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当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、ブログの始め方やノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
ブログ作成サービスとは、初心者でも気軽にブログを開設・運用できるオンラインサービスのこと。最近ではSNSが主流と言われますが、今でも趣味で日記を書いたりビジネスとして稼いでいる方は多いです。
当ブログも、毎月100万円を超える収益を生み出せています!
しかし、世の中には20種を超えるブログ作成サービスがあります。それぞれ特徴や用途が異なるため、目的に合わないサービスを選んでしまうと「こんなハズじゃなかった…」と後悔する可能性も。
そこで今回は、おすすめのブログ作成サービスを紹介します。それぞれのメリット・デメリットや選び方も解説するので、最後まで読めば「初心者が始めるならどこがいい?」の疑問を解消できますよ!
※ブログを収益化させたい方におすすめのブログ作成サービスはWordPress一択。最速で始める方法は『【初心者向け】WordPressブログの始め方をたったの3ステップで解説!』をご覧ください。
ブログ作成サービスの種類
前提として、ブログ作成サービスは目的別に大きく2つに分かれます。
ブログ作成サービスの種類
- 収益化におすすめの「WordPress」
- 日記・趣味におすすめの「無料ブログ」
まずは上記の違いやメリット・デメリットを把握しておきましょう。
①WordPress(ワードプレス)
WordPress(ワードプレス)とは、世界中の約7割のWebサイトを構築する世界でもっとも利用されているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)です。
最大の魅力は、カスタマイズ性の高さ。「テーマ」と呼ばれるテンプレートでブログデザインを整えたり、「プラグイン」と呼ばれるツールで機能を拡張できたりします。
また、WordPressにはGoogle検索で上位表示されやすい特徴も。後述する無料ブログと違って広告の掲載制限もないため、本気で収益化を目指したい方におすすめのブログ作成サービスです。
当ブログもWordPressで作成しています!
1.WordPressの種類は2つある
実は、WordPressには2つの種類があります。
WordPressの種類
- WordPress.com
WordPressを用いて提供されているブログ作成サービス - WordPress.org
WordPressをサーバーにインストールして、ブログを構築するサービス
WordPress.comは、無料で利用できるブログ作成サービスのことです。気軽に始められますが、デザインや機能のカスタマイズ性が低かったり広告掲載に制限があったりと収益化には向いていません。
対して、WordPress.orgはレンタルサーバーにWordPressをインストールしてブログを開設します。手間はかかりますが収益化に強く、一般的にWordPressといえばWordPress.orgを指すことが多いです。
難しく感じるかもしれませんが、最近のレンタルサーバーは申し込みと同時にWordPressを自動インストールしてくれるので、初心者でも10分程度で始められますよ。
WordPressブログの始め方!500円割引の開設方法を解説【初心者向け】
ここからは、WordPress.orgのメリット・デメリットを詳しく解説します。WordPress.comについては後述の無料ブログ作成サービスまとめで紹介するので、収益化に興味のない方はそちらをご覧ください。
2.WordPress.orgのメリット
WordPress.orgのメリットは下記のとおりです。
WordPress.orgのメリット
- デザイン性が高い
- 独自ドメインが使える
- 自由に広告を掲載できる
- 検索上位に表示しやすい
- 機能をカスタマイズできる
WordPress.orgは、デザインテンプレートの「テーマ」や機能を追加できる「プラグイン」が豊富に用意されているため、好みに合わせて自由にカスタマイズできます。
書いた記事がGoogle検索で上位表示されやすい&広告掲載の制限もまったくないので、うまくブログに読者を集めて商品・サービスを紹介すれば、初心者でも収益化につなげられるでしょう。
また、後述しますが無料ブログ作成サービスは運営会社にブログの命運を握られる側面が。しかし、WordPress.orgは独自ドメイン(URL)を入手できるため、育てれば自分だけの資産をつくれますよ。
簡単にまとめると、WordPress.orgは”収益化に強い”&”資産性が高い”ってことです。
3.WordPress.orgのデメリット
メリットの多いWordPress.orgですが、デメリットもあります。
WordPress.orgのデメリット
- 運営費用がかかる
- 導入に手間がかかる
- WordPress管理が必要
先述のとおり、WordPress.orgでブログを始めるためには、事前にレンタルサーバーを用意する必要があります。レンタル費用は月500〜1,000円程度なので、年10,000円前後のコストがかかる計算です。
>>ブログ開設の初期費用はいくら?WordPressの維持費と回収方法も解説!
また、運営会社が環境を整えてくれる無料ブログ作成サービスと違い、WordPressのインストール〜定期的な更新まで自分でしなければならないため、それなりの手間がかかる点は否めません。
とはいえ、WordPress.orgは収益化できるので、コスパ的にはむしろ優れているかなと。最近では申し込むだけでWordPressを導入してくれるレンタルサーバーも多く、初心者でも安心して始められますよ。
当ブログの場合、開設3ヶ月で初期投資を回収して収支プラスになっていました。
1番簡単なWordPressブログの始め方は『【初心者向け】WordPressブログの始め方をたったの3ステップで解説!』で解説しているので、収益化を目指したい方はぜひチェックしてみてくださいね。
②無料ブログ
無料ブログとは、さまざまな企業が提供するブログ作成サービスのこと。WordPressと違って運営会社がブログ運営に必要なものを準備しているため、登録するだけで簡単にブログを始められます。
ただし、無料ブログには利用制限があり、デザインを自由に変更できなかったり掲載できる広告が決められていたりします。収益化には向かないので、日記・趣味としてブログを楽しみたい方におすすめです。
ここからは、さらに詳しく無料ブログのメリット・デメリットを見ていきましょう。
1.無料ブログのメリット
無料ブログのメリットは下記のとおりです。
無料ブログのメリット
- 無料で利用できる
- すぐに記事を書ける
- 管理の手間がかからない
最大の魅力は、なんといっても無料で利用できること。有料プランのあるブログ作成サービスも多いですが、記事を書いて投稿するだけなら基本的にお金をかけずにブログを運営できます。
また、無料ブログは運営会社が環境を整えてくれるため、登録後すぐに記事を書き始めることが可能です。システム的な更新作業なども自分でする必要がなく、手間をかけずにブログを楽しめるでしょう。
趣味・日記用のブログを始めるなら最適な環境ですね!
2.無料ブログのデメリット
一方で、無料ブログには下記のデメリットがあります。
無料ブログのデメリット
- 広告掲載に制限がある
- デザインを変更しにくい
- 検索上位に表示されにくい
- 作成サービスの種類が多い
- 機能のカスタマイズ性が低い
- サービス終了のリスクがある
- WordPressに移行するのが大変
無料ブログは、デザインや機能のカスタマイズに限りがあります。掲載できる広告や掲載する位置にも制限があり、「ブログで稼ぎたい」「副業にしたい」と考えている方には向いていません。
書いた記事の権利は運営会社に握られるため、サービスが終了すると努力が水の泡になるリスクも。事実、一時期有名だった無料ブログ「Yahoo!ブログ」は、2019年にサービスを終了しました。
不安な方や少しでも収益化を考えている方は、WordPressでブログを始めましょう。
また、無料ブログ作成サービスの種類は20を超えるため、自分に合うものを選べなければミスマッチが生じてしまいます。ここからは選び方を詳しく解説するので、ポイントを押さえて検討してくださいね。
>>ブログと日記の違いは5つある!一般人が収益化するならどっち?
無料ブログ作成サービスの選び方7つ
無料のブログ作成サービスの選び方は下記のとおりです。
無料ブログ作成サービスの選び方
- 目的に合わせて選ぶ
- デザインの自由度で選ぶ
- ユーザー数の多さで選ぶ
- 広告の少ないサービスを選ぶ
- 手軽なスマホアプリの有無で選ぶ
- 投稿しやすいシステムの有無で選ぶ
- 写真・動画を投稿できるデータ容量で選ぶ
1つずつ順番に解説します。
①目的に合わせて選ぶ
1つ目は、目的に合わせて選ぶこと。
収益化を目指すなら”WordPress”、趣味・日記を楽しむなら”無料ブログ”がおすすめなのは先述のとおりですが、無料ブログと決めた場合にはさらに目的に合わせてサービスを選ぶことが大切です。
無料ブログを運営する目的の例
- 趣味仲間をつくりたい
- 生活の記録を残したい
- 自分の活動をPRしたい
- ポートフォリオ制作をしたい
- ブログ運営の知識を深めたい
- マーケティングを勉強したい
- インフルエンサーを目指したい
ブログ作成サービスには、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。場合によっては有料プランも検討にしつつ、自分の目的を達成できるサービスを選んでくださいね。
②デザインの自由度で選ぶ
2つ目は、デザインの自由度で選ぶこと。
無料ブログ作成サービスの中でもデザインの自由度は異なるため、用途に合わせて選びましょう。
デザインでブログ作成サービスを選ぶ例
- 「デザインはどうでもいい」
→カスタマイズ性の低いものでOK - 「おしゃれにしたい&プログラミング知識はない」
→豊富なテンプレートがあるものを選択 - 「おしゃれにしたい&プログラミング知識がある」
→HTML・CSSを編集できるものを選択
人に見せたいブログの場合、デザイン性の高さは読者を惹きつけるポイントです。特に、ポートフォリオ用のブログは、転職活動時の採用率やクライアントワーク時の案件獲得率に直結しますよ。
余談ですが、1番デザインの自由度が高いのはWordPressブログです。
テンプレートが豊富&カスタマイズ性が高いので、収益化を目指さなくてもおしゃれなブログを作りたい方は検討しましょう。
WordPressブログのデザイン事例について、詳しくは下記記事をチェックしてみてください。
ブログデザイン300事例!WordPressテーマ別におしゃれなサイトを紹介!
③ユーザー数の多さで選ぶ
3つ目は、ユーザー数の多さで選ぶこと。
ユーザー数は、記事の読まれやすさやコミュニケーションの取りやすさを決める要素です。訪問者が月2億人を超えるサービスもあるので、あなたのブログが人の目に触れる機会を増やせるでしょう。
また、中には読者との交流に便利な”コミュニティ機能”のあるサービスも。特定の趣味や興味をもつユーザー同士で集まれるため、ブログが賑わうきっかけになりますよ。
④広告の少ないサービスを選ぶ
4つ目は、広告の少ないサービスを選ぶこと。
無料ブログ作成サービスのほとんどは、運営会社が用意した広告が自動表示される仕様です。広告は読みにくさにつながるため、アクセス数が減ったり読者が広告リンクに流れてしまう可能性も。
そのため、広告を載せたくない方は、有料版で広告を削除できるサービスを選んでください。広告量もサービスによって異なるため、事前にいろいろなブログをチェックしましょう。
⑤手軽なスマホアプリの有無で選ぶ
5つ目は、手軽なスマホアプリの有無で選ぶこと。
無料ブログ作成サービスの中には、スマホアプリから記事を更新できるものがあります。わざわざPCを開く必要がないので、電車の通勤中や会社の昼休みなどのスキマ時間を利用可能です。
基本的にはテキスト・画像の挿入ができればOKですが、中には入力支援機能が用意されている場合も。より効率的に記事作成ができるため、気軽にブログ運営を継続できますよ。
⑥投稿しやすいシステムの有無で選ぶ
6つ目は、投稿しやすいシステムの有無で選ぶこと。
趣味や日記で無料ブログをはじめたとき、厄介な課題に「めんどうで継続できない」ことが挙げられます。特に、記事内容や装飾にこだわりがあるほど、三日坊主になってしまうケースが多いです。
シンプルで投稿しやすいブログ作成サービスであれば、少しでも挫折するリスクを軽減できます。さらに画像や絵文字などを手軽に挿入できれば、楽しくブログを続けられそうですよね。
⑦写真・動画を投稿できるデータ容量で選ぶ
7つ目は、写真・動画を投稿できるデータ容量で選ぶこと。
自分用の日記を書いたり日常を発信する場合、まず第一に考えられるのが紙媒体やSNSです。にもかかわらずブログを運営する理由に、”写真・動画を使いやすい”ことは欠かせません。
しかし、ブログ作成サービスによって利用可能なデータ容量は異なるもの。データ容量が少ないと過去画像を消すか有料プランに入るしかないので、できる限り大容量のサービスを選びましょう。
以上、無料ブログサービスの選び方でした!
無料ブログ作成サービスのおすすめ比較表
まずは、比較表で無料ブログ作成サービスをチェックしましょう。
基本的な情報は網羅しているので、お忙しい方はこちらから選んでくださいね。
無料ブログサービスの比較表
サービス名 | アクセス(月) | ドメイン形式 | データ容量 | 運営の広告 | HTML編集 | CSS編集 | 商用利用 | アドセンス | 複数ブログ |
FC2ブログ | 2.7億 | サブドメイン | 10GB | なし | ○ | ○ | ○ | × | × |
Amebaブログ | 2.4億 | ディレクトリ | 1TB | あり | ○ | ○ | ○ | × | × |
はてなブログ | 6,300万 | サブドメイン | 300MB | あり | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
楽天ブログ | 1,700万 | ディレクトリ | 無制限 | あり | ○ | × | ○ | × | × |
note | 7,800万 | ディレクトリ | 無制限 | なし | × | × | ○ | × | × |
Blogger | 6,200万 | サブドメイン | 15GB | なし | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
gooブログ | 5,700万 | ディレクトリ | 3GB | あり | × | × | × | × | × |
エキサイトブログ | 2,700万 | サブドメイン | 1GB | あり | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
ライブドアブログ | 4,100万 | サブドメイン | 無制限 | あり | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
ココログ | 1,500万 | サブドメイン | 2GB | あり | ○ | ○ | ○ | × | × |
JUGEMブログ | 1,300万 | サブドメイン | 1GB | あり | ○ | ○ | ○ | × | × |
LINEブログ | 1,100万 | ディレクトリ | 無制限 | あり | × | × | ○ | × | × |
Ameba Ownd | 500万 | サブドメイン | 無制限 | あり | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
Seesaaブログ | 39万 | サブドメイン | 5GB | あり | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
SSブログ | 480万 | サブドメイン | 1GB | あり | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ムラゴンブログ | 280万 | サブドメイン | 50MB/日 | あり | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
ファンブログ | 220万 | ディレクトリ | 5GB | なし | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
忍者ブログ | 61万 | サブドメイン | 500MB | あり | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
Tumblr | 2.9億 | サブドメイン | 無制限 | なし | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
WordPress.com | 4.4億 | サブドメイン | 3GB | あり | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
ちなみに、上記はそれぞれのブログ作成サービスの無料プランを利用していることが前提です。
ここからは、各サービスの特徴をさらに詳しく解説します!
無料ブログ作成サービスのおすすめ20選
それでは、おすすめ無料ブログ作成サービスの特徴やメリット・デメリットを1つずつ解説します。
①FC2ブログ
アクセス数(月) | 2.7億 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 10GB |
運営側の広告 | なし |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | × |
FC2ブログは、アメリカのラスベガスにある企業FC2, Inc.が2004年から運営するブログ作成サービスです。国内でもトップクラスの利用者数を誇り、カスタマイズ性の高さが人気を集めています。
1.FC2ブログのメリット
- 利用者数が多い
- オールジャンルで運営できる
- 5,500種を超えるテンプレート
- 運営側の広告を非表示にできる
- アフィリエイトが許可されている
最大の魅力は、無料プランでも運営側の広告を非表示にできること。ブログによけいな広告が掲載されないため、デザインをおしゃれにしたり記事を読みやすくしたりできます。
アダルトジャンルのブログを運営できる点も大きな特徴です。ASPを介した通常のアフィリエイトもできるので、うまく利用すれば初期コスト0円で収益化まで目指せるでしょう。
デザインテンプレートも豊富なので、目的に合わせて自由に活用できるブログ作成サービスです。
2.FC2ブログのデメリット
- データ容量が10GBまで
- 1つのIDで1つしかブログを作れない
- 30日更新しないと大きな広告が表示される
FC2ブログの無料プランは、データ容量に10GBまでの制限があります。テキストベースの記事を書くなら問題ありませんが、画像や動画をたくさん使う場合は足りない可能性が高いでしょう。
また、1つのIDで1つしかブログを作れない点も大きなデメリット。中には無制限で作れるブログ作成サービスもあるので、目的別やジャンル別にブログを分けたい方は要注意です。
他にも、FC2ブログは30日間更新されないと、自動的に大きな広告が表示されてしまいます。ユーザビリティの低下につながるため、頻繁に記事を書く予定のない方には合わないかもしれません。
②Amebaブログ
アクセス数(月) | 2.4億 |
ドメイン形式 | ディレクトリ |
データ容量 | 1TB |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | × |
Amebaブログは、株式会社サイバーエージェントが運営するブログ作成サービス。「アメブロ」の愛称で知られており、一般人のほかタレントやアイドル、スポーツ選手などの有名人にも愛用されています。
1.Amebaブログのメリット
- スマホアプリが使いやすい
- ブログ記事が装飾しやすい
- SNSに近いコミュニティ機能
- 独自機能でファンを増やしやすい
- Ameba Pickでアフィリエイトできる
Amebaブログには、専用のスマホアプリが用意されています。記事の執筆・装飾・更新などの作業がラクにできるため、めんどうに感じず気軽にブログ運営を続けることが可能です。
「フォロー」「いいね」「ハッシュタグ」など、SNSのように会員同士で交流できる機能も特徴です。フォローされると記事の更新通知が相手に届くため、初心者でもファンを増やしやすいでしょう。
また、Amebaブログには”Ameba Pick”というアフィリエイト機能があります。商品リサーチから広告掲載、報酬受け取りまですべてをAmeba内で完結できるため、はじめて収益化を目指す方にぴったりです。
2.Amebaブログのデメリット
- 運営側の広告が多い
- 独自ドメインを登録できない
- 外部のアフィリエイトができない
- 1つのIDで1つしかブログをつくれない
他のブログ作成サービスと比べて、Amebaブログは運営側が自動表示する広告が多いです。特に、文字数が少ない記事ほど広告が目立つため、読者に不要なストレスを与える可能性があります。
URL冒頭が「https://ameblo.jp/」に固定されるデメリットも。独自ドメインはつくれないため、Googleの検索上位に記事を表示させにくかったり、他のブログ作成サービスに移行しにくいでしょう。
また、Amebaブログでのアフィリエイトは”Ameba Pick”で扱う案件に限られています。違反すると退会させられるリスクもあるので注意してくださいね。(※Ameba Pick利用規約 第12条より)
③はてなブログ
アクセス数(月) | 6,300万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 300MB/月 |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | ○ |
はてなブログは、ブログ作成サービスの中でも人気度・知名度が高いサービスです。記事を書きやすい編集画面やデザインのカスタマイズ性に優れており、初心者〜上級者までたくさんの利用者がいます。
1.はてなブログのメリット
- すぐにブログを書ける
- 維持管理・メンテナンスがラク
- はてなブックマークが集客に便利
はてなブログの最大のメリットは、すぐにブログを書き始められること。アカウントをつくるだけで自分のページができるので、初心者の方でも気軽にブログ運営をスタートできます。
維持管理やメンテナンスの手間がかからない点も大きな魅力。サーバー管理・セキュリティ対策などは運営側が対応してくれるので、利用者は余計なことを考えず記事執筆に集中できるでしょう。
また、はてなブログには「はてなブックマーク」という独自のブックマーク機能があります。登録してもらえれば定期的にブログに訪れる固定ファンができるので、アクセス数アップに役立ちますよ。
2.はてなブログのデメリット
- 独自ドメインを使えない
- 収益化・マネタイズが困難
- カスタマイズ性に制限がある
はてなブログの無料プランは、収益化には適していません。運営側の広告を非表示にできなかったり、広告の挿入位置が限られていたり、Googleアドセンスを貼れなかったりするからです。
1番クリックされやすい位置に運営側の広告が掲載されるため、自身のマネタイズにはつながりません。また、Googleアドセンスは独自ドメインでなければ審査に通らず、設置自体が不可能です。
さらに、はてなブログのデザインカスタマイズ性には制限があります。自己紹介用の固定ページをつくれなかったり、スマホ表示用のテンプレートが少なかったりするので注意しましょう。
④楽天ブログ
アクセス数(月) | 1,700万 |
ドメイン形式 | ディレクトリ |
データ容量 | 無制限 |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | × |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | × |
楽天ブログは、楽天株式会社が2001年から運営するブログ作成サービスです。楽天の各種サービスと連携させることが可能で、会員IDさえあれば初心者でもすぐにブログ運営を始められます。
1.楽天ブログのメリット
- 楽天IDですぐに始められる
- 画像・動画データ容量が無制限
- 楽天アフィリエイトで収益化できる
- スマホアプリから記事を投稿できる
- 400種のデザインテンプレートがある
先述のとおり、楽天ブログは楽天IDさえあれば気軽に始められます。無料プランでもデータ容量は無制限なので、画像や動画をふんだんに使用して読みやすいブログ記事を書くことが可能です。
楽天の運営する”楽天アフィリエイト”で収益化できる点も魅力です。Amazonと並んで商品数が豊富な楽天市場のラインナップを自由に紹介できるため、初心者でもマネタイズしやすいでしょう。
また、楽天ブログには専用アプリがあり、外出中でも記事執筆・投稿が可能。400種を超えるテンプレートから好みのデザインを選べば、初心者でも簡単におしゃれなブログをつくれますよ。
2.楽天ブログのデメリット
- 利用者数がやや少なめ
- 運営側の広告を削除できない
- サービス終了のリスクがある
- 楽天アフィリエイトでしか収益化できない
楽天ブログは、先述した”FC2ブログ”や”Amebaブログ”などと比べて、やや利用者数が少なめです。利用者数は「記事の読まれやすさ」に直結するため、読者を集めたい方には合わないでしょう。
自動的に表示される運営側の広告は削除できず、クリックされやすい位置に自分の広告は載せられません。使用広告も”楽天アフィリエイト”に限られるため、収益化方法を選べないのもデメリットです。
また、楽天ブログにはデータのエクスポート(保存)機能がありません。自身でバックアップを取らなければ他サービスに移行できないため、サービス終了と同時にブログが消滅するリスクがあります。
⑤note
アクセス数(月) | 7,800万 |
ドメイン形式 | ディレクトリ |
データ容量 | 無制限 |
運営側の広告 | なし |
HTML編集 | × |
CSS編集 | × |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | × |
note(ノート)とは、自身の経験やノウハウを手軽に共有できるプラットフォームです。ブログ作成サービスのように無料で記事を公開できるほか、有料記事でマネタイズできる点が特徴となります。
1.noteのメリット
- 登録後すぐに利用できる
- コンテンツの有料販売ができる
- 記事をマガジンにまとめられる
- クリエイターの支援機能がある
- ユーザー同士でフォローできる
noteは、アカウント登録をするだけで記事を執筆&投稿できます。最初のハードルが低いため、「ブログを始めたいけどめんどうだな」と考えている方でも気軽に利用できるでしょう。
先述のとおり、コンテンツを有料化できる点も大きな魅力です。書いた記事はマガジンにまとめられるため、マガジン単位で有料化するといった多様なマネタイズ方法が考えられます。
他にも、好きなクリエイターを支援する”投げ銭”機能や、利用者同士でコミュニケーションを取れる”フォロー”機能など、他のブログ作成サービスにはない特徴をもつサービスですよ。
2.noteのデメリット
- デザインを変更できない
- Amazonの広告しか掲載できない
- 他のブログサービスに移行しにくい
noteには最低限のブログ機能しかないため、デザインのカスタマイズはできません。個性を出しづらいため、”見た目”で他のブログと差別化してファンを獲得するのは難しいでしょう。
基本的には広告を掲載できない仕様になっており、Amazonの広告しか載せられない点もデメリット。「有料noteの販売」「Amazonでの物販」しか収益化の手法がないため注意が必要です。
また、noteには記事を出力する機能がありません。他のブログ作成サービスに引っ越したい場合は、1記事ずつコピペするしかないため、それなりの手間がかかる覚悟はしておいてください。
⑥Blogger
アクセス数(月) | 6,200万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 15GB |
運営側の広告 | なし |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | ○ |
複数ブログ | ○ |
Bloggerは、Google社が提供するブログ作成サービスです。運営側の広告がない数少ないサービスのひとつで、代表的なブログ収益化サービスの”Googleアドセンス”と連携して稼ぎやすい特徴があります。
1.Bloggerのメリット
- 世界的企業が運営する信頼性
- 運営側の広告が表示されない
- Googleアドセンスを掲載できる
- アフィリエイト広告を掲載できる
- 表示スピードが業界トップクラス
最大のメリットは、運営側の広告が表示されないことです。読者によけいなストレスを与えずに記事を楽しんでもらったり、自身が誘導したい広告を1番クリックされやすい位置に掲載できます。
広告は、基本的にはWordPressブログしか審査を通らないGoogleアドセンスのほか、ASPにあるアフィリエイト広告も載せられます。マネタイズ方法の幅広さは、無料ブログ作成サービスでは随一でしょう。
ちなみに、Googleアドセンスの審査に申し込む方法や通過のコツについて、詳しくは『Googleアドセンス審査に1発合格!7つのコツと申請方法を徹底解説!』をご覧ください。
2.Bloggerのデメリット
- サービス終了のリスクがある
- 多機能で使いこなすのが困難
- デザインテンプレートが少ない
Google社は、過去にGoogle+などのサービスを終了させた過去があります。定期的に機能などのアップデートされているため心配は不要ですが、Bloggerもサービスを終える可能性は0ではありません。
また、Bloggerにはアクセス解析や検索結果への表示など、さまざまな設定項目があります。一見するとメリットのようですが、単に日記や趣味を楽しみたいライト層には取っ付きにくいでしょう。
デザインテンプレートの数も少なく、シンプルな見た目のものがほとんどです。それゆえに表示スピードの速さを実現できているともいえますが、デザインにこだわりたい方は注意してくださいね。
⑦gooブログ
アクセス数(月) | 5,700万 |
ドメイン形式 | ディレクトリ |
データ容量 | 3GB |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | × |
CSS編集 | × |
商用利用 | × |
アドセンス | × |
複数ブログ | × |
gooブログは、NTTグループのNTTレゾナント株式会社が2004年から運営するブログ作成サービスです。「できるだけシンプルなサービスでブログを始めたい」と考えている初心者に適しています。
1.gooブログのメリット
- 直感的でわかりやすい
- SNSとの連携機能がある
- 写真加工が簡単にできる
gooブログの魅力は、直感的に操作できるわかりやすい管理画面や記事編集画面です。スマートフォンからでも操作できるため、PCが苦手な方でも気軽にブログ運営をスタートできます。
公開した記事をSNS(Twitter・Facebook)に同時投稿できるのも大きな強み。サービス内だけでなくSNSから集客できるため、ある程度フォロワー数のいる方ならすぐにアクセスを増やせるでしょう。
さらに、gooブログには人の顔を自動認識して隠してくれる機能があります。自身で加工するめんどうな作業をなくせるため、記事に画像を載せるときは効率的に公開することが可能です。
2.gooブログのデメリット
- 無料プランはできることが少ない
gooブログには豊富な機能が用意されていますが、そのほとんどが有料プランでしか使えません。
デザインのカスタマイズ性を高めたり、アフィリエイト広告を掲載したり、さまざまなアクセス解析ツールを利用したり、これらはすべて無料プランでは利用できない機能です。
そのため、gooブログは「基本的に有料プランで利用するもの」と認識しておきましょう。
⑧エキサイトブログ
アクセス数(月) | 2,700万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 1GB |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | ○ |
複数ブログ | × |
エキサイトブログは、検索エンジンやポータルサイトで有名なexiteが運営するブログ作成サービスです。シンプルでわかりやすい編集画面が特徴で、初心者でも簡単にブログ運営を楽しめます。
1.エキサイトブログのメリット
- 投稿画面の操作性が高い
- Googleアドセンスを掲載できる
- アフィリエイト広告を掲載できる
- 悪質なコメント・スパム対策がある
最大のメリットは、投稿画面の操作性が抜群なこと。デザインテンプレートを活用したり、上級者はHTMLやCSSを編集してデザインをカスタマイズできるため、見た目にこだわりたい方におすすめです。
広告を自由に載せられる点も特徴です。2020年に”Google AdSense for Excite Blog”という機能がリリースされてGoogleアドセンスが載せられるようになったうえ、アフィリエイト広告も掲載できます。
他にも、エキサイトブログには悪質なコメントやスパムを除去する機能があります。アクセスが増えると困った読者も現れるものなので、安心してブログ運営をしたい方はぜひ活用してくださいね。
2.エキサイトブログのデメリット
- データ容量が少ない
- 運営側の広告を非表示にできない
エキサイトブログのデータ容量は、無料プランの場合1GBと限られています。テキストベースの記事なら問題ありませんが、画像・動画を使いたい方には大きなデメリットになるはずです。
また、エキサイトブログでは運営側の広告を非表示にできません。Googleアドセンスやアフィリエイトは掲載できますが、1番載せたい場所を運営側に取られてしまうのは残念なポイントでしょう。
上記は有料プランであれば解決できるので、快適に利用したい方は検討してみてください。
⑨ライブドアブログ
アクセス数(月) | 4,100万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 無制限 |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | ○ |
ライブドアブログは、LINE株式会社が運営するブログサービスです。無料プランでもさまざまなカスタマイズができるのが特徴で、思いどおりのブログをつくりたい方から人気を集めています。
1.ライブドアブログのメリット
- 全機能が完全無料
- データ容量が無制限
- スマホアプリから利用できる
- 200種以上のテンプレートがある
- 集客に便利な機能が充実している
ライブドアブログは、すべての機能を完全無料で利用できます。無制限のデータ容量で画像・動画を好きなだけ掲載したり、スマホアプリから気軽に記事を投稿したりすることが可能です。
デザインテンプレートは200種類を超えています。おしゃれ系・シンプル系・店舗用・法人用などさまざまなデザインが用意されており、他ユーザーと差別化して自分好みのブログをつくれるでしょう。
また、ライブドアブログには集客に便利な機能がたくさんあります。LINE連携・急上昇ランキング・ブログ速報など、さまざまな方法で読者を増やせるため、記事を読まれたい方はぜひ活用してください。
2.ライブドアブログのデメリット
- やや利用者数が減っている
- スマホの自動広告を非表示にできない
- スマホデザインのカスタマイズ性が低い
ライブドアブログは、2000〜2010年ごろまでは大人気のブログ作成サービスでした。しかし、最近では"FC2ブログ”や”Amebaブログ”などが台頭しており、やや人気に陰りが見えるのが現状です。
運営側の自動広告をスマホ画面から非表示にできないデメリットも。PC画面から非表示にできるのは嬉しいポイントですが、スマホから記事を読むユーザーがほとんどな時代には逆行しているかなと。
また、スマホ表示にはデザインの制限もあり、自由にカスタマイズしにくい仕様です。
⑩ココログ
アクセス数(月) | 1,500万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 2GB |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | × |
ココログは、ニフティ株式会社が運営するブログ作成サービスです。真鍋かをりが使用していたことで一躍有名になった経緯があり、同じように日記系のブログを書く利用者から愛されています。
1.ココログのメリット
- カスタマイズをしやすい
- 「マイリスト機能」で交流できる
- 他のブログ作成サービスからの引っ越しが簡単
最大の魅力は、ブログデザインをカスタマイズしやすいこと。初心者でもわかりやすいシンプルな設計をしているため、直感的に操作して理想の見た目でブログを始められます。
興味関心のあるものを紹介する「マイリスト機能」がある点も大きなメリットです。趣味の合うブログ仲間と出会えるため、交流を楽しんだりアクセス数を増やすきっかけをつくれるでしょう。
また、ココログは他のブログ作成サービスから簡単に引っ越しできます。主要サービスからは画像・絵文字などを含めほとんどの要素を移行できるため、他サービスのブロガーでも気軽に利用可能です。
2.ココログのデメリット
- データ容量が少ない
- 運営側の広告が多い
ココログのデータ容量は、無料プランだと2GBと少なめです。テキストベースの記事+少しの画像程度なら充分ですが、動画などを使いたい場合は有料プランへの申し込みが必須でしょう。
また、口コミ・評判では「運営側の広告が多すぎる」といったものが目立ちました。非表示にはできないので、読者によけいなストレスを与えたり、リンク先に読者が流れてしまう危険性があります。
⑪JUGEMブログ
アクセス数(月) | 1,300万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 1GB |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | × |
JUGEMブログは、GMOペパボ株式会社が運営するブログ作成サービスです。ドメイン取得サービスのムームードメインなどを提供する企業なので、インターネット知識のない方でも安心して利用できます。
1.JUGEMブログのメリット
- 7,000種を超えるテンプレート
- 管理画面がシンプルで使いやすい
- SNSとの連携機能で読者が集まる
- アフィリエイト広告を掲載できる
- 記事のインポート・エクスポートに対応
最大の魅力は、デザインのカスタマイズ性が高いこと。7,000種を超えるテンプレートを組み合わせられるため、他のブログにはない自分だけの見た目を初心者でも簡単につくれます。
SNSと連携させることで、よりブログへの集客を加速させることも可能です。たとえば、Twitterと連携させれば記事投稿時に自動ツイートを、Instagramなら投稿した画像をブログに貼りつけられます。
他にも、アフィリエイト広告を掲載できたり、記事の移行機能で別のブログ作成サービスへの引っ越しが簡単だったりと、さすがはインターネット業界大手のGMOグループが提供するクオリティです。
2.JUGEMブログのデメリット
- データ容量が少ない
- コミュニティ機能が弱い
- スマホアプリを利用できない
JUGEMブログのデータ容量は1GBと、他のブログ作成サービスと比べて少なめです。画像や動画をふんだんに使った記事を書いていると、すぐに容量制限で有料プランに移行する必要性が出てきます。
コミュニティ機能がないのも残念なポイント。読者同士のコミュニケーションで記事が広まらないため、「新着記事一覧」「カテゴリー一覧」から見つけてもらえなければアクセスを増やせないでしょう。
また、少しまえはスマホアプリから記事を投稿できましたが、現在はダウンロードできない状態が続いています。復旧の見込みもないので、使いやすさの面では遅れをとっているのが正直なところです。
⑫LINEブログ
アクセス数(月) | 1,100万 |
ドメイン形式 | ディレクトリ |
データ容量 | 無制限 |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | × |
CSS編集 | × |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | × |
LINEブログは、LINE株式会社が運営するブログ作成サービスです。スマホからの利用に特化しており、PCからは記事執筆・投稿ができない仕様になっています。
1.LINEブログのメリット
- タイムラインに投稿できる
- 復元機能で書き直しが不要
LINEブログは、書いた記事をLINEアプリのタイムラインに投稿できます。自身の暮らしやその日のできごとを知人にシェアできるため、内輪だからこその楽しみ方ができるでしょう。
復元機能があるので、万が一のときでも安心です。たとえば、執筆中に電池切れになったりエラーでアプリが落ちたりしても自動保存してくれるので、移動中でも気軽にブログを更新できます。
他のブログ作成サービスと比べて特筆すべきメリットは少ないですが、このシンプルさこそが最大の魅力かなと。LINEブログは、自分の簡単な日記を気の知れる仲間に共有したい方におすすめです。
2.LINEブログのデメリット
- カスタマイズできない
- SNSでシェアしにくい
- PCから記事を投稿できない
- 複数アカウントはつくれない
- Googleアドセンスを掲載できない
LINEブログは、デザインのカスタマイズができません。どのブログもLINEらしい緑色が使われているため、デザインで差別化したりオリジナリティを出したりはできないでしょう。
また、LINEアカウントと紐づける関係上、ひとりで複数アカウントは保有できません。「知人とのシェア用」「SNSでの拡散用」といった形で使い分けられないので注意してください。
スマホに特化していることはLINEブログの魅力ですが、長文記事を効率的に投稿するには向いていません。PCでがっつり記事を書きたい方は、他のブログ作成サービスを検討するのがおすすめです。
⑬Ameba Ownd
アクセス数(月) | 500万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 無制限 |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | ○ |
Ameba Owndは、サイバーエージェント株式会社が運営するブログ作成サービスです。同社の提供する”Amebaブログ”との大きな違いは、公式アフィリエイト以外の商用利用ができる点となります。
1.Ameba Owndのメリット
- テンプレートがおしゃれ
- ECサイトを簡単につくれる
- Googleの分析ツールと連携できる
最大の魅力は、用意されたデザインテンプレートがおしゃれなこと。好みのパーツを組み合わせるだけでOKなので、誰でも簡単にスタイリッシュなブログやホームページを作成できます。
ネットショップで有名な「BASE」と連携すれば、Ameba Ownd内でECサイトも構築可能です。特にハンドメイドなど自分の商品がある方は、気軽にマネタイズできる環境をつくれるでしょう。
さらに、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールといった分析ツールと連携できるのも大きな強み。集めたデータをもとにブログを改善すれば、より収益額を伸ばせますよ。
2.Ameba Owndのデメリット
- 表示スピードが遅め
- 管理画面が使いにくい
- 細かいカスタマイズはできない
ホームページを作成できるサービス共通の課題ですが、Ameba Owndは表示スピードが遅めです。ページの表示が遅くなるほど読者の離脱率は高まるため、今後改善してほしいポイントに挙げられます。
また、個人的な意見ですが、管理画面がやや使いにくいかなと。たとえば、記事投稿画面とレイアウト画面が異なるため、それぞれを修正しようとするとページ移動が多くて大変でした。
さらに、Ameba Owndはデザインの大枠がすでに決められています。その枠内で楽しむ分にはおしゃれなテンプレートがたくさんありますが、さらに細かいカスタマイズはできないので注意してください。
⑭Seesaaブログ
アクセス数(月) | 39万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 5GB |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | ○ |
Seesaa(シーサー)ブログは、シーサー株式会社が運営するブログ作成サービスです。親会社は国内No.1のASP・A8.netを提供する株式会社ファンコミュニケーションズで、安定した経営基盤があります。
1.Seesaaブログのメリット
- 独自ドメインを利用できる
- 400種を超えるテンプレート
- Googleアナリティクスと連携できる
ほとんどのブログ作成サービスでは、有料プランに加入しなければ独自ドメインを利用できません。しかし、Seesaaブログは無料プランでも独自ドメインを使えるので、自分だけのブログをつくれます。
400個を超えるデザインテンプレートがある点も大きな魅力。シンプル・キュート・フォトグラフ・クール・コラボ・シーズンといったジャンル別に並べられていて、自由にデザインを変更可能です。
また、SeesaaブログはGoogleアナリティクスと連携できます。「どのページが人気なのか」「どの経路でブログに訪れたのか」などの分析ができるため、データをもとに改善活動ができるでしょう。
2.Seesaaブログのデメリット
- 独自ドメインのSSL化ができない
- スマホの自動広告を非表示にできない
- 3ヶ月以上更新しないと削除のリスクがある
SSL化とは、ブログURL冒頭を「http://」→「https://」にすること。セキュリティの高さを示す要素で、SSL化できないとGoogleからマイナス評価をされて検索上位に表示できない可能性が高まります。
スマホ読者に対して運営側の自動広告を非表示にできないデメリットも。かなり大きめの広告が表示されてしまうため、ユーザーにストレスを与えて離脱につながるかもしれません。
また、Seesaaブログは利用規約で”運営は最終更新日から3ヶ月更新されていないブログを削除する権利をもつ”と定めています。削除されても文句は言えないので、自身でバックアップを取るのを忘れずに。
⑮SSブログ
アクセス数(月) | 480万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 1GB |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | ○ |
複数ブログ | ○ |
SSブログ(旧So-netブログ)は、先述のSeesaaブログと同じシーサー株式会社が運営するブログ作成サービスです。2021年1月31日に有料プランの募集を終了し、現在はすべての機能を無料で利用できます。
1.SSブログのメリット
- Googleアドセンス広告を掲載できる
- Amazon・楽天アフィリエイトができる
- PC版からは運営側の広告を非表示にできる
元々、SSブログではGoogleアドセンスの掲載ができませんでした。しかし、2020年6月にシーサー株式会社に運営が譲渡されたのをきっかけに、Seesaaブログと同様アドセンスを掲載できるように。
Amazon・楽天のアフィリエイト広告も掲載できるため、現在では無料のブログ作成サービスの中では収益化の手法が多く、初心者でも稼ぎやすいサービスとなっています。
また、SSブログはPC版であれば運営側の広告を非表示にできます。ただし、最終更新日から40日更新がないと再表示されてしまうので、こまめに記事を投稿できる方におすすめです。
2.SSブログのデメリット
- データ容量が少ない
- 運営状況が不安定
SSブログのデータ容量は、他のブログ作成サービスと比べて低い1GBです。テキスト記事だけなら充分な容量ですが、画像・動画をつかった記事を投稿したい方には足りないかもしれません。
そして、最大の不安点は運営状況が不安定なこと。2019年にSo-netブログからSSブログへ名称変更、2020年はシーサー株式会社に運営変更、2021年には有料プランの受付を終了した過去があります。
その度にユーザーは振り回されてきたので、利用する方は注意してくださいね。
⑯ムラゴンブログ
アクセス数(月) | 280万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 50MB/日 |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | ○ |
ムラゴンブログは、株式会社ムラウチドットコムが運営するブログ作成サービスです。同社の運営するブログランキングサイトのにほんブログ村は、国内最大級の人気を誇っています。
1.ムラゴンブログのメリット
- にほんブログ村と連携できる
- 読者を集める機能が豊富にある
ムラゴンブログには、同社の運営するにほんブログ村との連携機能があります。にほんブログ村には100万人を超えるブロガーが登録しており、ブログのアクセスアップに貢献してくれるでしょう。
また、ムラゴンブログのトップページでは新着・人気・カテゴリーなど、さまざまな分類から記事を探せます。あなたの記事が広まりやすい構造になっているため、大量の読者を集めたい方におすすめです。
2.ムラゴンブログのデメリット
- データ容量が少ない
- 運営側の広告を非表示にできない
- インターネット上に情報が少ない
ムラゴンブログのデータ容量は、1日あたり50MBと定められています。テキスト+低容量の画像1、2枚なら耐えられますが、サイズの大きな画像や動画は基本的に載せられません。
運営側の広告を非表示にできない点もマイナスです。一応、Amazonの広告でアフィリエイトはできますが、読者は運営側の広告に流れてしまうため、収益化には向かないでしょう。
また、ムラゴンブログはブログ作成サービスの中ではマイナーな存在です。調べても使い方などに関する情報がほとんど出てこないため、自分でいろいろ開拓しながら運営する必要があります。
⑰ファンブログ
アクセス数(月) | 220万 |
ドメイン形式 | ディレクトリ |
データ容量 | 5GB |
運営側の広告 | なし |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | ○ |
ファンブログは、株式会社ファンコミュニケーションズが運営するブログ作成サービスです。同社は国内最大手ASPのA8.netも提供しており、アフィリエイト初心者でも使いやすいという特徴があります。
1.ファンブログのメリット
- データ容量が多い
- 運営側の広告が掲載されない
- アフィリエイト広告を掲載できる
- 無料のアクセス解析ツールがある
- インポート・エクスポート機能がある
ファンブログのデータ容量は5GBと、他のブログ作成サービスと比べて多めです。サイズの大きな動画などを多用すると足りないかもしれませんが、基本的なテキスト・画像の記事には充分でしょう。
運営側の広告がPC・スマホともに表示されない点も大きな魅力。アフィリエイト広告はA8.net以外であっても掲載できるため、自分の貼った広告だけを目立たせて収益化を目指すことが可能です。
また、ファンブログにはアクセス解析機能やインポート・エクスポート機能があります。どちらもブログ運営をするうえで便利なので、ユーザビリティの高いサービスを使いたい方におすすめです。
2.ファンブログのデメリット
- A8.netへの登録が必要
- Googleアドセンスを掲載できない
- 30日更新しないと広告が表示される
ファンブログを利用するためには、A8.netに登録しなくてはなりません。アフィリエイトする予定があるならデメリットではありませんが、収益化を目指さない方にとってはめんどうな一手間ですよね。
Googleアドセンスを掲載できない点もデメリットかなと。ファンブログは独自ドメインの設定ができず、そもそもアドセンス審査に通過できないため、収益化の手法はアフィリエイトに限定されるでしょう。
また、30日間更新しなかった場合、強制的に運営側の広告が表示されます。更新頻度の高いブログを運営するなら問題ありませんが、ホームページなど更新頻度の低いサイトを運営するなら要注意です。
⑱忍者ブログ
アクセス数(月) | 61万 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 500MB |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | ○ |
忍者ブログは、株式会社サムライファクトリーが運営するブログ作成サービスです。無料で100種類を超えるサブドメインから好きなものを選んだり、独自ドメインを連携させたりできます。
1.忍者ブログのメリット
- 初心者でも収益化しやすい
- 独自の「忍者ツール」が優秀
- 600種を超えるテンプレート
忍者ブログには、「忍者AdMaxFriends」というアフィリエイトプログラムがあります。紹介された人が収益を出すたびに紹介者も報酬を受け取れるため、初心者でも収益化しやすいです。
独自の「忍者ツール」も人気を集める理由のひとつ。”アクセス解析””カウンター作成””アフィリエイトリンク作成”などの機能をワンクリックで利用できるので、ブログ作業を効率化することが可能です。
また、忍者ブログには600種を超えるデザインテンプレートが用意されています。誰でも自分だけのオリジナルデザインをつくれるため、他のブログと差別化したい方におすすめといえるでしょう。
2.忍者ブログのデメリット
- データ容量が少ない
- 1度のファイルサイズに制限がある
- 運営側の広告が自動的に表示される
- 利用者同士のコミュニティがない
忍者ブログのデータ容量は500MB、1度にアップできるファイルサイズは2MBに制限されています。かなり物足りないので、ふんだんに動画を使いたい方は別のブログ作成サービスを検討しましょう。
自動的に表示される運営側の広告はPC・スマホともに削除できません。読者によけいなストレスを与えて離脱したり、自分の用意したアフィリエイトリンクの流入が減ったりする可能性があります。
また、忍者ブログには利用者同士がコミュニケーションを取れる環境が用意されていないため、同じ興味関心のあるユーザーを勧誘したり口コミで記事を拡散してもらったりは叶わないでしょう。
⑲Tumblr
アクセス数(月) | 2.9億 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 無制限 |
運営側の広告 | なし |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | ○ |
Tumblr(タンブラー)は、アメリカのAutomattic Inc.が運営するブログ作成サービスです。SNS的な要素も含んでおり、記事を作成するほかにも画像・動画・音声などをアップロードして集客できます。
1.Tumblrのメリット
- 便利なスマホアプリがある
- 運営側の広告を非表示にできる
- アフィリエイト広告を掲載できる
Tumblrには、iPhone・Android用のスマホアプリが用意されています。気軽にブログを更新できるため、PCに苦手意識のある方はもちろん外出中のスキマ時間を活用したい方にもおすすめです。
無料で運営側の広告を非表示にできる点もメリットです。読者があなたのコンテンツに集中しやすい環境をつくることで、ファンを獲得したりアフィリエイトで収益を出しやすくなるでしょう。
掲載できるアフィリエイト広告の種類にも制限はありません。国内で有名なASPの広告であれば基本的にOKなので、専門知識のない初心者でもチャレンジしやすいサービスと言えます。
2.Tumblrのデメリット
- カスタマイズは専門知識が必須
- 画像・動画投稿サイトに近い
- 外国語を使った記事作成が必要
Tumblrには、おしゃれなデザインテンプレートが用意されています。しかし、さらにカスタマイズするためにはHTML・CSSなど専門知識が必須なので、初心者には取っ付きにくいかもしれません。
また、人気の投稿を見ると、ほとんどがテキストベースではなく画像・動画によるものです。ブログ作成サービスというより、どちらかと言えばInstagramのようなSNSに近い存在といえるでしょう。
そもそも日本人の利用者が少ない点もデメリット。本気で収益化を目指すなら外国語の記事を書いてアクセスを集めなくてはならないため、他のブログ作成サービスと比べてハードルが高いです。
⑳WordPress.com
アクセス数(月) | 4.4億 |
ドメイン形式 | サブドメイン |
データ容量 | 3GB |
運営側の広告 | あり |
HTML編集 | ○ |
CSS編集 | ○ |
商用利用 | ○ |
アドセンス | × |
複数ブログ | ○ |
WordPress.comは、アメリカのAutomattic Inc.が運営するブログ作成サービスです。冒頭で紹介したサーバーにインストールするWordPress.orgのWebサービスバージョンとなります。
1.WordPress.comのメリット
正直、WordPress.comを利用するメリットはほとんどないかなと。
WordPressを利用するならレンタルサーバーを借りてインストールするWordPress.orgのほうが自由度が高いですし、無料のブログ作成サービスを利用するなら他社を検討したほうが高品質です。
2.WordPress.comのデメリット
- カスタマイズ性が低い
- 有料プランでないと収益化できない
- 多機能プランはWordPress.orgより割高
WordPressのメリットに、デザインを整える「テーマ」や機能を拡張する「プラグイン」の存在が挙げられます。しかし、WordPress.comにはこれらの利用制限があるため、カスタマイズ性は低めです。
また、無料プランには広告掲載の制限もあり、収益化は難しいでしょう。
上記のデメリットは、有料プランに加入すれば解消できます。しかし、結果的にWordPress.orgでかかるレンタルサーバー代(月1,000円程度)のほうが安いので、あまり利用する理由はありません。
まとめ:最適なサービスでブログ運営を楽しもう!
今回は、初心者におすすめのブログ作成サービスを紹介しました。
結論をまとめると、ブログで収益化を目指すなら「WordPress」が、趣味・日記を楽しむなら「無料ブログ」がおすすめ。無料ブログ作成サービスは20種を超えるので、自分に合うものを選びましょう。
本記事では無料のブログ作成サービスの特徴はひと通り網羅しているので、ぜひくり返し読んで自分にぴったりのサービスを検討してくださいね。
今回は以上です。
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