この記事で解決できる悩み
本記事の信頼性

当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、ブログの始め方やノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
ブログ運営において、他記事を「パクる」「真似する」といった考え方は超重要です。
え!?パクっていいの?


もちろん、コピペはNGだよ!
記事全体をコピペするのは論外ですが、
- 上手にパクる
- マナーを守ってパクる
上記2つはむしろブログで稼ぐために必須だと僕は考えています。
こういうことを言うと怒られるかもですが、この記事では他のブログを上手に、そしてマナーを守ってパクる方法を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
【前提】ブログ記事を丸パクリするのはNGです

冒頭で話した通り、前提として競合サイトの記事をコピペしたり、丸パクリすることはNGです。
では、もしコピペや丸パクリをした場合、何が起きるのでしょうか?
①損をするのは丸パクリした人
まず、ブログ記事を丸パクリした場合、まず間違いなくパクった側が損をします。
なぜなら、Googleは同じキーワードの検索結果に類似コンテンツが掲載されないよう整理しているからです。
Google側にとって1番大切なことは、検索者が満足するコンテンツを用意すること。そのため、さまざまな切り口で解説された記事を、検索結果に並べたいと考えています。
要するに、記事を丸パクリしても、上位記事に勝つことはできません。ただ単に、パクるための労力だけが無駄になるでしょう。
実際、Googleのミューラー氏はまったく同じコンテンツが2つあった場合、基本的には正規版をインデックスすると話しています。
ミューラー氏の発言(英語)
ただし、Googleのロボットはオリジナルか否かを問わず、質の高いコンテンツを上位表示しようとするケースもあるようです。
つまり、オリジナル記事にコンテンツを付け加えたコピー記事が上位掲載される可能性があるわけですが、他にも記事の丸パクリにはリスクがあります。
②訴えられる可能性も…
他者のブログ記事を丸パクリすると、最悪の場合「著作権違反」で訴えられる可能性があります。
では、著作権とはなんなのか。日本弁理士会では、著作権について下記のように定義しています。
著作権は著作物を保護するための権利です。著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます。
参照:日本弁理士会
残念ながら、ブログ記事の丸パクリによる逮捕事例は今のところないようです。(2022年時点)
しかし、最近では漫画村(違法漫画アップロードサイト)の運営者逮捕(2019年)など、著作権への意識が高まりつつあるため、ブログ記事の丸パクリが取り締られる可能性は充分にあります。
ブログ記事の上手なパクリ方3ステップ

前述の通り、他のブログを丸パクリすることは、SEO的にも著作権的にもリスキーです。
しかし、しっかりと上手なやり方でパクれば、リスクなしでオリジナル性の高いコンテンツを作れます。
具体的な手順は下記のとおりです。
ブログ記事の上手なパクリ方
- パクりたい記事内容を箇条書きにする
- オリジナルコンテンツを追加する
- 箇条書きした内容を自分の言葉でまとめる
例文ありで解説するので、参考にしてみてください。
①パクりたい記事の内容を箇条書きする
まずは、他記事のパクりたい内容を箇条書きします。
具体例を見てみましょう。
パクりたい文章を、内容ごとに分解するイメージですね。
丁寧に書くと元記事と言葉遣いや論調が似通ってしまうため、ざっくりとした概要をピックアップしてください。
②オリジナルコンテンツを追加する
このままでは丸パクリと大差ないので、先ほどの箇条書きにオリジナルコンテンツを追加していきます。
実例を見ていきましょう。
オリジナルの要素は多ければ多いほど、Googleからの評価は高くなります。
そのため、パクり元の記事を読んだときに感じた疑問を書き出して、それを解決できる追加情報を加えれば、読者満足度の高いオリジナルコンテンツを作れるでしょう。
③箇条書きした内容を自分の言葉でまとめる
それでは、箇条書きした内容を自分の文章にまとめてみましょう。
ポイントは、元ネタの文章を見ないこと。元ネタを見ながら記事を書くと、自然に言葉遣いや文調が似てしまい、独自性がなくなってしまいます。
完成した文章は下記の通り。
最初の文章と比べると、違いは一目瞭然ですね。
ブログ記事の上手なパクリ方とはつまり、パクりたいブログから学び、自分の中で情報を整理して、まったく新しいオリジナルコンテンツを作成することです。
慣れればSEO的にも著作権的にもリスク0で良質なコンテンツが作れるので、ぜひくり返し実践してくださいね。
ブログ記事を上手にパクるコツ3つ

ここまで、ブログ記事を上手にパクる手順を紹介してきましたが、いくつか意識すべきポイントがあります。
ブログ記事を上手にパクるコツ
- パクリ元の品質を超える
- オリジナル情報を半分以上に
- 読者の悩み・疑問点を解決する
たまに、記事の一部だけを参考にして、結果的にコンテンツの質で負けている人を見かけますが、これでは元記事の劣化版を書いただけなので、Google検索上位には表示されません。
そのため、ブログ記事をパクるときは、元記事の品質を超えることを意識しましょう。
具体的には、オリジナル情報を多めにしたり、パクリ元を読んでいる時に感じた疑問点を解決して、読者の悩みを深く解決することが重要です。
下記記事ではブログ記事を書く手順やコツを解説しているので、本記事で紹介したパクリ方を意識しながら、ブロガーとしてのスキルを高めてみてください。
-
【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】
どうしても丸パクリしたいときは「引用」しよう

ブログ記事の丸パクリはNGですが、どうしても他記事の文章をそのまま使いたい。
そんなときは、他記事の文章を「引用」しましょう。
引用とは、著作権法のルールに則って他者の著作物を掲載すること。では、著作権法のルールとは何なのか、文化庁の見解を引用して紹介します。
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)
参照:文化庁 著作物が自由に使える場合
やや難しい書き方だったので、ブロガー向けに注意点をまとめると下記の通りです。
ブログ記事引用の注意ポイント
- 引用する必要性があるか
- 引用箇所と自分の文章がわかりやすく区別されているか
- 記事のメインがオリジナル文章で、引用は補足程度の文章量か
- 引用元が明記されているか
他にも「引用部分を変えてはいけない」ため、注意が必要です。引用部分を変更する場合は著作者の許可が必要になるため、引用をするときには必ず原文をそのまま利用しましょう。
ちなみに、WordPress(Gutenberg)でブログを書いている人は、引用専用のブロックが用意されているので、ぜひ活用してみてくださいね。
WordPressの引用箇所

まとめ:ブログ運営に「パクリ力」は必須です

この記事では、他ブログの上手なパクり方を解説してきました。
ブログ記事の上手なパクリ方
- パクりたい記事内容を箇条書きにする
- オリジナルコンテンツを追加する
- 箇条書きした内容を自分の言葉でまとめる
ブログを始めたばかりの人にとって、「何を書いたらいいのかわからない」という悩みは何度も立ちふさがる高い壁です。
しかし、正しいブログ記事のパクリ方を身につけることで、そんな課題とはおさらばできます。
文章構成を考える練習にもなるので、ぜひくり返し実践してくださいね。
ちなみに、文章構成の作り方については、下記でわかりやすく解説しています。本記事で紹介した「パクリ方」がフル活用できるので、セットで読んでおきましょう!
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ブログ記事の構成案の作り方!初心者向けの鉄板テンプレートも紹介!
今回は以上です。