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当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、副業(動画編集やブログ)の始め方・ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
ブログのカテゴリー設定は、読者的にもSEO的にも重要な役割を果たします。「正しくカテゴリー設定をしただけで、ブログのアクセスが増えた」なんて話している方も少なくありません。
しかし、中には「カテゴリー設定まで手が回っていない」「記事の書き方などノウハウの勉強で忙しい」といった背景から、カテゴリー分けに力をいれられていない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ブログカテゴリーの分け方のコツや注意点を初心者向けにわかりやすく解説します。WordPressでの設定方法も紹介するので、最後まで読めばSEOに強いカテゴリー設定ができますよ!
それでは本題にはいります。
ブログカテゴリーの基本情報
最初に、ブログカテゴリーの分け方について、知っておきたい基本情報を紹介します。
①ブログカテゴリーの役割
そもそも、ブログカテゴリーはなぜ設定すべきなのか。
主な役割は2つあります。
ブログカテゴリーの役割
- 読者が記事を探しやすくなる
- SEO的な効果がある(検索順位アップ)
ブログカテゴリーを設定することで、読者は求める記事を探しやすくなります。
たとえば、この記事は『親カテゴリー:ブログ』にある『子カテゴリー:ブログの始め方』に設定しているため、ブログを始めたての初心者がアクセスしやすい構造です。
また、適切にカテゴリー分けをすることで、読者だけでなくGoogleのロボットもブログ内容を閲覧しやすくなります。
結果、さまざまな角度からブログが高く評価されるため、SEO的な効果も期待できるでしょう。
②良いカテゴリー分けの例
カテゴリーの効果を最大化するために、最終的には下記のような分け方を目指してください。
親カテゴリーに対して子カテゴリーを設置して、その中に記事をグループ化するイメージですね。
たとえば、当ブログ「副業フリー」では、下記のようなカテゴリー分けをしています。
当ブログのカテゴリー分け
◯親カテゴリー:ブログ
◯子カテゴリー:ブログの始め方・ブログの書き方・ブログの稼ぎ方・ブログメンタル
「ブログ」という大きなテーマについて、子カテゴリーで分類する形ですね!
③悪いカテゴリー分けの例
逆に、下記のようなカテゴリー分けは、基本的には避けるべきと言われています。
後ほど詳しく解説しますが、下記のようなカテゴリー分けはNGです。
NGなカテゴリー分け
- 子カテゴリーの階層が深すぎる
- 複雑でブログ構造がわかりにくい
- 記事数が偏りすぎている
行き当たりばったりでカテゴリーを分けると、上記のような分け方をしがちです。
そのため、カテゴリー分けはじっくりと、戦略的に考えましょう!
ブログカテゴリーの分け方のコツ5つ
ここからは、ブログカテゴリー分けのコツを紹介します。
ブログカテゴリー分けのコツ
- 階層構造を意識する
- 検索キーワードを含める
- カテゴリーコンセプトを決める
- 具体的かつ伝わりやすい名前にする
- スラッグ名はわかりやすい英字にする
それぞれ解説します。
①階層構造を意識する
ブログカテゴリーは、「親カテゴリー」と「子カテゴリー」で階層構造を作りましょう。
「親カテゴリー」に大テーマを設定して、「子カテゴリー」で細分化するイメージですね。
具体例をいくつか紹介します。
例①:スキンケア
◯親カテゴリー:スキンケア
◯子カテゴリー:肌質別スキンケア・洗顔・クレンジング
例②:コスメ/化粧品
◯親カテゴリー:コスメ/化粧品
◯子カテゴリー:アイメイク・リップ・ネイル・ヘアケア・ボティケア・チーク・香水
例③:恋愛
◯親カテゴリー:恋愛
◯子カテゴリー:マッチングアプリ・結婚相談所・デートスポット・占い・お悩み相談
ちなみに、ブログテーマは稼ぐための重要項目。どのテーマを扱うかによってブログを収益化できるか否か決まると言っても過言ではありません。
決め方については下記記事で解説しているので、合わせて読んでみてくださいね。
【初心者向け】稼げるブログテーマの決め方5ステップ【収益化のコツ】
②検索キーワードを含める
ブログ記事のタイトルには、検索キーワードを含めることでSEO的な評価アップを目指します。
※詳しくは『【具体例あり】読者の目を引くブログ記事タイトルの付け方』を参考にどうぞ。
同じようにカテゴリー名に検索キーワードを含めると、カテゴリーページのSEO効果を高めて上位表示を目指すことが可能です。
そのため、カテゴリー名は狙っている検索キーワードを含めましょう。
具体的には、キーワードプランナーなどを活用して、ユーザーがどんなキーワードを検索しているか調査するのがおすすめですよ。
③カテゴリーコンセプトを決める
特に、子カテゴリーを決めるときは、カテゴリー分けのコンセプトを明確にしてください。
コンセプトを決めることで、読者の悩みを解決できるカテゴリーページ・記事を作れるからです。
当ブログの親カテゴリー「Webマーケティング」では、下記コンセプトで子カテゴリーを分けています。
当ブログの子カテゴリーの分類
- Webマーケターになる方法:Webマーケターを目指す人の悩みを解決する
- Webマーケティングの仕事:Webマーケターがどんな仕事をしているか伝える
- Webマーケティングスクール:おすすめのWebマーケティングスクールを紹介する
さらに、コンセプトを明確にすると、ブログの方向性・目標がわかりやすくなりますよ。
④具体的かつ伝わりやすい名前にする
カテゴリー名は、具体的かつ伝わりやすく設定しましょう。
なぜなら、情報が溢れた現代において、読者には何かわからないコンテンツに時間を割く余裕がないからです。
カテゴリー名で悩みを解決できるとわからなければ、誰もカテゴリーページから記事を読んでくれないんですよね。
そのため、下記のような内容の伝わらないカテゴリー名は避けましょう。
内容のわからないカテゴリー名
- 未来について
- 海と山が好き
- 味噌カツとトンカツ
上記は大げさですが、カテゴリーの内容が伝わりにくいブログは多いです。
⑤スラッグ名はわかりやすい英字にする
カテゴリーのスラッグは、わかりやすい英字を使用しましょう。
スラッグとは、IT用語では「位置を示すコード」を意味しますが、ブログにおいてはURLの一部を指します。
具体的には、カテゴリーページに下記のような親カテゴリー・子カテゴリーのスラッグが表示されるイメージです。
上記は、親カテゴリー「ブログ」・子カテゴリー「ブログの始め方」のスラッグですが、読者や検索エンジンがひと目でわかるスラッグを設定することでSEO的な効果を期待できます。
カテゴリーのスラッグを設定するときは、下記のように伝わりやすくする工夫をしましょう。
伝わりやすくする工夫の例
- カテゴリー名を英訳する
- 簡単な単語を用いる
明確なルールはありませんが、半角英数字は違和感がないのでおすすめです!
ブログカテゴリーの分け方の注意点3つ
ここまで、ブログカテゴリーの分け方を紹介してきましたが、注意点が3つあるため紹介します。
ブログカテゴリー分けの注意点
- 階層を深くしすぎない
- 1記事1カテゴリーで設定する
- カテゴリー数は1ブログ3〜5つまで
それぞれ解説します。
①階層を深くしすぎない
1つ目の注意点は、階層を深くしすぎないことです。
下記のように、カテゴリーを掘り下げまくるのはNGとなります。
階層を深くしすぎたカテゴリー設定
- 親カテゴリー:ブログ
- 子カテゴリー①:ブログの始め方
- 子カテゴリー②:WordPress・SEO・テーマ
- 子カテゴリー③(WordPress):タグ・スラッグ・カテゴリー
カテゴリーの階層を深くすると、1つのカテゴリーあたりに用意できる記事が少なくなります。
結果的に、読者満足度が下がる原因になるため、基本的には「親カテゴリー」「子カテゴリー」の2層、どんなに大きなテーマを扱っていても3層構造くらいにしておきましょう。
②1記事1カテゴリーで設定する
2つ目の注意点は、1記事1カテゴリーに設定することです。
なぜなら、1記事に複数のカテゴリーを設定することは、SEO的に悪影響だと言われているから。
ブログには、下記のようにカテゴリーの構造がひと目でわかる「パンくずリスト」が自動設置されます。
しかし、このパンくずリストは1記事1カテゴリーまでしか読み込めず、さらにGoogleもパンくずリストと同様の仕組みでブログ内容を読み取っていると言われています。
そのため、ある記事に「関連性の高いカテゴリー」「関連性の低いカテゴリー」を設定したときに、後者を読み取られてしまっては、SEO的に評価されにくくなってしまうんですよね。
基本的には、記事内容にドンピシャで合ったカテゴリー1つを設定しましょう!
ちなみに、1記事に複数のタグを設定したい場合は「タグ」を活用しましょう。設定方法については、『【SEO】WordPressブログのタグの付け方【カテゴリーとの違い】』を参考にどうぞ。
③カテゴリー数は1ブログ3〜5つまで
500記事以上の記事があるような大規模ブログなら別ですが、基本的にブログ初心者は3〜5つ程度にカテゴリーを絞りましょう。
なぜなら、カテゴリー数が多すぎると、記事を書ききれないからです。
ブログで稼ぐためには、読者の悩みを解決するブログを作る必要があります。そのためには、1つのカテゴリーに対してたくさんの記事を書いて、読者ニーズを深く満たさなくてはなりません。
よっぽど狭いカテゴリーなら記事数が少なくてもOKですが、基本的には最低50記事くらいは1つのカテゴリーに必要になります!
カテゴリー数が多いと、浅く広くしか読者の悩みを解決できないので、結果的に誰からも読まれないブログになってしまうんですよね。
そのため、カテゴリー数は多くて3〜5つ程度、可能であれば1つに絞りましょう。
ちなみに、なかなかブログテーマが決まらないときの対策は、下記記事で紹介しています。
ブログテーマ(ジャンル)が決まらない理由は3つだけ【対策も解説】
WordPressブログのカテゴリー設定のやり方3ステップ
ここからは、WordPressブログでカテゴリー設定をする方法を、具体的に解説します。
WordPressブログのカテゴリー設定方法
- カテゴリー設定画面に移動する
- カテゴリーを追加する
- 追加できているか確認する
実例と合わせて見ていきましょう。
①カテゴリー設定画面に移動する
まずは、カテゴリー設定画面に移動します。
WordPressの管理画面から、「投稿」→「カテゴリー」の順で進んでください。
カテゴリー設定画面に移動できたらOKです。
②カテゴリーを追加する
次に、実際にカテゴリーを追加していきます。
下記の4つの項目を、入力してください。
- 名前:カテゴリー名
- スラッグ:好みのスラッグ(英字推奨)
- 親カテゴリー:子カテゴリー作成時に入力
- 説明:カテゴリー内容の説明(任意)
※スラッグ名が未入力の場合、自動的にカテゴリー名がスラッグとして登録されます。
入力後、「新規カテゴリーを追加」をクリックすれば、新しいカテゴリーが追加されます。
③追加できているか確認する
追加が完了すると、画面右側のカテゴリーの一覧に、設定したカテゴリーが表示されます。
今回は、「ブログ」の親カテゴリーを追加してみました。
ちなみに、子カテゴリーを追加すると、下記のような表示がされます。
カテゴリー名の左横に「ー」が付いていますね!
問題なく表示されていたら、カテゴリー設定は完了です。
【補足】既存カテゴリーを編集する方法
ちなみに、既存カテゴリーの「名前」「スラッグ」を修正したいときは、「クイック編集」の機能を使うと便利です。
編集したいカテゴリーにカーソルを合わせると下記のような表示がでるので、「クイック編集」をクリックしてください。
※「編集」をクリックすれば、カテゴリーをより細かく編集できます。
「名前」「スラッグ」を入力する項目が表示されるので、修正したい内容に書き換えましょう。
最後に、「カテゴリーを更新」をクリックすれば、既存カテゴリーの編集は完了です。
以上が、WordPressブログのカテゴリー設定方法となります!
ブログにカテゴリー欄を作って集客を加速させよう
最後に、カテゴリー分けをして設定まで完了したら、ブログにカテゴリーの一覧を表示させてみましょう。
たとえば、当ブログでは記事のサイドバーやフッターに、カテゴリーの一覧を表示させています。
サイドバーのカテゴリー欄
フッターのカテゴリー欄
読者が記事を読むきっかけを作れるので、できる限り設置しておくのがおすすめです。
カテゴリー欄の設定方法については、使用しているWordPressテーマによって異なるため、今回は割愛します。
ちなみに、当ブログでは有料テーマ「AFFINGER(14,800円)」を使用しています。稼ぐための機能が豊富なので、ブログ初心者に1番おすすめのテーマです。
AFFINGERの特徴やメリット・デメリットについて、詳しくは『【3年使った】AFFINGER6を豪華特典付きレビュー!評判・購入方法も解説』で紹介しています。
また、その他のおすすめWordPressテーマについては、下記記事を参考にどうぞ。
WordPressテーマ頂上決戦!300名が選んだ有料&無料おすすめNo.1は?
当ブログ限定特典の「デザインマニュアル」では、カテゴリーの設置方法も解説しています!
まとめ:カテゴリーを最適化してSEOに強いブログを作ろう!
この記事では、ブログカテゴリーの分け方のコツや注意点について解説しました。
ブログカテゴリー分けのコツ
- 階層構造を意識する
- 検索キーワードを含める
- カテゴリーコンセプトを決める
- 具体的かつ伝わりやすい名前にする
- スラッグ名はわかりやすい英字にする
ブログカテゴリー分けのコツ
- 階層を深くしすぎない
- 1記事1カテゴリーで設定する
- カテゴリー数は1ブログ3〜5つまで
ブログにおけるカテゴリーは、読者やGoogleから高く評価されるために重要な役割を果たします。
簡単に設定できるにも関わらず、それなりの効果が期待できるので、本気でブログで稼ぎたい人はぜひ取り組んでみてくださいね。
また、カテゴリー設定について理解したら、記事の書き方を学びましょう。
書く手順やコツについては、『【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】』を参考にどうぞ。
【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】
今回は以上です。
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