この記事で解決できる悩み
- Webマーケティングの仕事内容は?
- どんな職種があるの?
- 未経験から転職する方法を教えて!
本記事の信頼性

当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、副業(Webマーケティングやブログ)ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
Webマーケティング職は、これから就職・転職を考えている方に超おすすめの仕事です。
その理由は、Webマーケティング業界には
- 将来性があるWeb・IT業界
- 在宅ワークができる
- フリーランス独立できる
など、たくさんのメリットがあることが挙げられます。
しかし、Webマーケティングに興味を持ったものの、「どんな仕事をしているの?」「具体的にどんな職種があるの?」といった悩みを抱えている方も多いでしょう。
そこで、この記事では現役Webマーケターの僕がWebマーケティング職の仕事内容を解説します。5つの職種や未経験からWebマーケターになる方法も紹介するので、参考にしてみてください。

それでは本題に入ります。
そもそもWebマーケティングとは?

そもそもWebマーケティングってなに?


簡単に言うと、Web上で行われるマーケティングのこと!
「それならマーケティングとは?」と思う方も多いと思いますが、残念ながらマーケティングには明確な定義がありません。なので、参考として有名な著名人や公式団体がマーケティングについてどのように考えているか紹介します。
ピーター.F.ドラッガーの考え
「マーケティングの理想は販売を不要にする」
参照:ピーター.F.ドラッガー
日本マーケティング協会の考え
マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。
参照:日本マーケティング協会

つまり、マーケティングとは「商品・サービスが売れる仕組みづくり」のことだと言えそうです。
そして、Webマーケティングはこの「仕組みづくり」をWeb上で行う活動を表します。
Webマーケティング職の仕事内容3つ

Webマーケティング職の仕事内容は主に3つあります。
Webマーケティング職の仕事内容
- 集客する
- アクセス解析をする
- リピーターを獲得する
それぞれ解説します。
①集客する
1つ目は、「集客」です。
Webマーケターは、さまざまな方法を駆使して顧客を集め、商品・サービスの販売や売り上げアップを目指します。
具体的な集客方法は、
- SEO:Googleの検索結果にWebサイトを上位表示させるための施策
- Web広告運用:Webサイトなどに表示される広告の運用
- SNS運用:TwitterやInstagram、YouTubeなどのフォロワー・登録者数を増やす
などがあり、それぞれを専門に扱う職種が存在するくらい深い世界です。
②アクセス解析をする
2つ目は、「アクセス解析」です。
アクセス解析とは、Webサイトにアクセスした人の情報や動向を分析すること。そして、分析結果をSEOやWeb広告運用などに活かすことで、集客を改善、加速させます。
アクセス解析では、さまざまな指標を管理する必要があります。たとえば、
- クリック数(Click)
- クリック率(CTR)
- クリック単価(CPC)
- コンバージョン数(CV)
- コンバージョン率(CVR)
- インプレッション(Imp)
- インプレッション単価(CPM)
- 顧客獲得単価(CPA)
- 広告費用対効果(ROAS)
- 投資収益率(ROI)
など、膨大な指標をもとにWebサイトのパフォーマンス向上を目指します。

専門用語なので、意味はわからなくてOKです!
アクセス解析は基本的には集客施策の担当者が実施しますが、ハイレベルな専門知識を備えたWebアナリストなどの専門職も存在します。
③リピーターを獲得する
3つ目は、「リピーター獲得」です。
マーケティングの理想系を集客をせずに商品・サービスが売れる状態とするなら、リピーター獲得は超重要となります。なぜなら、リピーターとは反自動的に商品・サービスを購入し続けてくれる存在だからです。
そのため、Webマーケターはリピーターを獲得するために、
- メルマガ
- SNS
- アプリ
などを活用します。
上記を通じて、お得なキャンペーンや有益な情報を発信してファンを獲得できれば、継続的に商品・サービスが売ることが可能になります。
そのため、リピーター施策の担当者は、顧客からの信頼獲得を最重視しているのが特徴です。
Webマーケティングの仕事で王道な職種5つ

Webマーケティング業界には、さまざまな職種があります。その中でも特に有名なのは以下の5つです。
Webマーケティング職の仕事内容
- SEOコンサルタント
- Web広告運用担当者
- SNSマーケター
- Webディレクター
- Webマーケティング営業職
それぞれ年収などもあわせて紹介します。
参考記事>>Webマーケティング職の年収が低いわけがない【未経験でも稼げる】
①SEOコンサルタント

平均年収 | 400万円〜500万円程度 |
テレワーク | 可能 |
未経験からの転職 | やや難 |
SEOコンサルタントとは、クライアントのWebサイトをGoogle検索で上位表示させる仕事です。
主な仕事内容は以下になります。
- 顧客・市場調査
- 分析・提案
- 戦略立案・実行
- レポーティング
クライアントのWeb担当者と折衝しながら業務を進めることが多いため、専門スキル以外に高いコミュニケーション能力やビジネススキルも求められる仕事です。
SEOコンサルタントの仕事内容について、詳しくは『SEOコンサルタントの仕事内容や年収は?現役SEOマーケターが解説』で解説しています。
②Web広告運用担当者

平均年収 | 400万円〜500万円程度 |
テレワーク | 可能 |
未経験からの転職 | 可能 |
Web広告運用担当者とは、自社やクライアントのWeb広告を運用することで商品・サービスの売上を向上させる仕事です。
主な仕事内容は以下になります。
- 広告の掲載プラン作成
- 広告掲載
- ユーザーの動向分析
- 広告プランの改善
- レポーティング
無数にある指標を管理しなくてはならないため、数字に強い人や集中力の高い人に向いているといえるでしょう。

Webマーケティング業界で特に「未経験OK」の求人が多いのもポイント!
Web広告運用担当者の仕事内容について、詳しくは『【しんどい】Web広告運用は辛い!現役Webマーケターが仕事内容を解説』で解説しています。
③SNSマーケター

平均年収 | 300万円〜400万円程度 |
テレワーク | 可能 |
未経験からの転職 | やや難 |
SNSマーケターとは、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSの運用を通してマーケティング活動を行う仕事です。
主な仕事内容は以下になります。
- SNS運用
- データ分析
- インフルエンサーとの交渉
企業のSNSアカウントを運用したり、影響力のあるインフルエンサーに商品・サービス紹介を依頼したりと仕事内容は多岐にわたります。
SNSマーケターの仕事はここ数年で急激に需要が増加しました。今後もこの流れは続くと予想されるため、年収なども伸びていく見込みです。

未経験から転職を目指すなら、自分のアカウントを伸ばして実績を作りましょう!
④Webディレクター

平均年収 | 450万円〜550万円程度 |
テレワーク | 可能 |
未経験からの転職 | 難 |
Webディレクターとは、自社やクライアントのWebサイトの制作進捗を管理する仕事です。編集者やライター、デザイナーなどスタッフのスムーズな作業進行をうながします。
主な仕事内容は以下になります。
- 企画・提案
- サイト制作・進捗管理
- サイト更新・管理
Webディレクターは、
- 編集者
- ライター
- デザイナー
- プログラマー
- クライアント
など多くの職種の人と関わります。
そのため、高いコミュニケーションに加えて幅広いクリエイティブ知識が必要な仕事です。
⑤Webマーケティング営業職

平均年収 | 400万円〜500万円程度 |
テレワーク | 可能 |
未経験からの転職 | 営業経験があれば可 |
Webマーケティング営業職とは、クライアントに対してWebサイトの企画立案や売上アップを目的としたWebマーケティング提案を行う仕事です。
- Webサイト企画提案
- システム構築企画提案
- Webマーケティング提案(SEO、広告など)
営業職とは言ったものの、実質的にはコンサルタントのような役割も果たす仕事です。そのため、Webマーケティングについて幅広い知識が求められます。
新規顧客・既存顧客のどちらがターゲットかは企業によって異なるため、転職を検討する時は事前にチェックしましょう。

Webマーケティング未経験でも営業職の経験があれば歓迎している企業が多いのも特徴です!
Webマーケティングの仕事に求められるスキル5つ

Webマーケティングの仕事に求められるスキルは主に5つあります。
Webマーケティングの仕事に求められるスキル
- Webマーケティングスキル
- コミュニケーション能力
- 論理的思考能力
- マネジメント力
- 学び続ける力
それぞれ解説します。
①Webマーケティングスキル
1つ目は、Webマーケティングスキルです。
Webマーケティングスキルには
- SEO
- Web広告運用
- SNS運用
などさまざまなスキルがありますが、具体的に求められるスキルは職種によって異なります。
求人に「未経験OK」と書いてある仕事でも最低限のWebマーケティングスキルは必須なので、未経験からの転職を目指す方はまずは勉強からスタートしてみてください。
-
【未経験向け】Webマーケティングの独学・勉強方法6選【転職・稼ぐ方法】
②コミュニケーション能力
2つ目は、コミュニケーション能力です。
クライアントや社内メンバーなど、Webマーケティングの仕事では人間関係がつきものです。
そのため、
- わかりやすく話す力
- 相手の話を聞く力
- 意図をくみ取る力
などのコミュニケーション能力は必須となります。
基本的にどの業界でも求められるスキルなので、転職を目指す方は今いる会社で意識しましょう。
③論理的思考能力
3つ目は、論理的思考能力です。
Webマーケティングの仕事はさまざまな課題に対して効果的な施策を検討するため、論理的な思考は必須です。そのため、転職活動の面接時は、論理的思考能力がアピールできるような受け答えができるといいでしょう。
僕がWebマーケティング業界の転職面接で聞かれた質問は『【回答例あり】僕がWebマーケティング面接で聞かれた7つの質問』で紹介してるので、参考にしてみてください。
④マネジメント力
4つ目は、マネジメント力です。
Webマーケティングの仕事ではいろいろな職種と関わります。編集者やライター、デザイナーなどと連携しながら業務を進める中で、リーダーとしてマネジメントする場面も多いです。
ここで求められるのがマネジメント力です。もちろん部下や後輩ができた時にも活躍するスキルなので、ぜひ磨いてみてください。
⑤学び続ける力
5つ目は、学び続ける力です。
Webマーケティング業界はかなり変化が激しいです。今まで通用していたノウハウが急に使えなくなることもあるため、常に最新情報をアップデートしなくてはいけません。
そのため、Webマーケターは常に学び続ける必要があります。時には休日を活用して勉強することもあるため、知識欲が少ない人にとっては辛い仕事です

Webマーケティングを好きなことが1番大切です!
Webマーケティング業界の将来性は?

Webマーケティング業界は将来性があり、今後も需要が伸び続けると予想されています。その理由は主に3つです。
- 業界規模が拡大している
- スキルの汎用性が高い
- AIの台頭がプラスにはたらく
特に、YouTubeやSNSはこれからの成長に大きな期待が集まっているため、Webマーケティング業界への転職を考えている方は検討しましょう。
Webマーケティング業界の将来性については、『Webマーケティング業界はなくなるの?将来性や今後の需要を徹底分析』で詳しく解説しています。
また、SEOコンサルタントはWebマーケティング業界の中でも特に将来性があります。以下の記事で解説しているので、あわせて読んでみてください。
参考記事>>SEOコンサルタントは将来性アリ!年収や未経験から転職する方法も解説
未経験からWebマーケティング業界に転職する方法

未経験からWebマーケティング業界に転職する方法は主に2つあります。
未経験からWebマーケティング業界に転職する方法
- スクールで学んで転職する
- 転職エージェント・サイトに登録する
それぞれ解説します。
①スクールで学んで転職する
1つ目は、Webマーケティングスクールに通う方法です。
Webマーケティングスクールでは実践的なスキルを身につく上、手厚い転職サポートを受けられます。求人紹介や書類・面接対策もあるので、1人で活動するより転職成功に近づくことが可能です。
以下は特に転職サポートが手厚いスクールなので、興味のある方は無料相談で話を聞いてみてください。
失敗しないWebマーケティングスクール3選
- Wannabe Academy
※実務経験を積める!現場のスキルが身につくコスパ最強スクール! - デジプロ
※受講者数No.1&全国10校に通学OK!失敗を避けたい方におすすめ! - マケキャンbyDMM.com
※転職成功率98%!キャリアアドバイザーの支援を受けるならここ!

もっとも効率的にWebマーケターになれる方法です!
また、それ以外のおすすめWebマーケティングスクールは以下の記事で紹介しています。
-
WebマーケティングスクールおすすめランキングTOP10【評判あり】
②転職エージェント・サイトに登録する
2つ目は、転職エージェント・サイトに登録する方法です。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーのサポートを受けながら書類・面接対策ができます。完全無料なので、コストをかけずに転職活動をしたい人におすすめです。
以下の3社は特にWebマーケティング業界に強い転職エージェント・サイトなので、とりあえず登録しておけば間違いありません。
最初に登録すべき転職エージェント3選
- リクルートエージェント
※国内最大手!転職実績No.1!求人数が多く、とりあえず登録すべきエージェント! - マスメディアン
※IT特化!Webマーケティング求人数No.1!知識豊富なアドバイザーが多数! - dodaエージェント
※手厚いサポートが魅力!どこよりも転職者の悩みに寄り添い、解決してくれる!

ある程度のスキルは独学で身につける必要があるので、注意しましょう。
また、それ以外のおすすめ転職エージェント・サイトは以下の記事で紹介しています。
-
【2024年版】僕のWebマーケティング転職に役立ったエージェント・サイト16選!
まとめ:まずは興味のあるWebマーケティング職を絞って勉強してみよう!

この記事ではWebマーケティング職の仕事内容を紹介しました。
Webマーケティング職の仕事内容
- 集客する
- アクセス解析をする
- リピーターを獲得する
Webマーケティング職の仕事内容は多種多様です。職種によってまったく違う内容になるため、正直すべてを語ることはできていません。
そのため、まずは興味のある職種を絞りましょう。そして、その職種で必要になるスキルについてスクールや本で学んでみてください。
勉強が苦でなければかなり向いているので、とことん極めて転職や独立などキャリアを切り開くのがおすすめです。
-
現役マーケターが厳選!独学におすすめのWebマーケティング本15選!
今回は以上です。