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WordPressには、カテゴリーとは別で記事を分類できる「タグ」という機能があります。うまく活用すればブログの利便性を高め、読者や検索エンジンからの評価を高めることが可能です。
しかし、タグについては「付ける必要なし!」「SEOで有利だから必須!」など正反対の意見が飛び交っているため、戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はタグの付け方や注意点、カテゴリーとの違いについてわかりやすく解説します。最後まで読めば、タグの正しい付け方をマスターしたうえで、実際に利用するかを判断できるでしょう。
それでは本題にはいります。
そもそも、タグとは?
タグは、記事の分類方法のひとつ。ユーザーが情報を探しやすくなる”付箋”のような役割を果たします。
タグを付けると、記事の最下部にに下記のようなタグが表示されます。
実際のタグの画像
上記の「カフェ」をクリックしたとき、同じタグを付けた記事を一覧できるイメージです。
なお、タグと似た概念として「カテゴリー」が挙げられますが、この2つはまったくの別モノです。
①タグとカテゴリーの違い
下記は、タグとカテゴリーの違いをまとめた表です。
項目 | カテゴリー | タグ |
---|---|---|
イメージ | 記事を分類する「フォルダ」 | 記事に付ける「付箋」 |
階層 | 〇 (親子関係を持てる) | × (親子関係を持てない) |
数 | 1記事に1つ | 1記事に3~5つ |
重要度 | 高い | 低い |
カテゴリーは、ブログ記事を分類する「フォルダ」のような役割を果たします。下記のように親子関係を持たせて1記事に1つ設定することで、記事を分類することが可能です。
カテゴリー
対して、タグは前述のとおり、1つの記事に複数付ける「付箋」のような役割を果たします。
タグ
大まかに分類するならカテゴリー、細かく分類するならタグ、といったイメージです。
正直、重要度はカテゴリーの方が高いです。Googleロボットに記事を認識してもらいやすくなるなどSEO的なメリットも大きいため、まずはカテゴリー設定を最適化しましょう。
カテゴリーの分け方については、『【簡単】ブログカテゴリーの分け方は?決め方のコツや注意点を解説!』で詳しく解説しています。
【簡単】ブログカテゴリーの分け方は?決め方のコツや注意点を解説!
②タグを付けるメリット
では、WordPressブログでタグを付けると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
おもなメリットは下記の3つです。
タグを付けるメリット
- ブログの利便性が高まる
- 内部リンクとして機能する
- SEO効果が期待できる
タグを付けることで、ブログに訪れたユーザーが求める情報を探しやすくなります。
たとえば、日本全国のカフェを紹介するブログに「東京のカフェが知りたい」と考えているユーザーがいたら、[東京]のタグを設定するだけで求める情報を得やすくなりますよね。
結果的に、1人のユーザーが色々な記事を読んでくれるようなブログを作れるわけです。
1人のユーザーが複数記事が読まれることは、SEO的にプラスとされています。検索順位が上がってユー ザー集まれば、よりタグの恩恵を受ける読者が増えるでしょう。
③タグを付けるデメリット
ただし、タグを付けることによるデメリットが1つだけあります。
それは、注意しなければ、SEO的にマイナス評価を受けるかもしれないことです。具体的に、記事数の少ないタグが増えてしまうと、Googleから「低品質なページ」がたくさんあると評価されかねません。
例:ブログにタグが100個あるけど、1つのタグが1〜2記事でしか設定されていない、等
そのため、タグを付けるときは、1つのタグあたり最低でも5記事は設定しましょう。
ブログ初心者はタグを設定しない選択もあり
ブログ初心者は、タグを付けない選択もありだと、個人的には考えています。
そもそも、タグは必須ではありません。設定しなくともSEO的にマイナス評価を受けるわけではないため、無理して利用する必要しなくてもOKです。
ブログ初心者は記事数が少ないので、タグで分類するメリットがあまりにも小さいんですよね。
なので、まずは「タグをどうするか?」といったことに頭を使わず、100記事くらい書いてから改めて考えてみてもいいかもしれません。
たまに、タグをたくさん付ければSEO評価が上がる!みたいな情報を目にしますが、ありえない話なので騙されないでください。
「タグは今度でいいや!」と思ったら、ぜひ『【体験談】僕がブログ100記事で月8万円稼げた理由【収益・PV数あり】』を読んでみてください。100記事まで継続する助けになると思います。
ブログ100記事は目標にすべき?僕が月8万円稼げた理由9つ【収益公開】
ここからは、タグの付け方を知りたい方向けに、タグ付けの注意点や手順を解説しますね。
WordPressブログのタグ付けの注意点3つ
WordPressブログでタグを付けるときは、下記の3つに注意しましょう。
WordPressブログのタグ付けの注意点
- カテゴリーと同じ名称にしない
- 設定するタグは最大5個まで
- 同じことを指すタグを作らない
それぞれ解説します。
①カテゴリーと同じ名称にしない
タグの名称は、カテゴリーと被らないようにしましょう。
なぜなら、同じ記事がまとめられたページが2つあると、ユーザーにとって不便だからです。
タグは、あくまでユーザーの利便性を高めるために設定するものなので、カテゴリーをより細分化した名称を設定してくださいね。
同じ名称のタグ・カテゴリーがあると、重複ページとしてGoogleからペナルティを受ける可能性すらありますよ。
②設定するタグは最大5個まで
タグが多すぎると、記事がどのように分類されているか分かりづらく、ユーザーを迷わせてしまいます。
そのため、設定するタグの数は、最大で5つ程度にしましょう。
5つ程度であれば、ユーザーが見たときにパッとどんなタグがあるのか認識できます。
無駄にタグ数を増やすと、逆にブログを回遊してもらえなくなるため、必要なタグだけを設定してくださいね。
もちろん、タグは1〜2つでもOKです。
③同じことを指すタグを作らない
たとえば、「WordPress」と「ワードプレス」、「米国」と「アメリカ」のように、同じことを指すタグは作らないようにしましょう。
なぜなら、同じことを指すタグが複数あると、ユーザーにとって分かりにくいブログになってしまうからですね。
長期間ブログを運営していると、自分がどんなタグを設定していたか忘れることがあります。
結果、同じことを指すタグを作ってしまう可能性が高まるため、スプレッドシートなどでタグを管理しておくのがおすすめです。
WordPressブログのタグの付け方2つ
WordPressブログでのタグの付け方は、主に2つあります。
WordPressブログのタグの付け方
- 管理画面での付け方
- 投稿画面での付け方
それぞれ解説します。
①管理画面での付け方
WordPress管理画面からタグを付ける場合、まずは管理画面の左メニューから「投稿」→「タグ」の順で進んでください。
そして、下記のように「名前」にタグ名称を入力後、「スラッグ」にURLの一部になる部分を半角英数字(ハイフンも利用可)で指定しましょう。
画面下部にある「新規タグを追加」をクリックすれば、タグの追加は完了です。
②投稿画面での付け方
投稿画面からのタグの付け方は、使用しているテーマによって異なります。
たとえば、僕の使用しているWordPressテーマ「AFFINGER」では、下記のように投稿画面の右側がタグを付ける場所です。
他テーマでも画面右側or下側からタグを付けられるので、まずは自身の投稿画面を確認しましょう。
よく使用するタグは「よく使うもの」として表示されるので、かなり便利ですね。
余談ですが、WordPressテーマはブログのデザインやSEOに影響を与えるため超重要です。
おすすめのWordPressテーマは『ブログ初心者向け!おすすめ無料&有料WordPressテーマ11選!』紹介しているので、SEOに強くおしゃれなブログを作りたい方は参考にしてみてください。
WordPressテーマ頂上決戦!300名が選んだ有料&無料おすすめNo.1は?
当ブログで使用しているテーマ「AFFINGER」については、下記で詳しくレビューしています。
AFFINGER6を体験レビュー!初心者が4年使った感想を本音で語ります
まとめ:タグを最適化して読まれるブログを作ろう
今回は、WordPressブログでのタグの付け方について、初心者向けにわかりやすく解説しました。
WordPressブログのタグを付ける注意点
- カテゴリーと同じ名称にしない
- 設定するタグは最大5個
- 同じことを指すタグを作らない
タグを最適化することで、ユーザーにとって回遊しやすく、SEO的な評価が高まりやすいブログを作れます。
とはいえ、適当に付けていてはSEO評価がマイナスになることもあるので、ぜひ本記事を参考に正しいやり方でタグ設定をしてくださいね。
また、ブログにおいて最重要なのは「コンテンツの質」です。コンテンツの作り方について、は『【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】』を参考にどうぞ。
【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】
今回は以上です。