この記事で解決できる悩み
- Webマーケターは文系でもなれる?
- 自分の向き不向きが知りたい!
- 就・転職で失敗したくない!
本記事の信頼性
当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、副業(Webマーケティングやブログ)ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
就職・転職において、自分と相性の良い仕事を選ぶことは大切です。自分の専門分野とミスマッチがあると、仕事ができないレッテルを貼られたり、楽しむことができなかったりします。
特に、Webマーケティング職は数字を扱うイメージが強いため、文系から就職・転職しても大丈夫なのか不安になる人も多いでしょう。
結論から言うと、Webマーケティング職は文系出身でもまったく問題ありません。むしろ、文系ならではのスキルを発揮するシーンの方が多いくらいです。
この記事では、文系出身Webマーケターの僕が、文系出身でよかったこと・困ったことを紹介します。Webマーケティング職の向き不向きも解説するので、参考にしてみてください。
それでは本題に入ります!
【体験談】文系出身の僕がWebマーケティング職になるまで
最初に、文系出身の僕がWebマーケティング職に就くまでの流れを紹介します。
「興味ないよー」って人は適当に読み飛ばしちゃってくださいね。
①知識・スキル0の大学時代
僕は、明治大学・政治経済学部というゴリゴリの文系出身です。
「経済なら数字を扱うんじゃ?」と思うかもですが、ほとんど大学へ行かず麻雀漬けの毎日を送っていた僕は知識もスキルもなにもありません。
その後、なんとか内定をもらった大手メーカーに入社します。このころは「Webマーケティング」なんて単語すら知りませんでしたね。
②人生を見つめなおす新卒時代
就職後、僕は調達職として働くことに。
先輩・同期は優しく、福利厚生も最高でしたが、まあ仕事がつまらない。
このまま40年もこの仕事をすると考えた時に、はじめて自分の人生を見つめなおしました。
「このままじゃ退屈な人生になる」
そう思った僕は、やりたい仕事を探すべくいろいろな副業にチャレンジします。
その中で出会ったのがブログ、そしてWebマーケティングでした。
③転職活動時代
ブログにどハマりした僕は、自然とWebマーケティングスキルが磨かれました。
なぜなら、Webマーケティングの中でも「SEO」スキルはブログ運営に必須だったからです。
そして、次第にSEOを本業にしたい気持ちが強くなり、ブログ運営をはじめて3ヶ月後には転職活動を始めます。
結果、内定をもらうこともできましたが、やりたいことから若干ズレていたため辞退することに。
「次の仕事では絶対にやりたい仕事をする」と決めていたので、そのあたりはシビアに見ていました。
【体験談あり】ブログがWebマーケティング転職に強い理由【現役マーケターが力説】
④フリーランスWebマーケターへ
次に思ったのは、「会社員よりもフリーランスの方がやりたいことができる」ということです。
そう考えた僕は、フリーランスをWebマーケターを目指してブログ運営に力をいれたり、WebライターやSEOディレクターの案件を取ったりとスキルを磨きます。
そして、ブログ運営をはじめてから1年後、僕はブロガー&SEOディレクターとして独立しました。
以上が文系出身の僕がWebマーケターになるまでの流れです。
前置きが長くなり失礼しました!
ここからは、現在Webマーケターの僕が文系出身でよかったこと・困ったことを解説します。
Webマーケティング職において文系出身でよかったこと5つ
僕がWebマーケティング職において「文系出身でよかった」と感じたことは5つあります。
文系出身でよかったこと
- コミュニケーションスキルが磨かれた
- クライアントと良い関係を気づけた
- トレンド・流行に敏感になれた
- プレゼンテーション力が磨かれた
- 国語力が身についた
前提として、上記に優れた理系出身者もたくさんいますよ!
①コミュニケーションスキルが磨かれた
1つ目は、コミュニケーションスキルが磨かれたことです。
ここで言う「コミュニケーションスキル」とは、「雑談力」ではなく「説明力」のことです。
僕の大学では生徒同士でわからないことを教え合ったりする風潮が盛んだったので、自然とスキルが磨かれました。
Webマーケティングの仕事では、専門スキルのないクライアントにわかりやすく説明する場面も多いため、かなり活躍しています。
②クライアントと良い関係を築ける
2つ目は、クライアントと良い関係を築けることです。
ここでは、先ほど紹介したコミュニケーションスキルの「説明力」ではなく、「雑談力」が活躍します。
結局、Webマーケティングは人間同士の仕事なので、クライアントと良い関係を築けると互いに意見を出しやすかったりとメリットが大きいんですよね。
③トレンド・流行に敏感になれた
3つ目は、トレンド・流行に敏感になれたことです。
大学時代、僕や僕のまわりにはトレンド・流行に敏感な人が多く、スタバの新作を買ったり流行ブランドをシェアするなど、息を吐くように新しい情報や商品を入手・検索・購入していました。
Webマーケティングの仕事は、ユーザーが商品・サービスを購買するまでの心理を考える仕事でもあるので、トレンド・流行に敏感なことは大きな強みになります。
④プレゼンテーション力が磨かれた
4つ目は、プレゼンテーション力が身についたことです。
先ほど紹介した「説明力」に共通する部分はありますが、ここで強調したいのは「人前で話す力」のことになります。
Webマーケターは、社内外問わず複数人に対してレポーティング結果などを共有する場面が多いので、緊張したり動揺したりせずにわかりやすく話すスキルは重要です。
⑤国語力が身についた
5つ目は、国語力が磨かれたことです。
Webマーケティング職において、国語力はさまざまな場面で活躍します。
たとえば、クライアントの話やニーズを読み取る「理解力」や、広告文やコンテンツ制作をする「文章力」がその代表です。
「学校の勉強なんて社会では役に立たない」みたいな話もありますが、国語については勉強している人としていない人で明らかな社会人スキルの差があると僕は思います。
Webマーケティング職において文系出身で困ったこと2つ
次に、僕がWebマーケティング職において文系出身で困ったことを紹介します。
文系出身で困ったこと
- 数値分析に慣れていない
- 仮説・検証するクセがない
それぞれ解説します。
①数値分析に慣れていない
1つ目は、数値分析に慣れていないことです。
Webマーケターは顧客の行動を数値データとして集め、それを分析することによって改善策を考えます。
そのため、文系出身(数学大嫌い)の僕にとって、初めて見るたくさんの数字はワケのわからないものでした。
慣れたら問題ないですが、数字に苦手意識がある人は時間がかかるかもです!
②仮説・検証するクセがない
2つ目は、仮説・検証するクセがないことです。
Webマーケターは、数値データをもとに仮説を立てます。そして、その仮説を検証することで、集客力アップを目指します。
理系出身者は実験などを通して仮説・検証に慣れていることが多いのですが、文系出身の僕はまったくやり方がわかりませんでした。
こちらも慣れが必要ですね…
論理的に考えるのが得意な人は、問題ないと思います!
Webマーケティング職の向き不向きは気にする必要なし
この記事を読んでいるあなたが1番気にしているのは、「自分はWebマーケティング職に向いているのか?」「就職・転職して失敗しないか?」ということだと思います。
しかし、Webマーケティング職の向き不向きはまったく気にする必要はありません。
なぜなら、現役Webマーケターとしてそれなりの成果を出している僕も、はじめは「Webマーケティング職に向いていない人」だったからです。
参考までに、Webマーケティング職に向いてる人・向いていない人の特徴をいくつか紹介します。
向いてる人の特徴
- 成長意識が強い
- 常に挑戦していたい
- 主体的に行動できる
- 人の心理を考えるのが好き
- 物事を論理的に考えられる
向いていない人の特徴
- 成長志向がない
- すぐに正解を求めてしまう
- 失敗を恐れて挑戦できない
- 100点満点を目指してしまう
- 自主的に物事を考えられない
【やめとけ】Webマーケティング業界に向いていない人・向いてる人の特徴33選!
冒頭で、文系出身の僕がWebマーケターになるまでの流れを紹介しましたが、麻雀漬けの毎日でいっさい勉強しない意識低い大学生の僕がWebマーケティング職に向いてるわけがないんですよね。
しかし、実際にやってみたら楽しすぎて、僕はWebマーケティングに「向いていない人」から「向いてる人」に変わることができました。
なので、これからWebマーケティング職にチャレンジするか悩んでいる人は、向き不向きや文理なんて考えず、まずは行動してください。
やってみなければわからない魅力が、Webマーケティングにはたくさんありますよ!
ちなみに、僕が感じるWebマーケティング職の魅力は下記の記事で紹介しています。
Webマーケティングの魅力は?歴5年プロがやりがいを解説【楽しい】
文系出身者がWebマーケティング職に就職・転職する方法
それでは、文系出身者がWebマーケティング職に就職・転職する方法を具体的に解説します。
やり方は、大きくわけて2通りです。
Webマーケターに就職・転職する方法
- スクールに通う
- 独学で学ぶ
それぞれ解説します。
①スクールに通う
1つ目は、スクールに通うことです。
Webマーケティングスクールでは、現役Webマーケターの講師が洗練されたカリキュラムで指導してくれるため、実践的なスキルを最速で身につけることができます。
わからないことを質問できるサポート体制が整っていたり、マンツーマンで個別指導をしてくれるスクールも多く、独学では挫折しそうな人でも継続して学ぶことが可能です。
たしかにコストはかかりますが、間違いなく価値ある投資です。下記は特におすすめの3校なので、気になったスクールがあれば無料相談会で話を聞いてみてください。
失敗しないWebマーケティングスクール3選
- Wannabe Academy
※実務経験を積める!現場のスキルが身につくコスパ最強スクール! - デジプロ
※受講者数No.1&全国10校に通学OK!失敗を避けたい方におすすめ! - マケキャンbyDMM.com
※転職成功率98%!キャリアアドバイザーの支援を受けるならここ!
その他のおすすめスクールは、下記の記事で紹介しています。
WebマーケティングスクールおすすめランキングTOP10【評判あり】
また、下記は「スクールは高すぎる…」と考えている大学生向けのまとめ記事です!
【2024年最新】大学生向け!Webマーケティングスクール6選を徹底比較
②独学で学ぶ
2つ目は、独学で学ぶことです。
モチベーションを保ちづらかったり、学習に時間がかかるデメリットはありますが、コストをかけずにWebマーケティングを学べます。
実際に僕は独学で学びました!
特におすすめの独学方法は、下記の2つを組み合わせることです。
- ブログによるアウトプット
- 本によるインプット
※関連記事にリンクしてます
Webマーケティングは実践しなければスキルが身につかないので、本で学んだことをブログ運営でアウトプットするイメージですね。
その他のおすすめ勉強方法は下記の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
【未経験向け】Webマーケティングの独学・勉強方法6選【転職・稼ぐ方法】
また、「Webマーケティング職に転職したい」と考えている人は、あわせて転職エージェント・サイトに登録しましょう。
求人紹介や書類・面接対策といった転職活動のメリットはもちろん、Webマーケティング業界に強いエージェントのアドバイザーからは業界の最新情報を聞けるので、勉強のためにも有益です。
下記は、20社以上の転職エージェント・サイトを利用した僕が特にサービスの質が良いと感じた3社なので、ぜひ活用してみてください。
最初に登録すべき転職エージェント3選
- リクルートエージェント
※国内最大手!転職実績No.1!求人数が多く、とりあえず登録すべきエージェント! - マスメディアン
※IT特化!Webマーケティング求人数No.1!知識豊富なアドバイザーが多数! - dodaエージェント
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もちろん完全無料です!
その他のおすすめ転職エージェント・サイトは、下記の記事で紹介しています。
【2024年版】僕のWebマーケティング転職に役立ったエージェント・サイト16選!
まとめ:Webマーケティング職はむしろ文系の方が向いている!
この記事では、文系出身Webマーケターの僕が、文系出身でよかったこと・困ったことを紹介しました。
本記事のまとめ
- 文系出身でよかったこと
- コミュニケーションスキルが磨かれた
- クライアントと良い関係を気づけた
- トレンド・流行に敏感になれた
- プレゼンテーション力が磨かれた
- 国語力が身についた
- 文系出身で困ったこと
- 数値分析に慣れていない
- 仮説・検証するクセがない
総合的に見て、僕は文系出身の方がWebマーケティング職に向いていると思っています。
なぜなら、数値データの扱いはWebマーケターになってからでも学べますが、コミュ力やプレゼン力といったスキルを身につくまでには時間がかかるからです。
とはいえ、文系出身で理系スキルを身につけている人もいますし、理系出身で文系スキルを身につけている人もいます。
どちらもあるに越したことはないスキルなので、ぜひ意識して習得してくださいね。
また、Webマーケティングは専門職なので、それなりの専門スキルも求められます。
下記の記事ではWebマーケティング職に必要なスキルを紹介しているので、あわせて読んでみてください。
Webマーケティングに必要なスキルセットは7つだけ!【習得方法も解説】
今回は以上です。