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結論から言うと、Webマーケティングはしんどい・辛い仕事です。僕は企業・フリーランスのWebマーケターをどちらも経験していますが、「辞めたい」と思ったことは1度や2度ではありません。
しかし、それでも僕がWebマーケティング業界で仕事を続けているのは、しんどい以上にたくさんの魅力があるからです。
そこで今回は、僕がWebマーケティング業界でしんどい・辛いと感じたことを紹介します。それでも続ける理由や未経験からWebマーケターになる方法もまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。
Webマーケティングの勉強方法を知りたい方は下記記事をチェックしましょう!
【未経験向け】Webマーケティングの独学・勉強方法6選【転職・稼ぐ方法】
【参考】僕のWebマーケティング業界での仕事内容
まず、僕のWebマーケティング業界での仕事内容を紹介します。このあと解説するWebマーケティング業界でしんとい・辛いと感じたことがイメージしやすくなるので、参考にしてみてください。
僕は、Webマーケティング業界でSEOディレクター・編集者として活動しています。
簡単に言うと、クライアントのWebサイトをGoogle検索に上位表示させて、商品・サービスの売上アップを目指す仕事です。
Webマーケティング業界の1つの職種といった分類ですね。
具体的には、
- SEO施策の立案
- アクセス解析
- 分析・改善
- ライターさん管理
- レポーティング
などが主な仕事内容となります。
他にも、場合によってはコピーライティングやデザインに関わるなど、仕事内容はさまざまです。
僕はSEO関係の仕事をしていますが、Webマーケティング業界には他にもたくさんの仕事があります。詳しくは以下の記事で解説しているので、興味のある方は読んでみてください。
Webマーケティングの仕事内容は?5つの職種を現役マーケターが紹介
僕がWebマーケティング業界でしんどい・辛いと感じたこと7選
それでは、僕がWebマーケティング業界ではたらく中で、しんどい・辛いと感じたことを7つ紹介します。
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それぞれ解説します。
①残業が多い・休日が少ない
1つ目は、残業が多い・休日が少ないことです。
Webマーケティング業界では、クライアントの稼働時間にミーティングやレポーティングを実施して、業務時間外にアクセス解析・分析や改善の立案などを行うケースが多いです。
そのため、必然的に残業が増えてしまう傾向があります。
また、先ほど「休日が少ない」とお話ししましたが、実はWebマーケティング業界の年間休日数の平均値は他業界より多いです。
しかし、中には休日中に急なWeb広告・Webサイト改善の依頼をするクライアントも存在します。そんな依頼に休日返上で対応した結果、休日が少なくなってしまいます。
あまり大きな声では言えない闇ですね…
②結果だけを求められる
2つ目は、結果だけを求められることです。
クライアントが見てくれるのは、「どれくらい売上に貢献したか」といった数値でわかる結果だけです。残念ながら、それに至るまでの時間や頑張りはまったく評価してくれません。
そのため、結果については常に大きなプレッシャーがかかります。
また、たとえばWeb広告の場合、成果を出せば出すほど任せられる予算は大きくなります。
最低100万円〜、場合によっては1億円を超える大金を動かすことになるため、責任感とプレッシャーに押しつぶされない精神力が必要といえるでしょう。
心身ともに強さが求められる業界です。
③地道な作業が多い
3つ目は、地道な作業が多いことです。
Webマーケティングの仕事は、常に数字との戦いです。
- 数値・データ収集
- 数値・データ分析
- それをもとに改善
などの作業をくり返すため、コツコツ仕事ができる人でなければ苦労するでしょう。
大手広告代理店のサイバーエージェントなどは華やかなイメージがありますが、そのイメージだけでWebマーケティング業界に入ると後悔する可能性が高いです。
④正解のない仮説・検証をくり返す
4つ目は、正解のない施策・改善をくり返すことです。
先述のとおり、Webマーケティング業界では数値データをもとに施策・改善をくり返します。その際には必ず「仮説」を立てるのですが、この仮説が正しいかどうかは誰にもわかりません。
そのため、Webマーケターはゴールの見えない状態で仮説を立てて、それを検証をしなくてはならないわけです。
クライアントから成果へのプレッシャーをかけられている中で正解がわからないのは、正直しんどいです…
⑤常に学び続けなければならない
5つ目は、常に学び続けなければならないことです。
Webマーケティング業界は、最新情報やトレンドの変化が激しい業界です。昨日まで活躍していたノウハウやツールが急に役立たずになることも少なくありません。
そのため、Webマーケターは常に新しい知識をインプットしなければ、クライアントへの最適な提案や成果を残せなくなるでしょう。
Webマーケティングが好きでなければ、かなりしんどいと思います!
⑥成果が出るまで時間がかかる
6つ目は、成果が出るまで時間がかかることです。
これは職種にもよりますが、Webマーケティングの仕事は結果がわかるまでに時間がかかるケースがたくさんあります。
他にも、YouTubeやTwitter、Instagramなどを活用したWebマーケティングなど中長期的にユーザーを集める施策も多いため、すぐに結果を求めない姿勢は超重要です。
施策を打ってすぐに結果が出ないと、自分もクライアントも不安になるんですよね…
⑦クライアントとITリテラシーが合わない
7つ目は、クライアントとITリテラシーが合わないことです。
クライアントの中には、Web関係はまったくわからない年配者の方も少なくありません。そのため、Webマーケターにはそんな方でも理解できるように、わかりやすく施策の経過・結果を伝える力が求められます。
これがなかなか難しく、普段まわりのWebマーケターと話す用語を使って「??」といった反応をされることも少なくありません。
そのため、実はWebマーケティングの仕事で最重要なのはマーケティングスキルではなく、コミュニケーション能力と言われることもあるくらいです。
僕もはじめのころは本当に苦労しました。
場数を踏んで解決しましたが、最初はしんどいと感じるでしょう。
Webマーケティング業界がしんどい・辛いと感じた時の対処法3選
続いて、僕がWebマーケティング業界でしんどい・辛いことを乗り越えた対処法を紹介します。
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それぞれ解説します。
①業務効率化を考える
1つ目は、業務の効率化です。
一見すると手が回らなそうな仕事でもやりようによっては早く終わらせられるので、まずは効率化して身体への負担軽減を目指しましょう。
参考までに、僕は主に3つの業務改善をしたら、仕事が格段にラクになりました。
- クライアントとの報連相を徹底する
- 不要な会議を減らす
- レポートのフォーマットなどを作成する
クライアントに疑問を与えたり認識の違いがあると、工数が増える要因になります。僕はしっかりとした報連相を意識した結果、不要なコミュニケーションなどに時間をとられなくなりました。
また、不要な会議は疲れるし時間もかかるのでやらないが吉です。もちろん必要な会議もあるので、まずは振り分けからスタートしてください。
そして、Webマーケターがもっとも時間を取られるのがレポーティング業務です。しかし、この作業は使いまわせるフォーマットさえあれば、毎月の数値データを入れ替えるだけで完了できます。
まとめると、徹底的にラクできる体制を考えよう!ってことですね。
②勉強してスキルアップする
2つ目は、勉強してスキルアップすることです。
Webマーケターがしんどい・辛いと感じる場面は、スキルがないことが理由になっているケースが多いです。
たとえば、
- スキルがないから仕事が遅い
- スキルがないから結果が出ない
- スキルがないから…etc
といったイメージですね。
なので、まずはWebマーケティングについて徹底的に学びましょう!
僕は本でインプットして解決できたので、役立った本を下記の記事で紹介します。
現役マーケターが厳選!独学におすすめのWebマーケティング本15選!
③転職して環境を変える
3つ目は、転職して環境を変えることです。
どうしても「今の仕事は時間がなさすぎてしんどい・辛い…」と思ったら検討してみてください。
Webマーケティング業界は忙しい会社が多いですが、中には超ホワイトな会社もあります。経験者なら歓迎してくれることも多いので、仕事の忙しさで悩んでいるなら思い切って転職するのがおすすめです。
転職方法について、まずは転職エージェント・サイトに登録しましょう。専門のキャリアドバイザーからあなたの経歴やスキルに最適な求人を紹介してもらえるので、はたらきながらでも転職活動を簡単にできます。
下記は20社を超える転職エージェント・サイトを利用した僕が特にお世話になった3社なので、あなたの転職活動の助けになること間違いなしです!
最初に登録すべき転職エージェント3選
- リクルートエージェント
※国内最大手!転職実績No.1!求人数が多く、とりあえず登録すべきエージェント! - マスメディアン
※IT特化!Webマーケティング求人数No.1!知識豊富なアドバイザーが多数! - dodaエージェント
※手厚いサポートが魅力!どこよりも転職者の悩みに寄り添い、解決してくれる!
その他のおすすめ転職エージェント・サイトは下記の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
【2024年版】僕のWebマーケティング転職に役立ったエージェント・サイト16選!
ちなみに、Webマーケティングの仕事そのものが辛い時は部署変更を申請するのが得策です!
Webマーケティング業界はしんどい・辛い!それでも僕が続ける理由3つ
Webマーケティングの仕事はたしかにしんどいし、辛いこともたくさんあります。しかし、それでも僕が続けているのは3つの理由があるからです。
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それぞれ解説します。
①楽しいから
「Webマーケティングは楽しい」正直、これが1番の理由です。
僕は数値で結果が出るのが好きなので、たくさんの施策を打ち出したり改善して数値データを集めるのを心から楽しんでいます。
たとえるなら、学校で毎日テスト返却があるイメージですね。
好きな人は好きだったと思います!
たしかに、クライアントからのプレッシャーをしんどいと感じる場面もありますが、それがあるからこそ全力で打ち込めている側面もあるんですよね。
のちほどWebマーケティング業界に向いてる人・向いていない人の特徴を紹介しますが、Webマーケティングをゲーム感覚で楽しめる人は間違いなく向いてるでしょう。
②副業で稼げるから
Webマーケティング業界の平均年収は400万円〜500万円くらいです。
あまり多くないイメージかもですが、最大の強みは副業で稼げることにあります。Webマーケティングの仕事はPC1台あればできるので、本業で磨いたスキルをそのまま副業で活かすことが可能です。
たとえば、ブログ運営やWeb広告・SEOコンサルタントの案件獲得など、稼ぐ方法はたくさんあります。
中には副業だけで月1,000万円稼いだり、本業の収入を超えてフリーランスになる人もいます!
下記に記事ではWebマーケティング副業の始め方を解説しているので、Webマーケティング経験者・未経験者問わずチャレンジしてみてください。
【2024年版】Webマーケティング副業の始め方【未経験者OKの稼ぎ方】
③将来性があるから
Webマーケティング業界は将来性のある成長産業です。
下記は大手広告代理店・電通が発表したインターネット広告費の推移です。Web広告費はこれまで爆発的な成長を続け、今後も需要が増え続けると予想されています。
個人が稼げる金額は、その業界の市場規模によって大きく変わります。そのため、「どうせ頑張るなら稼げる市場で頑張りたい」と考えたことが、僕がWebマーケティングの仕事がしんどい・辛いと思っても続ける理由の1つです。
市場規模の大きな業界のスキルがあれば、仕事に困ることもありません!
Webマーケティング業界の将来性について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
Webマーケティング業界はなくなるの?将来性や今後の需要を徹底分析
未経験からWebマーケターになる方法2つ
ここでは、「Webマーケティング業界のしんどさ・辛さはわかったけど、それでもチャレンジしてみたい!」と考える人向けに未経験からWebマーケターになる方法を紹介します。
詳細は以下の記事で解説しているので、あわせて読んでみてください。
未経験からWebマーケターになるには?3ヶ月で転職した体験談も紹介!
①スクールで学ぶ
1つ目は、Webマーケティングスクールで学ぶ方法です。
最短でWebマーケターになりたい人向けの方法です!
Webマーケティングスクールでは、現役Webマーケターから実践的なカリキュラムで徹底的な指導を受けられます。
さらに、求人紹介や書類・面接対策をしてくれる「転職サポート」、案件紹介をしてくれる「フリーランスサポート」などのサポート体制が整っているのも特徴です。
コストがかかるデメリットはありますが、スキルと時間を買って次のキャリアに進めると考えればかなりアリな選択肢でしょう。
下記は、分野別のおすすめWebマーケティングスクール3選です。それぞれ無料相談会に参加できるので、ぜひ話だけでも聞いてみてください。
失敗しないWebマーケティングスクール3選
- Wannabe Academy
※実務経験を積める!現場のスキルが身につくコスパ最強スクール! - デジプロ
※受講者数No.1&全国10校に通学OK!失敗を避けたい方におすすめ! - マケキャンbyDMM.com
※転職成功率98%!キャリアアドバイザーの支援を受けるならここ!
上記のほかのWebマーケティングスクール・講座については、以下の記事で紹介しています。
WebマーケティングスクールおすすめランキングTOP10【評判あり】
②独学してから転職する
2つ目は、独学してから転職する方法です。
時間はかかるけど、コストをかけたくない人におすすめの方法です!
まず、独学方法については、
- 本を一冊読む
- ブログ運営をする
- 稼ぐに特化して3ヶ月続ける
の3ステップで進めましょう。
「稼ぐに特化して」と書いたのがポイントで、それだけ全力で取り組んでスキルは身につけることが重要です。
独学を含むWebマーケティングの勉強方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
【未経験向け】Webマーケティングの独学・勉強方法6選【転職・稼ぐ方法】
次に、ある程度ノウハウが蓄積されたら転職活動をスタートします。
先ほど紹介した3つの転職エージェント・サイトに2社を加えて計5社に登録すれば、Webマーケティング業界の求人はあらかた網羅できるでしょう。
最初に登録すべき転職エージェント3選
- リクルートエージェント
※国内最大手!転職実績No.1!求人数が多く、とりあえず登録すべきエージェント! - マスメディアン
※IT特化!Webマーケティング求人数No.1!知識豊富なアドバイザーが多数! - dodaエージェント
※手厚いサポートが魅力!どこよりも転職者の悩みに寄り添い、解決してくれる!
【2024年版】僕のWebマーケティング転職に役立ったエージェント・サイト16選!
実際に僕はこの方法で3ヶ月でWebマーケティング会社から内定をもらえました!
運が良かった部分もあったので、時間がかかる覚悟をすることが重要です。
僕が転職活動をした時の話は、以下の記事で紹介しています。
【体験談あり】ブログがWebマーケティング転職に強い理由【現役マーケターが力説】
Webマーケティング業界に向いてる人・向いていない人の特徴
最後に、Webマーケティング業界に向いてる人・向いていない人の特徴を紹介します。
最終的には「やってみないとわからない」ので、軽い適性チェックがてらご覧ください。
①Webマーケティング業界に向いてる人の特徴
僕のまわりでWebマーケティングの仕事が続いている人は、
- 成長意欲が高い
- 常に挑戦していたい
- 主体的に行動できる
- 人の心理を考えたい
- 論理的に考えられる
といった特徴のある人が多いです。
ざっくりまとめると「前向きに考えられる人」「深く考えられる人」といったイメージですね。
②Webマーケティング業界に向いていない人の特徴
逆に、僕のまわりでWebマーケティングの仕事を辞めてしまうのは、
- 成長志向がない
- すぐに正解を求めてしまう
- 失敗を恐れて挑戦できない
- 100点満点を目指してしまう
- 論理的に考えられない
といった特徴のある人が多いです。
まとめると、「後向き」「短期」「神経質」といったイメージかなと。
【やめとけ】Webマーケティング業界に向いていない人・向いてる人の特徴33選!
ただし、くり返しにはなりますが最終的にはやってみないとわかりません!
僕はもともと「向いていない人」でしたが、やってみたら楽しくて「向いてる人」に変われました!
まとめ:Webマーケティング業界はしんどい・辛いけど超おすすめ
この記事では、僕がWebマーケティング業界でしんどい・辛いと感じたことを紹介してきました。
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Webマーケティングはたしかにしんどいし、辛いことも多い仕事です。
しかし、総合的に見ると楽しくて稼げる本当におすすめの仕事だと僕は考えています。
なので、これからWebマーケターになるか悩んでいる人はとりあえず行動してみてください。
たとえ「自分には合わない」と感じたとしても、それまでの学びは絶対に無駄にならないですよ!
今回は以上です。