この記事で解決できる悩み
- Webマーケティングの将来性は?
- 今後の需要はどうなるの?
- なくなるって聞いたけど本当?
本記事の信頼性
当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、副業(Webマーケティングやブログ)ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
結論から言うと、Webマーケティング業界は将来性が高く、今後も需要が増えると予測されます。
しかし、特にWebマーケティング業界への転職を考えている方の中には、「本当に大丈夫?」「なくなるって聞いたけど…」と不安に感じている方も多いでしょう。
そこで、この記事ではWebマーケティング業界の将来性や今後の需要について、現役のWebマーケター目線で分析します。未経験からWebマーケターになる方法についても解説するので、参考にしてみてください。
それでは本題に入ります。
【前提】Webマーケティングがなくなることはありえない
まず前提条件として、Webマーケティングがなくなることはありえません。
なぜなら、Webマーケティングがなくなるということは、「マーケティング」「Web」のいずれかがなくなることを示すからです。
そもそも「マーケティング」という概念は、1,900年代初頭にアメリカで生まれたと言われています。しかし、販売や集客はそれこそ何百年も前から現代まで絶え間なく行われてきた活動です。
そして、このインターネット社会において「Web」がなくなるハズがないということは、今さら特筆する必要もないでしょう。
たしかに、需要が増えたり減ったりする分野は、時代の流れとともに現れるかもしれません。
しかし、これまでの歴史から考えて、Webマーケティングがなくなるなんて非現実的だと僕は考えています。
「マーケティング」と「Web」がなくならない限り、時代の流れに合わせて存在し続けるのがWebマーケティングです!
Webマーケティング業界の将来性・需要が期待される理由3つ
Webマーケティング業界は将来性・需要ともに期待を集め、これから伸びる業界と話題です。その理由は3つあります。
Webマーケティング業界の将来性・需要が期待される理由
- 業界規模が拡大している
- スキルの汎用性が高い
- AIの台頭がプラスにはたらく
それぞれ解説します。
①業界規模が拡大している
Webマーケティング業界は、20年近く前から成長を続けています。下記の広告費の推移を見ると、それは一目瞭然です。
テレビ・インターネット広告費の推移
これは、大手広告代理店・電通が発表したデータをまとめたものです。2020年度までのインターネット広告費はテレビ広告費を追い抜き、コロナ下においても右肩上がりの成長を続けています。
さらに、今後はYoutubeなど動画コンテンツを用いた広告が活発化し、インターネット広告費はさらに増加するでしょう。Webマーケティング業界の成長はこうした時代の流れに沿ったものなので、将来性・需要に期待が集まるのもよくわかりますね。
②スキルの汎用性が高い
Webマーケティング業界では、数あるスキルの中でも特に汎用性の高い「マーケティングスキル」を身につけることができます。
現代は、個人でもモノを販売できる時代です。少し前までは企業によるビジネスが主流でしたが、インターネットの普及によって個人でもSNSなどを通して「集客」ができるようになりました。
この時に必要となるのが、「マーケティングスキル」です。マーケティングが得意な人は、人を集めて自分の商品やスキルを販売できるため、会社員に限らず幅広いはたらき方が選べます。
もし明日会社が潰れても生活できるだけの「個人力」が身につくわけです。
また、Webマーケティング業界では、マーケティングという専門スキル以外にも汎用性の高いスキルが身につきます。
具体的には、
- 論理的思考力
- コミュニケーション力
- 好奇心・情報収集力
- Excel・PowerPoint使用スキル
といったどんな仕事でも活躍するスキルです。
そのため、Webマーケティング業界で働く人は、マーケティングに限らずキャリアを選べるような需要の高い人材になれるでしょう。
Webマーケターに求められるスキル・身につくスキルについて詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
Webマーケティングに必要なスキルセットは7つだけ!【習得方法も解説】
③AIの台頭がプラスにはたらく
AIが台頭したら、むしろWebマーケターの仕事はなくなるのでは?
僕はむしろ、AIのおかげでWebマーケターの業務が効率化されて、たくさんの仕事ができると思ってるよ!
チャットボットやレコメンドがよい例です。
チャットボット・レコメンドとは?
- チャットボット:自動会話プログラム。 24時間対応可能のチャットサービスなどが提供できる
- レコメンド:過去のデータを分析し、販売サイトなどで最適な商品やサービスを提供できる
上記のツールを導入した結果、今まで5,6人を配置していた仕事を無人化できた事例がたくさんあります。他にも、コンビニでヒートマップツールを用いてお客様の歩いた経路などを分析、最適な商品の配置などに役立てたりしています。
この仕組みづくりは、Webマーケターが担当することがほとんどです。そのため、AIの台頭によってWebマーケターの仕事が効率的になるといえるでしょう。
ただし、中にはAIに奪われる仕事もあるため、注意が必要です。たとえば、情報収集や分析はAIが成長することで人の手が不要になるかもしれません。
しかし、
- 戦略を練る
- 施策を立案する
- 信頼関係を築く
などはAIにはできないので、人間にしかできない仕事さえ見極めれば将来性のある人材になれるでしょう。
少なくともWebマーケターの需要がなくなることはありえないです。
Webマーケティングの「将来性のある分野」と「需要がなくなるかもしれない分野」とは?
Webマーケティング業界は将来性・需要に期待できる業界です。しかし、その中でも「将来性のある分野」と「需要がなくなるかもしれない分野」が存在します。
Webマーケティング業界の需要・将来性
- 将来性のある分野:YouTube・SNS
- 需要がなくなるかもしれない分野:SEOだけの運用
現役Webマーケター目線で考察してみたので、参考にしてみてください。
①Youtube・SNSは将来性あり
YouTube運営やSNS運用は、Webマーケティング業界のなかでも特に将来性のある分野となっています。なぜなら、YouTube・SNSでは個人や企業による「ブランディング」ができるからです。
なんでブランディングが大切なの?
それは、現代が「どのような」情報を発信するかより「誰が」情報を発信するかを重視する時代だからだよ。
少し前までは、インターネット上には誤った情報がたくさんありました。正しい情報や有益な情報を発信しているだけで、「良質なコンテンツ」だと読者やGoogleから評価されていた時代です。
しかし、最近では正しい情報や有益な情報を発信している人は星の数ほど存在します。そのため、発信するコンテンツだけで差別化することは、昔と比べて明らかに困難になっています。
このような状況において、「情報の質」よりも「発信者の質」を重視する人が増えつつあります。
たとえば、風邪をひいて治し方を検索した時に、「現役の医者」と「医学に詳しいサラリーマン」の2人が同じ治療法を話していたら、現役の医者を信じる人がほとんどでしょう。
つまり、現代で求められているコンテンツは、情報の質に加えて発信者の権威性と信頼性が必要になったということです。
YouTubeやSNSは、個人・企業問わずに自分の色を出してブランディングできる環境が整っているため、成長を続けています。実例として、動画市場規模の今後の予想を見てみましょう。
このように、ブランディングが必須の時代の流れがあるからこそ、YouTube・SNSはWebマーケティング業界の中でも特に将来性があると期待を集めているわけです。
②SEOだけの運用は需要がなくなる可能性あり
SEOだけのWebマーケティングは、今後は需要がなくなる可能性があります。
なぜなら、よく検索されるキーワードの上位は、すでに飽和が始まっているからです。強力なメディアを持つ企業が検索結果で1位をとるために激しい戦いをしているため、新規メディアの参入は難しくなっています。
特に、ブロガーなど個人メディアを運営者への影響は計りしれません。たとえば、金融や美容などの人気ジャンルでは、1年近く記事を更新してもサイトへのアクセス0なんてこともザラです。
僕も個人ブログを運営している身として悩ましい…
しかし、だからといってSEOの需要が0になるわけではありません。検索で上位表示できれば圧倒的に大きな市場でビジネスができるため、今後もSEOを仕事にする人は増え続けるでしょう。
ただし、SEOだけの運用ではなく、「SEO+◯◯」のように変化することは予想されます。そのため、今回は「需要がなくなるかもしれない分野」として紹介しました。
Youtube・SNSなどのブランディングと組み合わせる戦略が主流になりそうですね!
SEOのプロ、「SEOコンサルタント」の将来性については、以下の記事で詳しく解説しています。
【2024年】SEOコンサルタントは将来性アリ!今後の需要や年収は?
複数スキルを持つWebマーケターの将来性・需要は最高です
これからの時代、複数分野のスキルを身につけたWebマーケターはかなり将来性があるでしょう。なぜなら、Webマーケターのほとんどは1つの分野に特化したスキルを持っているため、市場価値を高められるからです。
どんなスキルを身につければいいの?
組み合わせの例を見てみよう!
Webマーケティングスキルの組み合わせ
- SEO+SNS
- SEO+広告
- SNS+動画
組み合わせは自由ですが、あまり増やしても知識が浅くなってしまうので、まずは2つくらいに絞って勉強するのがおすすめです。
ちなみに、Webマーケティングの勉強方法については以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
【未経験向け】Webマーケティングの独学・勉強方法6選【転職・稼ぐ方法】
【将来性は?】Webマーケティング職の具体的なキャリアプランは3つある
ここまで、「Webマーケティング業界は将来性がある」「需要が高まる」と解説してきましたが、具体的なキャリアプランが気になっている方も多いでしょう。
結論、Webマーケティング職の主なキャリアプランは3つあります。
Webマーケターのキャリアプラン
- フリーランス独立する
- 企業Webマーケターとして昇進する
- 転職して年収アップを目指す
上記の通り、Webマーケターは独立・昇進・転職といった形で幅広いキャリアを描ける点が最大のメリットです。
そのため、「理想のライフスタイルを求めたい」「やりたくないことをやらない人生にしたい」と考えている人には、特にイチオシの職業といえるでしょう。
Webマーケティング職のキャリアプランについて、くわしくは以下の記事で解説しています。
未経験者向け!Webマーケティング職のキャリアプラン3つを徹底解説
未経験からWebマーケティング業界に転職する方法2つ
ここでは、未経験でWebマーケティング業界に転職する方法を2つ紹介します。
①スクールで学んで転職する
1つ目は、Webマーケティングスクールに通う方法です。
Webマーケティングスクールでは、実践的なスキルを身につけられることに加えて、手厚いサポートのもとで転職活動ができます。求人紹介や書類・面接対策を受けられるため、圧倒的に転職成功に近づくことが可能です。
以下は特に転職サポートが手厚いスクールなので、興味のある方は無料相談で話を聞いてみましょう。
失敗しないWebマーケティングスクール3選
- Wannabe Academy
※実務経験を積める!現場のスキルが身につくコスパ最強スクール! - デジプロ
※受講者数No.1&全国10校に通学OK!失敗を避けたい方におすすめ! - マケキャンbyDMM.com
※転職成功率98%!キャリアアドバイザーの支援を受けるならここ!
もっとも効率的にWebマーケターになれる方法です。
それ以外のおすすめWebマーケティングスクールは以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
WebマーケティングスクールおすすめランキングTOP10【評判あり】
②転職エージェント・サイトに登録する
2つ目は、転職エージェント・サイトに登録する方法です。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーのサポートを受けながら書類・面接対策ができます。完全無料でコストをかけずに転職活動をできるは嬉しいポイントです。
以下は20社を超える転職エージェント・サイトを利用した僕が特に助けられた3社なので、ぜひ登録してみてください。
最初に登録すべき転職エージェント3選
- リクルートエージェント
※国内最大手!転職実績No.1!求人数が多く、とりあえず登録すべきエージェント! - マスメディアン
※IT特化!Webマーケティング求人数No.1!知識豊富なアドバイザーが多数! - dodaエージェント
※手厚いサポートが魅力!どこよりも転職者の悩みに寄り添い、解決してくれる!
ある程度のスキルは独学で身につける必要があるので、注意しましょう。
それ以外のおすすめ転職エージェント・サイトは以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
【2024年版】僕のWebマーケティング転職に役立ったエージェント・サイト16選!
まとめ:Webマーケティング業界は将来性があり、今後も需要が伸び続けます
この記事では、Webマーケティング業界の将来性や需要について、現役のWebマーケター目線で分析しました。
Webマーケティング業界は将来性があり、今後も需要が伸び続けると僕は考えています。それは、Webマーケティングが必要とされる時代の流れによるものなので、簡単に覆ることはないでしょう。
なので、これからWebマーケティング業界に転職したいと考えている方は、ぜひ前向きに検討してみてください。僕がWebマーケティング業界への転職活動で内定をもらった時の話は以下の記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
【体験談あり】ブログがWebマーケティング転職に強い理由【現役マーケターが力説】
今回は以上です。