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Twitterには、シャドウバンと呼ばれるべナルティがあります。リプライが他人に見えなくなったり、検索にアカウントが表示されなくなったりと、特にブロガーなど集客目的で利用している方には痛手です。
本記事を書いている僕も、先日Twitterのシャドウバンにかなり頭を悩ませました。
【悲報】シャドウバン、再び
— うーご@副業フリー (@ugo_fukugyo) March 15, 2023
フォローもフォロー外しも、いいねもほとんどしてないのにBANされました😭
このツイートもほとんど届かないと思いますが、数日おとなしくしてるんで忘れないでいただけると嬉しいです😭 pic.twitter.com/HR5ddRCvK0
現在は解除されて利用できています!
今回は、Twitterのシャドウバンについて、規制内容やチェック方法を解説します。僕が解除するためにしたことや対策もまとめたので、最後まで読めば安心してTwitterを楽しめますよ。
Twitterのシャドウバンとは?
シャドウバンとは、Twitter運営による「不適切な行動に対する一時的なペナルティ」のこと。
”シャドウ”と呼ばれる理由は、ペナルティを受けたユーザーが気づきにくいからです。Twitter社からの通知はなく、いつの間にかリプライに返事がもらえなかったりフォローされにくくなったりします。
シャドウバンを知らなかったときは、リプに返信がなくて「ウザい絡み方したかな?」とか悩んでいました。
しかし、原因はすべてシャドウバンにあったのです。
Twitterでは、AIが自動的に不適切と思われるツイートを検知してペナルティを課しています。そのため2025年1月時点では、特に心当たりがないのにシャドウバンで規制されてしまう事例もあるようです。
シャドウバンになる原因は?
先述のとおり、シャドウバンはTwitter社が「不適切行動をした」と判断したときに適用されます。
不適切な行動(してはいけない行為)については、Twitterのヘルプセンターに書かれていました。
してはいけない行為
出典:ヘルプセンター(Twitter)
- 内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する。
- 特定のトレンドトピックやハッシュタグ(#記号の付いたキーワード)を乱用する。
- ツイートや返信の送信を自動化する。
- ボットやアプリケーションを使って特定のキーワードで構成された似たような文章を投稿する。
- 複数のアカウントで同じような文章を投稿する。
- フォローとフォロー解除を過剰に行う。
Twitterでは、過剰なフォロー・フォロー解除やハッシュタグ(#)を乱用している方がよく見られます。中には自動ツールを使ったりパクツイをする方もいて、その場合もバン対象になるわけです。
アカウント凍結との違いは?
シャドウバンと凍結の違いは、簡単にいうとペナルティの「重さ」です。
シャドウバンの場合、一部の表示は規制されても利用自体はできます。ツイートはフォロワーから見える(リプライは見えませんが)ため、情報発信をするだけなら大きなデメリットにはなりません。
対してアカウントが凍結された場合、Twitterそのものを利用できなくなります。「ログインできない」「投稿できない」といったわかりやすい症状が出て、発信活動が一切できなくなってしまいます。
シャドウバンの先に凍結が待っていると考えればOKです!
Twitterのシャドウバンの種類4つ
Twitterのシャドウバンには、おもに4つの種類があります。
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シャドウバンの種類 | 検索表示 | リプライ表示 |
---|---|---|
Search Suggestion Ban | 〇 | × |
Search Ban | × | 〇 |
Ghost Ban | 〇 | × |
Reply Deboosting | × | 〇 |
タイムリーに規制されている可能性のある方は、症状に照らし合わせながら確認してみてください。
①Search Suggestion Ban(サーチサジェッションバン)
Search Suggestion Banとは、検索結果にツイートが表示されにくくなるバンのこと。Twitterは検索結果に優先順位をつけてツイートを表示させており、シャドウバン時には優先順位が低くなります。
ツイートが不適切(センシティブ)コンテンツの扱いを受けるのも特徴です。「センシティブな内容を含むものを表示しない」と設定しているユーザーにツイートが表示されなくなって拡散力が弱くなります。
②Search Ban(サーチバン)
Search Banでは、検索結果にアカウント・ツイートがまったく表示されなくなります。たとえば「@ugo_fukugyo」と調べると通常は僕のアカウントが最上位になりますが、規制時には見られません。
Search Banの怖いところは、ハッシュタグ(#)を付けたツイートも表示されないこと。ブログ記事を拡散するためにハッシュタグを付けている方にとっては、集客面で手痛いシャドウバンといえるでしょう。
③Ghost Ban(ゴーストバン)
Ghost Banになると、自身のリプライが第三者から見えなくなります。また送信先に通知がいかないため、必死にリプライしても「誰からも返信がない…嫌われたかな…」なんて悩むことになるわけです。
返信をもらえるのは、プロフからリプを確認してくれた方のみでした。
④Reply Deboosting(リプライデブースティング)
Reply Deboostingでは、自分の送信したリプライが「返信をさらに表示」に隠されてしまいます。
別名「スレッドバン」とも呼ばれ、ツイートが人の目に触れにくい状態になるのが特徴です。
以上、Twitterのシャドウバンの種類でした!
Twitterのシャドウバンのチェック方法2つ
続いて、Twitterのシャドウバンのチェック方法を紹介します。
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順番に解説するので、自分が規制対象になっていないか確認してみてください。
①チェックツールを利用する
ありがたいことに、世の中には無料で利用できるシャドウバンのチェックツールがいくつかあります。
使い方は、URLをクリック後にユーザー名(@〜)を入力するだけ!
注意点として、チェックツールごとに判定が異なることがあるようです。
Shadow Ban Checkerの場合
ShadowBirdの場合
Twitterシャドウバンテストの場合
赤色で表示されているのが、シャドウバンの対象になっている項目です。Shadow Ban Checkerはすべてが赤く、ShadowBirdとTwitterシャドウバンテストは「Ghost Ban」を除いたすべてが赤くなっています。
目視確認すると、Shadow Ban Checker(すべて赤)が正解でした。
確実にシャドウバンを確認したい方は、次に紹介する方法でチェックしましょう。
②別アカウントで目視確認する
シャドウバンをチェックするとき、間違いないのが別アカウントから目視確認する方法です。
やり方は簡単。別アカウントから自分のユーザー名を検索するだけ。
ユーザー名を検索したとき
検索結果を見たとき
会話の詳細を見たとき
別アカウントで見たときの姿が、他ユーザーから見えている(見えていない)あなたになります。
以上、Twitterのシャドウバンのチェック方法でした!
Twitterのシャドウバンの解除方法6つ
Twitterのシャドウバンに「〇〇をすれば解除される!」という方法はありません。Twitterが公表しているのは「してはいけない行為」だけで、満たさないかチェックしたらあとは解除を待つだけです。
とはいえ調べてみると、世の中には「効果があるかも!?」と言われている対策がいくつかありました。
僕自身が解除されるまでに試したもの・試していないものに分けて紹介しますね。
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- 僕が試した解除方法
- 僕が試していない解除方法
順番に解説するので、気になる方法があればチェックしてみてください。
僕が試した方法①:放置or利用頻度を減らす
シャドウバンになった場合、数日〜1週間はTwitterを放置するのが推奨されています。
僕は完全放置せずに利用頻度を抑えただけですが、それでも数日でシャドウバンは解除されました。
個人的な意見ですが、放置するorしないは関係ないかなと。
単に、Twitter側のバン解除処理が数日かかるだけと思われます。
僕が試した方法②:原因ツイートを削除する
不適切なツイートでシャドウバンされた場合、原因ツイートを削除するのが解除の近道です。
Twitter社がNGワードを公開しているわけではないため、少しでも怪しいツイートは削除しましょう。
僕は、直前にした「下ネタ」のワードが含まれたリプライを削除しました笑
僕が試した方法③:Twitter社に異議申し立てをする
シャドウバンの心当たりのない方は、Twitterのヘルプセンターに異議申し立てをするのも手。
例文を用意したので、「ヘルプ - Twitterを利用する」→「ツイートに関してサポートが必要です」の順で進んでからメッセージを送ってみましょう。
ただし個人的には、異議申し立てをしても意味はないかなと!
理由は、Twitterからの返信が下記のテンプレメールだったからです。
簡単にまとめると「違反アカウントは規制することがあるよ〜。ほとんどは一時的な措置だから問題行動をしなければ数日で解除されるよ〜。今回の対応はこれで終わりね〜。」って感じです。
何度か問い合わせても回答は同じなので、解除対応にはあまり期待できない印象でした。
ここからは、僕が試していない解除方法になります。
僕が試していない方法①:ユーザー名を変更する
ユーザー名(@〜の部分)を変更する、というシャドウバンの解除方法があるようです。
ロジックは完全不明。あまりにも信頼性が低い&ブログないのTwitterリンクを差し替えなければならない、の2つの理由から僕は試しませんでした。
僕が試していない方法②:興味関心のチェックを外す
Twitterには、広告配信やタイムラインに影響を与える”興味関心”の項目があります。調べてみると、「チェック項目が多いとシャドウバンの対象になる」と書かれたサイトがいくつか見られました。
とはいえ興味関心の項目は、Twitterを始めたときに自動的に全チェックされるものです。おそらく存在すら知らない方がほとんどなので、シャドウバンの原因とは考えにくいでしょう。
ダメ元で試したい方は、「設定とプライバシー」→「プライバシーとセキュリティ」→「広告の環境設定」→「興味関心」から設定できます。
僕が試していない方法③:パンケーキの画像を投稿する
一時期、Twitterでは「パンケーキの画像を投稿するとシャドウバンが解除される」と話題になりました。
参考:「シャドウバンされた場合はパンケーキの写真をアップするとシャドウバンが解除される?」という噂が流れる。
しかしパンケーキの画像とシャドウバンには、あまりにも因果関係がありません。時間経過でシャドウバンが解除されたタイミングとうまく合致して、おもしろおかしく語られているようですね。
以上、Twitterのシャドウバンの解除方法でした!
【持論】シャドウバンに解除方法はないのでは?
完全に持論ですが、シャドウバンに解除方法はないのかもしれません。
もちろん明らかに不適切な言動をしていたら、該当ツイートを削除するのが最善。しかし過剰なフォロー・フォロー解除など、取り返しのつかない違反は「時間経過」でシャドウバンが解除されるのかなと。
事実、僕は過去に2回シャドウバンの対象になりましたが、1回目はほぼ放置で解除されました。2回目は利用頻度を減らしたりTwitterに問い合わせたりしましたが、いずれにせよ解除までの期間は1〜3日です。
シャドウバンを解除された時は「対策の効果が出た!」と感じました。
しかし考えてみると、単に時間経過で解除された可能性もあるなーと。
真実はTwitter社のみぞ知るブラックボックスです。気にしすぎると精神衛生上よくないので、違反した自覚がないなら普段どおりにTwitterを利用するのがいいかもしれませんね。
※ただし1週間経っても解除されなければ、自分のツイートや利用方法を見直しましょう。
Twitterでシャドウバンされない対策
Twitterでシャドウバンをされない対策は、基本的には先述した「してはいけない行為」をしないこと。
してはいけない行為
出典:ヘルプセンター(Twitter)
- 内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する。
- 特定のトレンドトピックやハッシュタグ(#記号の付いたキーワード)を乱用する。
- ツイートや返信の送信を自動化する。
- ボットやアプリケーションを使って特定のキーワードで構成された似たような文章を投稿する。
- 複数のアカウントで同じような文章を投稿する。
- フォローとフォロー解除を過剰に行う。
長々としてわかりにくいので、特に気をつけたいポイントをピックアップしてみました。
”いいね”に関する項目は、Twitterの「してはいけない行為」にはありません。
しかしTwitterの「開発者向け自動化ルール」には、「いいねの自動化: 自動的にツイートをいいねすることは禁止されています。」と書かれています。
Twitter社の意図を考えると、ポイントは自動化ツールを使用したか否かではありません。問題視されるのは「自動化ツールのような行動をすること」と予想されるため、過剰ないいねはかなりリスキーです。
基本的には、無理やりツイートのインプレッション数を増やしたり、むやみやたらにフォロワーを増やそうとする行為はアウトと覚えておきましょう。
Twitterのシャドウバンのよくある質問
最後に、Twitterのシャドウバンに関するよくある質問に回答します。
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他に気になることのある方は、Twitterのヘルプセンターに問い合わせてみてください。
①シャドウバンが解除されるまでの日数は?
シャドウバンが解除されるまでの日数は、1日〜1週間くらいと言われています。
僕がシャドウバン(2回)を適用されたときは、1回目:3日 / 2回目:2日で解除されました。とはいえ原因になる問題行動が続いている場合は、1週間経っても解除されない可能性が高いでしょう。
②新しいアカウントはシャドウバンされやすい?
一説では、作成日からまもないアカウントはシャドウバンされやすいと言われています。
最大の理由は、運用日数が少なくてアカウントに「信頼」が蓄積されていないからです。おそらく新規アカウントによる荒らしや、ビジネス勧誘が横行していることが背景でしょう。
Twitterでやりたいことがあっても、最初の1ヶ月くらいは大人しくしておくのがおすすめです。
事実、僕がされたシャドウバンは2回ともTwitterを始めて1ヶ月目でした。
まとめ:シャドウバン対策してTwitterを楽しもう
今回は、Twitterのシャドウバンのチェック方法や解除方法&対策について解説しました。
2025年1月時点で、シャドウバンはもはや避けられない規制ルールとなっています。Twitter社のAIにエラーが生じることもあるようで、「悪いことしてないのに…」と思い悩むユーザーもいるのが実情です。
とはいえ先述した対策を徹底すれば、シャドウバンになる確率を極限まで下げることは可能。
仲良しのフォロワーさんと交流できないのは悲しいので、ぜひ気をつけながらTwitterを楽しみましょう!
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