この記事で解決できる悩み
本記事の信頼性
当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、ブログの始め方やノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
読者は忘れます。どんなに有益な情報をブログ記事に書いても、記事の最後まで覚えていてくれる人はほとんどいません。
そんな時に活躍するのが「まとめ」です。まとめの質を高めることで、読者に伝えたいことをしっかりと伝えたり、次の行動を促すことができます。
そこで、今回はブログ記事のまとめについて、必要な理由や書き方のコツを解説します。
例文・テンプレート付きでわかりやすく紹介するので、本記事を読めばすぐに読者に刺さるまとめを書けるようになりますよ!

適当に書いている人も多いので、ここで差をつけましょう!
そもそも、ブログ記事の「まとめ」とは?

最初に、そもそもブログ記事における「まとめ」とは何なのか、簡単に説明します。
①「まとめ」とは?
ブログ記事は、大きく分けて
- リード文
- 本文
- まとめ
の3つから構成されます。
下記は、ブログ記事の構成を簡単に表した図です。

上記の通り、ブログ記事におけるまとめとは、その名の通り記事の最後で全体をまとめる文章を表します。
②「まとめ」の役割
まとめの役割は、ブログ記事全体で伝えたいことを総括することです。
まとめがある場合・ない場合では、下記の違いがあります。
まとめがある場合
→ブログ記事の結論が明確になり、筆者が何を伝えたいのか、次にどのような行動をして欲しいのかが分かりやすくなる。
まとめがない場合
→要点をうまく伝えることができず、読者が次の行動をしにくい。
どんなに本文が有益なコンテンツでも、最後まで記事内容を100%覚えている読者はいません。
まとめがない場合、読者から「結局、何が言いたいの?」と思われる可能性があるため、最後まで手を抜かずに書くことが大切です。
ブログ記事のまとめの書き方3つのコツ

それでは、まとめを書く時は、どのようなことを意識すべきなのでしょうか?
特に重要なコツを3つ紹介します。
「まとめ」を書くコツ
- 要点を箇条書きにする
- 次のアクションを促す
- 短めの文章でまとめる
それぞれ詳しく解説します。
①要点を箇条書きにする
1つ目のコツは、要点を箇条書きにすることです。
たとえば、[食事制限 痩せない]という検索キーワードに対して記事を書くことを想定しましょう。
今回は、この記事の要点が
- 食事制限で痩せない理由
- 食事でダイエットする方法
の2つだと予想してみました。
この場合、記事の最後では、下記のようなまとめを書くことになります。
例文
この記事では、食事制限で痩せない理由や、食事でダイエットする方法を解説しました。
食事で痩せない理由には、以下のような理由があります。
- 低カロリー食品ばかり食べている
- 炭水化物を食べていない
- 朝食を食べていない
- 飲み物でお腹を満たしている
上記のように摂取カロリーを抑えすぎると、体は”省エネモード”に入ってしまいます。
食事でダイエットをするためには、
- タンパク質を摂る
- 良質な油を吸収する
- 炭水化物は食物繊維と食べる
- 食物繊維を多く摂取する
の5つを意識することが大切です。
上記のイメージです。
要点を箇条書きでまとめることで、読者に記事内容を思い出させたり、思考の整理を促せます。
結果、読者ニーズを満たすことにつながるため、「読んでよかった」と思ってもらえるようなコンテンツを作成できるでしょう。
②次のアクションを促す
2つ目のコツは。次のアクションを促すことです。
まとめで読者の背中を押すことによって、より読者満足度の高いブログ記事を目指せます。
また、何らかの商品・サービス購入を勧めたい場合、まとめでアクションを促すことでCVR(成約率)を高めることができるでしょう。
先ほど、[食事制限 痩せない]のキーワードで考えたまとめに、次の行動への誘導を加えてみます。
例文
この記事では、食事制限で痩せない理由や、食事でダイエットする方法を解説しました。
食事で痩せない理由には、以下のような理由があります。
- 低カロリー食品ばかり食べている
- 炭水化物を食べていない
- 朝食を食べていない
- 飲み物でお腹を満たしている
上記のように摂取カロリーを抑えすぎると、体は”省エネモード”に入ってしまいます。
食事でダイエットをするためには、
- タンパク質を摂る
- 良質な油を吸収する
- 炭水化物は食物繊維と食べる
- 食物繊維を多く摂取する
の4つを意識することが大切です。
しかし、上記の条件をすべて満たした食事って難しいですよね。
そんな人におすすめなのが〇〇というプロテインバーです。痩せやすい体づくりの強い味方なので、ぜひ試してみてください。
上記のイメージです。
最初に要点をまとめて読者の悩みをしっかり解決することで、違和感のない流れで次のアクションを促せるでしょう。
③短めの文章でまとめる
3つ目のコツは、文章を短くまとめることです。
Webマーケティング系の有名メディア「バズ部」の調査によると、まとめの文章は10行〜15行がもっとも読者のCVR(成約率)が高くなります。
そのため、読者に商品・サービスを紹介したり、次の記事へ読み進めてもらいたいときは、短い文章で端的に要点をまとめてから、アクションを促しましょう。

長いまとめは読者が離脱するきっかけになるため、絶対に避けてください!
【系統別】ブログ記事のまとめの例文&テンプレート

まとめの書き方について、まだ具体的なイメージができていない人も多いハズ。
そこで、ブログ記事を3つに分類して、それぞれの例文&テンプレートを用意しました。
ブログ記事の3系統
- ノウハウ系記事
- レビュー系記事
- まとめ系記事
もちろんコピペOKなので、ぜひ活用してみてくださいね。
①ノウハウ系記事
この記事では、〇〇のやり方について解説しました。
- ステップ①
- ステップ②
- ステップ③
〇〇ができることで、□□が実現できます。
〜に効果的なので、この記事を見ながら何回も練習するのがおすすめです。
また、〇〇ができるようになったら、次は△△にチャレンジしましょう。
詳しいやり方は下記の記事で紹介しているので、あわせて読んでみてください。
(別記事へのリンク)
今回は以上です。
ノウハウ系記事の場合、「〜のやり方」が要点になることがほとんどです。なので、それを箇条書きでまとめてから、くり返し記事を読むようアクションを促しました。
また、別記事へのリンクを貼ることで、読者の次の悩みを解決。さまざまな記事を回遊してもらえたら、SEO的な評価も高まりますね。

自分のブログ内で読者ニーズを満たせるよう、コンテンツを積み重ねましょう。
②レビュー系記事
この記事では、〇〇の特徴や口コミ・評判について紹介しました。
- 特徴①
- 特徴②
- 特徴③
総合的に見て、〇〇は良い口コミが集まる商品でしたね。たしかに□□という気になる評判もありましたが、△△なので特に問題はないでしょう。
〜に便利なので、少しでも気になる人はぜひ試してみてください。
(商品リンク)
今回は以上です。
レビュー記事の場合、読者の商品・サービス購入が最終目標になるパターンがほとんどです。
そのため、読者に「商品・サービスの特徴」「口コミ・評判」などを再認識してもらうことで、購入を促しましょう。

自分なりの体験や感想を書くことで、より信頼性のあるまとめを書けますよ!
③まとめ系記事
この記事では、〇〇のおすすめを△△個紹介しました。
- おすすめ①
- おすすめ②
- おすすめ③
それぞれ特徴が異なり魅力があるサービスですが、どうしても迷って決められないときは個人的に□□をおすすめしています。
なぜなら、□□は〜だからです。
…なので、ぜひ試してみてくださいね。
(商品リンク)
今回は以上です。
まとめ記事の場合、「おすすめ○選!」といった形で複数の商品・サービスを紹介します。そのため、改めて記事内で紹介した商品・サービスをまとめましょう。
ポイントは、出口を絞ってあげること。複数の商品・サービスを並べると、他記事の評判も気になるのが読者の性なので、「迷ったらこれ!」と出口を示すことで離脱を防いでください。
公式サイトやブログ内の解説記事にリンクさせることで、高い確率でページ移動してくれますよ。

無料相談で成果報酬が発生する案件は、まとめから成約することが多いです!
【注意】ブログ記事のまとめに「いかがでしたか?」はやめておこう

最後に注意点をひとつだけ。ブログ記事のまとめで、「いかがでしたか?」と書くのはおすすめしません。
たしかに、「いかがでしたか?」と書くと記事の終わり感を出せますが、中には不愉快に感じる人もいるからです。

以前、「いかがでしたかブログ」という言葉が流行ったことがあります。
内容は、【深キョンが不倫!?相手はまさかの〇〇】みたいなタイトルなのに記事内に答えがない。そして最後に「いかがでしたか?」と聞いてくる、というもの。
「いかがでしたか?」じゃねえだろ!とブチ切れる人が続出したことから、ちょっとした話題になりました。
そもそも、「いかがでしたか?」と書くこと自体、読者にとってなんらメリットはありません。
絶対に使ってはいけないという訳ではありませんが、使わない方が無難といえるでしょう。
まとめ:ブログ記事のまとめを極めて読者を導こう

この記事では、ブログ記事の「まとめ」を書くコツについて、例文&テンプレート付きで解説してきました。
「まとめ」を書くコツ
- 要点を箇条書きにする
- 次のアクションを促す
- 短めの文章でまとめる
まとめは、ブログ読者に記事内容をわかりやすく伝え、次のアクションを起こしてもらうために超重要です。
とはいえ、記事を最後まで読んでもらえなければ、どんなにまとめの質を高めても意味がありません。なので、まずは「リード文」「本文」の質を高めましょう。
リード文の書き方については、『書き出しで心を殴れ!リード文の書き方を例文&テンプレート付き解説』を、本文を含む記事全体の書き方については『【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】』を参考にしてみてくださいね。
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【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】
今回は以上です。