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最近、Twitterやブログで目にすることの多い「ペルソナ」という言葉。実は、ブログのアクセスを増やして稼ぐためには超重要なポイントです。
とはいえ、ブログには覚えなければならない用語がたくさんあります。いきなり「ペルソナが大切！」「ペルソナを設定しろ！」と言われても、初心者にとってはよくわからないでしょう。
実際、僕がペルソナを理解できたのは、ブログ開設から半年後でした。
そこで、今回はブログの「ペルソナ」についてわかりやすく解説します。具体的な作り方やその後にするべきことも紹介するので、最後まで読めば稼げるブログ運営を始められますよ。
そもそも、ペルソナってなに？
最初に、そもそもペルソナとはなんなのか解説します。
①ペルソナとは？
ペルソナとは、商品・サービスのユーザー像のことで、主にマーケティングで使用される概念です。
想像上の人物がいると仮定して、年齢・性別・居住地・職業・役職・年収・趣味・家族構成・休日の過ごし方・ライフスタイル…など、リアリティのある詳細情報を設定します。
②ペルソナ設定をすべき理由
では、なぜペルソナ設定は必要なのか？その理由は、ユーザーについて深く理解するためです。
これにより、商品・サービスの質を向上させたり、マーケティングの精度を高めたり…よりユーザーのニーズを満たすビジネスが可能になります。
ブログの場合は、読者にとって有益な記事を書くのが目的です！
③「ペルソナ」と「ターゲット」は別物
ペルソナとよく似た言葉に「ターゲット」がありますが、この2つはまったくの別物です。
どちらもユーザー像を明確にする点は同じですが、簡単にいうと「詳細さ」が異なります。ペルソナは、ターゲットよりも詳しくユーザーの姿を思い浮かべたものと考えればOKでしょう。
どちらもブログ運営でよく見かける用語なので注意しましょう！
ブログのペルソナに詳細設定は不要です
ここまで、ペルソナについて解説してきましたが、正直ブログでペルソナの詳細設定は不要です。
①ペルソナ設定の目的は読者ニーズを満たすこと
ブログでペルソナ設定をする目的は、読者ニーズを理解することです。
読者ニーズを理解すると、悩み・疑問を解決するコンテンツを作りやすくなります。読者に価値を届ける記事はGoogleからも評価されるため、ブログアクセスを伸ばして収益化しやすくなるでしょう。
たとえば、僕は[ブログ ペルソナ]と検索するユーザーに、下記のような意図があると想定しています。
[ブログ ペルソナ]の検索意図
- そもそも、ペルソナってなに？
- ブログのペルソナの作り方は？
- 作ったペルソナをどう活かすの？
想定したニーズが正しいかは、実際に読者に届けるまではわかりません。しかし、何も考えないよりも圧倒的に精度の高い記事を作れるため、ぜひ設定してみてくださいね。
②マーケティングのペルソナ設定は細かすぎる
では、先ほど解説した「マーケティングのペルソナ」を設定をすれば、読者ニーズを理解できるのか。
個人的には、それは難しいと思っています。
実際に、僕はペルソナという言葉を知ったばかりの初心者時代、「年齢は…性別は…居住地は…」と細かくペルソナを作ってみましたが、読者ニーズをまったく頭に思い浮かべられませんでした。
そのとき感じたのは「ブログの場合、細かいペルソナと読者ニーズは結びつかない」ということです。
「30歳、男性、都内在住…」みたいな設定をしても、読者の顔が見えなければ永遠に検索ニーズにはたどり着けないですよね。
③ブログのペルソナ設定は読者の顔が思い浮かべばOK
詳細設定が不要なら、ブログのペルソナはどこまで考えるべきなのか。
その答えは、読者の顔が思い浮かぶまでです。
具体的には、下記のような実在する人物をペルソナにすると、読者ニーズを想定しやすくなります。
正しいペルソナの例
- 過去の自分
- 友人・知人
- 親・兄弟
- 嫁・彼女
- 取引先・顧客
たとえば、この記事は「ペルソナという言葉を初めて聞いた1年前の僕」をペルソナにしました。
当時の自分が[ペルソナ]と検索するまでの流れを思い出せば、自ずと読者の求める情報が明らかになります。つまり、マーケティングのような詳細設定をしなくても、価値あるペルソナを作れたわけですね。
ブログのペルソナの作り方5ステップ【本記事を例に解説】
ここからは、本記事を書いたときのペルソナ設定を事例として、ペルソナの作り方を解説します。
手順は大きく分けて5ステップです。
ペルソナ設定の流れ
- キーワード選定をする
- 読者の顔を思い浮かべる
- 読者が検索する背景を考える
- 読者の検索意図を読み取る
- 検索意図を深掘りする
それぞれ、わかりやすく解説します。
①キーワード選定をする
まずは、キーワード選定からはじめます。
キーワード選定とは、読者が検索するであろうキーワードを調査して、書く記事を決定すること。
大まかな流れは下記のとおりです。
キーワード選定の流れ
step
1キーワードリストの抽出
ラッコキーワードで軸となるキーワードを検索してコピーする。
ラッコキーワードの使い方は、こちらの記事でわかりやすくまとめています！
step
2キーワードボリュームを調べる
キーワードプランナーでキーワードが月間どれくらい検索されているのか調べる。
step
3執筆するキーワードを決定する
ブログに関連性のあるキーワードをピックアップする。
※詳しくは『【初心者向け】SEOキーワード選定のやり方5ステップ【探すコツ】』で解説しています。
本記事では、[ブログ ペルソナ][ブログ ペルソナ 作り方]といったキーワードを選びました。
検索キーワードは、読者ニーズの宝庫です！ペルソナ設定に役立つので、最初はキーワード選定からスタートしましょう。
②読者の顔を思い浮かべる
次に、選んだキーワードを検索するであろう、読者の顔を思い浮かべてみましょう。
今回は「1年前の僕」を設定しましたが、そのキーワードを検索しそうな友人や知人などの顔さえ思い浮かべば誰でもOKです。
③読者が検索する背景を考える
読者の顔が思い浮かんだら、選んだキーワードを検索する背景を考えます。
本記事の場合は、
- Twitterで「ブログのペルソナ設定は超重要！」というツイートを見かける
- [ペルソナ][ペルソナとは]と検索してみるが、難しくてよくわからない…
- ブログに特化した情報だけを知るために、[ブログ ペルソナ]と検索する
といった流れを想定してみました。
検索の背景は、後述する検索意図の読み取りに必須なので具体的に考えましょう！
④読者の検索意図を読み取る
先ほど考えた背景をもとに、読者の検索意図を読み取りましょう。
具体的には、下記の2点について考えるイメージです。
想定すべき検索意図
- 読者が知りたいこと
- 読者の抱える悩み
本記事の場合は、下記のような検索意図が予想されます。
本記事の検索意図
- ペルソナとは何か知りたい
- ペルソナの作り方が知りたい
以上で、ブログのペルソナ設定〜読者ニーズの読み取りができましたが、さらに読者ニーズを満たした記事を書くためにもう一歩先に進んで考えましょう。
⑤検索意図を深掘りする
最後に、設定したペルソナをさらに深掘りします。
やり方は簡単で、先ほど設定した検索意図にひたすら「なぜ？」と問いかけるだけ。
本記事の場合は、以下の通りになりました。
検索意図の深掘り
- ペルソナとは何か知りたい
- →なぜ？
- →ブログでペルソナ設定したいから
- →なぜ？
- →ブログのPV数を増やしたいから
- →なぜ？
- ブログで稼ぎたいから
実際にはさらに深掘りできますが、今回はここまでにしておきます。
赤字部分が、先ほど読み取れなかった深い検索意図です。「潜在ニーズ」と呼ばれることもあります。
ここまで調査できるとより読者満足度の高められるので、ぜひ試してみてくださいね。
ブログでペルソナ設定後にするべきこと3つ
最後に、ペルソナを作ったあとにするべきことを解説します。
ペルソナ設定後にすべきこと
- 記事を書く
- 順位を計測する
- リライトする
それぞれ解説します。
①記事を書く（テスト）
設定したペルソナをもとに、記事を書きましょう。
とはいえ読者の検索意図は分析できたので、あとは記事構成を作成して執筆するだけです。
ライティングが終わったら、記事が読者の検索意図を満たせているかチェックするのを忘れずに！
ここまではテストみたいなものです。
あなたの考えた検索意図が正しいか、Googleに採点してもらいましょう。
ちなみに、記事構成の作り方と記事の書き方について、詳しくは下記記事をご覧ください。
>>【初心者向け】ブログ記事の文章構成案の作り方【テンプレートあり】
>>【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】
②順位を計測する（答え合わせ）
記事を投稿したら検索順位をチェックして、想定した検索意図が正しいか答え合わせします。
実際にGoogleで検索してもOKですが、記事数が増えると作業が膨大。1番大切な「コンテンツ制作」に集中できなくなってしまうため、検索順位チェックツールで作業を効率化しましょう。
特におすすめのツールは「Rank Tracker」です。毎日自動的に検索順位を計測してくれます。
Rank Trackerの画面
投稿後しばらくは検索順位が安定しないので、2〜3ヶ月は様子をみましょう！
Rank Trackerについて、詳しくは『Rank Trackerの使い方は？料金プランや導入方法もわかりやすく解説！』を参考にしてみてください。
-
Rank Trackerの料金は？おすすめプラン＆SEOに効果的な使い方を解説！
③リライトする（改善）
記事を投稿して2〜3ヶ月後、検索順位が低い記事は「リライト」しましょう。
検索1位と10位のアクセス数には10倍近くの差があるので、あらためてペルソナを作り直してより読者ニーズを満たせるような記事コンテンツに調整することが大切です。
10位未満の記事はほとんどクリックされないので、最低10位以内に入れるよう何回も順位チェック→リライトをくり返してくださいね。
リライトのやり方について、詳しくは『SEOに効果的なブログリライトのやり方は？注意点やタイミングも解説』で解説しています。
まとめ：ブログで稼ぎたいならペルソナ設定は必須！
この記事では、ブログでペルソナを作る方法について解説しました。
ペルソナ設定の流れ
- キーワード選定をする
- 読者の顔を思い浮かべる
- 読者が検索する背景を考える
- 読者の検索意図を読み取る
- 検索意図を深掘りする
ブログで稼ぐためには、ペルソナ設定が超重要です。
ペルソナ設定をすることで、読者に読まれやすく、刺さりやすい記事が書けるようになります。
結果、商品・サービスが売れやすいブログを作れるので、ぜひ実践してみてくださいね。
また、ブログ初心者の方は、まずは100記事を目標に記事を書きまくりましょう！僕は100記事で月8万円稼げたので、当時に意識していたことや継続のコツを下記記事でまとめています。
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ブログ100記事は目標にすべき？僕が月8万円稼げた理由9つ【収益公開】
今回は以上です。
