で記事のやり直しをさせられる
- …etc
すぐにフェードアウトすれば実害はありませんが、感情的に嫌な気持ちになることは否めません。気持ちよくWebライター活動をするためには、良質なクライアントを見極める力も必要でしょう。
⑤スケジュール管理がしんどい
Webライターは複数案件を同時に進めるため、細かくスケジュール管理をしなくてはなりません。
僕が副業案件を取りすぎたときは、本業以外の時間ほとんどを捧げていました。
「仕事を抑えればいいのでは?」と考えるかもですが、初心者が自身のキャパシティを把握するのは困難です。最初は大量の仕事で手が回らなくなる可能性が高いため、乗り越える覚悟をしておきましょう。
以上、Webライターの仕事を始めるデメリットでした。
その他、僕がWebライターの副業をしていたときに感じたツラさは『【断言】Webライターの副業は間違いなくキツいです【やってみた感想】』でまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください。
Webライターの仕事に向いている人の特徴5つ
続いて、Webライターの仕事に向いている人・向いていない人の特徴を見ていきましょう。
まずは向いている人の特徴からです。
Webライターの仕事に向いている人の特徴
- 文章の読み書きが好き
- 地道にコツコツ作業できる
- 自主性をもって行動できる
- 好奇心旺盛で学び続けられる
- セルフマネジメント力がある
1つずつ順番に解説します。
①文章の読み書きが好き
Webライターの仕事では、文章を読み書きする作業がどちらも発生します。記事を書くために必要な情報を集めるときは「読み」を、集めた情報をまとめるときは「書き」をするイメージです。
じっくり時間をかけて文章と触れ合う仕事なので、好きじゃないと続きません。逆に、日常的に本やブログ記事を読むのが好きな人は、Webライターとして適性があるといえるでしょう。
②地道にコツコツ作業できる
Webライターは、長時間パソコンに向かい合う仕事です。場合によっては10,000字を超える記事を書くこともあり、地道にコツコツ続ける「根気強さ」が求められます。
特に、初心者は案件の報酬単価も低く、モチベーションが上がりづらいかもしれません。それでも将来の単価アップを見据えて作業できる人は、かなりWebライターの仕事に向いているでしょう。
③自主性をもって行動できる
クライアントは、常に「自分の想像を超えてくれるWebライター」を求めています。指示やマニュアルに従うのは大前提ですが、加えてサイトを成功させるための「提案」をしてほしいからです。
良質な提案をするためには、常に自主性をもって考え、行動できなくてはなりません。自身の意識ひとつで変えられる部分なので、他のWebライターと差別化したい方はぜひ心がけてみてください。
④好奇心旺盛で学び続けられる
高品質な記事を書くためには、徹底的なリサーチが必要です。好奇心旺盛で新しい情報を集めるのが好きな人であれば、膨大なリサーチ業務も苦にならず深みのあるコンテンツをつくれるでしょう。
また、好奇心はWebライターとしてスキルアップするためにも重要です。時代によってWebライターに求められるノウハウは異なるため、常に最新情報を更新することで安定的に仕事をもらえます。
⑤セルフマネジメント力がある
セルフマネジメント力のあるWebライターは、クライアントから信頼されやすい傾向があります。納期通りに納品したり、計画的に作業を進めて高品質な記事を書いたりできるからです。
中には、単純なスキルだけでなく『人間性』に着目するクライアントも少なくありません。「この人なら安心」と感じてもらえるよう、常に自己管理をして仕事に取り組みたいですね。
以上、Webライターの仕事に向いている人の特徴でした!
Webライターの仕事に向いていない人の特徴5つ
Webライターの仕事に向いていない人の特徴は下記のとおりです。
Webライターの仕事に向いていない人の特徴
- 文章に苦手意識がある
- 地道な仕事はしたくない
- 指示通りにしか動けない
- 学習意欲・好奇心がない
- セルフマネジメント力がない
1つずつ順番に解説します。
①文章に苦手意識がある
先述のとおり、Webライターは常に文章と関わる仕事です。フリーランスともなると1日6〜10時間は文章の読み書きをすることになるため、苦手意識があると挫折する可能性が高いでしょう。
中には、「時間・場所に縛られない」といった『Webライターの働き方』に魅力を感じている方もいるかもしれません。しかし、継続できなくては意味がないので、あらためて自身の適性を見直してください。
②地道な仕事はしたくない
Webライターの仕事内容は、大きく分けて「リサーチ」と「ライティング」に分けられます。良質な記事を書くために頭は使いますが、作業そのものはワンパターンになりがちです。
実際に、僕の知り合いには「作業が地道すぎる」「集中力がもたない」と挫折する人もいます。Webライターは黙々とパソコン作業をする仕事なので、コツコツ作業できないと向いていません。
③指示通りにしか動けない
クライアントは、社内で文章を書く人材・リソースがないからこそ、Webライターに仕事を依頼しています。つまり、Webライターには「文章のプロフェッショナル」としての提案力が必要です。
正直、有益な提案をできるWebライターはほとんどいません。しかし、それに甘んじては優秀なWebライターに淘汰されるだけなので、本格的に稼ぎたいなら自主的に貢献する意識が必須でしょう。
④学習意欲・好奇心がない
先述のとおり、Webライターが記事を書くための情報をリサーチするためにも、最新のノウハウで良質な記事を書くためにも、学習意欲・好奇心は欠かせない存在です。
特に、Webライターは変化の激しい「SEO」を熟知しなくてはならず、勉強しなければ検索で上位表示できない記事を量産するだけ。最終的にクライアントに求められない可能性があります。
⑤セルフマネジメント力がない
Webライターの強みに「時間・場所に縛られない」ことが挙げられますが、それゆえにセルフマネジメントがおろそかになりがち。作業をサボったり納期を守れない方がたくさんいます。
そのような意識は、短期的には問題なくても、長期的にはクライアントの信頼を失うものです。信頼を蓄積できないとすぐに契約を切られて、誰でもできる低単価案件で消耗することになるでしょう。
以上、Webライターの仕事に向いていない人の特徴でした!
Webライターの向き不向きについて、詳しくは『こんな人はやめとけ!Webライターに向いていない人の特徴7選!』でも紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
Webライターの仕事内容に関するよくある質問
最後に、Webライターの仕事内容に関するよくある質問に回答します。
Webライターの仕事に向いている人の特徴
- Webライターの仕事に資格は必要?
- Webライターは副業から始められる?
- Webライターはフリーランスになれる?
他に気になる質問があれば、本記事の最下部のコメント欄から気軽に問い合わせてくださいね。
①Webライターの仕事に資格は必要?
Webライターの仕事に資格は必要ですか?
なくても問題ありませんが、あると超便利です!
Webライター案件で「資格必須」と書かれたものはなく、ポートフォリオで実績・スキルを証明できれば受注できます。医療系・法律系などの専門分野は別ですが、資格がなくても十分に活動可能です。
とはいえ資格があれば、それはポートフォリオに書く実績になります。「私はスキルがあります!」とクライアントにわかりやすく伝えられるため、余裕があれば取得しておきましょう。
資格を取りたい方は、たのまな WEBライティング講座を受講するのがおすすめ。業界最安値クラスの料金で必要なスキルを磨けるうえ、学習後はWEBライティング実務士の資格を取れますよ。
\コストパフォーマンスで選ぶなら!/
※業界トップクラスの「安さ」を誇ります。
たのまなWEBライティング講座の口コミは?受講生の本音の評判まとめ!
②Webライターは副業から始められる?
Webライターは副業から始められますか?
もちろんです!むしろ副業から始めましょう!
Webライターは、他の仕事と比べても圧倒的に副業に向いています。文章はちょっとしたスキマ時間があればスマホで書けるうえ、自身のブログを収益化させるスキルも身につくからです。
参考までに、僕が実施した平均年収(副業)のアンケート結果をご覧ください。
副業Webライターの平均年収
全体の7割が月5万円を超えていて、副業として「ちょうどいい」ことがわかります。
初期投資もほとんどないので、副業をするならまず挑戦したい仕事といえるでしょう。
ちなみに、Webライターの副業の始め方について、詳しく知りたい方は『【初心者向け】Webライターの副業の始め方【現役スクール講師が解説】』をご覧ください。
③Webライターはフリーランスになれる?
Webライターはフリーランスになれますか?
なれます!ただし、いきなりなるのはリスキーなので注意してください!
高単価のWebライター案件を取れるようになると、フリーランス独立も見えてきます。実際に、僕はWebライター×ブログで独立して、約1年で月収100万円を超えられました。
実施した平均年収(フリーランス)のアンケート結果は下記のとおりです。
フリーランスWebライターの平均年収
平均すると408万円。日本人平均年収の443万円より低めですが、生活するには十分なくらい稼げます。
注意点として、初心者がいきなりフリーランスになるのはNGです。仕事を取れなくて苦しむ可能性があるため、まずは副業からスタートして、ある程度の案件を確保してから独立しましょう。
フリーランスのWebライターになる方法について、詳しくは『【体験談】失敗しないフリーランスWebライターのなり方【独立方法】』で紹介しています。
まとめ:自由に働くならWebライターがおすすめ!
今回は、Webライターの仕事内容や収入、必要なスキルなどについて解説しました。
Webライターの仕事内容
- キーワード選定
読者の検索語句を想定して、記事の「テーマ」を決める - 記事構成の作成
見出し(目次)を設定して、記事の骨組みを決める - 記事執筆
入念にリサーチしながら、わかりやすい記事を書く - 画像選定・記事装飾
記事内に挿入する画像を選んだり、マーカーなどで装飾する - アイキャッチ画像作成
文字入れなどの編集をして、記事冒頭に表示する画像を設定する
個人的に、Webライターの最大の魅力は、時間・場所に縛られない「自由さ」だと思っています。僕はWebライターのおかげで幸せになれたので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
具体的に、どうやってWebライター案件を取るかは『Webライター案件の獲得方法は?初心者が受注率を高めるコツを解説!』で紹介しています。合わせてチェックしておきましょう。
今回は以上です。