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書き出しで心を殴れ!リード文の書き方を例文&テンプレート付き解説

書き出しで心を殴れ!リード文の書き方を例文&テンプレート付き解説

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本記事の信頼性

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『本文が読まれるか否か、8割はリード文で決まる』

そう言われるくらい大切なのが、リード文という存在です。

この記事を読んでいるあなたも、ブログ系の本やSNSで「リード文は大切!」「リード文に力を入れろ!」といった言葉を見たことがあるかもしれません。

とはいえ「重要」と言われても、その理由や書き方をイメージできない方も多いはず。事実、Twitterで「リード文の添削企画」を実施したところ、30名を超える方々のお悩みをいただきました。

記事後半では、具体的な添削結果&そこから見えた初心者の課題を掲載しています。基本的なリード文の書き方を覚えてから読むとわかりやすいので、ぜひ後ほどチェックしてみてください。

うーご
うーご

ちなみに僕もブログを始めたての頃は、本文のほうが重要だと思っていました。

ブログ歴3年&収益が月100万円を超えた2025年2月現在。断言します。リード文は超重要です。

今回は、初心者向けにリード文の重要性や書き方をわかりやすく解説します。誰でも使える例文&テンプレートもあるので、最後まで読めば書き出しで読者の心を殴れるリード文を書けますよ!

うーご
うーご

ブログで稼ぐための必須スキルなので、ぜひ身につけてくださいね!

そもそも、「リード文」とは?

そもそも、「リード文」とは?

最初に、そもそも「リード文」とはなにか。役割とあわせて解説します。

①ブログ記事は3つの要素で成り立つ

前提として、ブログ記事は大きく分けて「リード文」「本文」「まとめ」で構成されます。

ブログを構成する要素

ブログ記事の3つの要素

上記のとおり、リード文とはブログ記事の書き出し部分のことです。

ブログ記事の質はリード文でほぼ決まるので、まずは具体的な役割をチェックしましょう。

②「リード文」の役割は「本文」を読ませること

リード文の役割は1つだけ。読者に本文を読ませることです。

わざわざ記事に訪れたわけだし、リード文がなくても読んでくれるのでは…?

悩む人
悩む人
うーご
うーご

たしかにその通りだけど、実は読んでくれないケースも多いです。

Googleで検索して、検索結果から記事タイトルをクリックしたユーザーは、その時点では「この記事に求めている情報があるかも?」くらいの感覚しかありません。

記事に求めている情報があると伝えられなければ、すぐに記事から離脱してしまいます。

そんな事態を回避するために、リード文は存在します。書き出しで「あなたの求める情報があるよ」「悩みを解決できるよ」と明示してあげることで、読者を本文に誘導するイメージです。

情報があふれる現代、役に立たない記事に割く時間なんてユーザーにはありません。あなたの記事を選んでもらうためには、悩みや疑問を解決できることを示すリード文が必須でしょう。

③読者に刺さるリード文はSEO的にも高評価

読者に刺さるリード文は、SEO的にも高く評価されます。

なぜなら良質なリード文には、下記の効果があるからです。

良質なリード文による効果

  • 直帰率が低下する
  • 離脱率が低下する
  • 滞在時間が増える

まとめると、リード文には記事から離脱せずに時間を費やしてくれる読者を増やす力があります。

Googleは、読者から高く評価される記事を上位表示したいと考えています。つまり読者に刺さるリード文には、間接的にSEOに良い影響を与えて記事の検索順位を押しあげる力もあるわけです。

うーご
うーご

記事を上位表示させられても、リード文の質が低ければ意味がありません。

読者がすぐに離脱するため、少しずつ検索順位が落ちてしまうでしょう。

ブログ記事のリード文の書き方5ステップ【本記事を例に解説】

ブログ記事のリード文の書き方5ステップ【本記事を例に解説】

それでは、ここからは具体的なリード文の書き方について、5ステップで解説します。

ブログ記事のリード文の書き方

  • 想定読者の悩みを定義する
  • 悩みを解決できる理由を伝える
  • 記事に書かれていることを示す
  • 読了後の未来をイメージさせる
  • 本文へ向けて背中を押す

本記事のリード文(下記)を例に解説するので、参考にしてみてください。

本記事のリード文

※現在は多少の変更を加えていますが、基本的な流れは同じです。

①想定読者の悩みを定義する

最初に悩みを定義することで、読者は自分の悩みを解決できる記事なのかチェックしたり、自分ですら気づいていない悩み気づいたりできます。

本記事の場合、想定読者の悩みを「この記事で解決できる悩み」として伝えました。

本記事の例文

①読者の悩みを定義する

②悩みを解決できる理由を伝える

想定読者の悩みを解決できる理由を明示することで、読者に安心感を与えられます。特に、あなた自身の実績や経験を伝えれば、読者に「こんな人が書いているなら安心」と感じてもらえるでしょう。

ちなみに、本記事では僕の経験・実績を下記画像で伝えています。

本記事の例文

プロフィール(ブログ)

③記事に書かれていることを示す

前述のとおり、読者は求めている情報を最短ルートで入手するために、検索行動をしています。

そのためリード文で記事内容をまとめて、読者の求める情報があることを示しましょう。

本記事の場合、下記の赤字部分が該当します。

本記事の例文

③記事に書かれていることを示す

④読了後の未来をイメージさせる

次に、読了後の未来をイメージさせる一文を追加します。

記事を読んだらどうなるのか想定できれば、読者の「本文を読みたい欲」を刺激できるでしょう。

本記事では、下記の赤線部分で「読者の心を殴れるリード文を書ける状態」を示唆しています。

本記事の例文

④読了後の未来をイメージさせる

⑤本文へ向けて背中を押す

最後に、本文へ進んでもらえるよう背中を押します。

ポイントは、読者すら意識していない潜在的な欲求「潜在ニーズ」を刺激することです。

たとえば、この記事では[リード文 書き方]と検索したユーザーに「ブログで稼ぎたい」といった潜在ニーズがあると仮定しています。そのため、下記のようにブログ収益化に関する一文も追加しました。

本記事の例文

⑤本文へ向けて背中を押す

以上が、ブログ記事のリード文の書き方です。

上記の流れを実践するだけで高品質なリード文を書けるので、ぜひチャレンジみてくださいね。

ブログ記事のリード文のテンプレート&例文

ブログ記事のリード文のテンプレート&例文

ここまで、本記事を例にリード文の書き方を解説してきましたが、紹介したリード文は僕なりの画像・装飾をしているため、「自分では再現しにくい」と考えている方も多いでしょう。

そこで、ここでは誰でも使えるブログ記事のリード文のテンプレート・例文を2つ紹介します。

テンプレート&例文①

テンプレート①

————————————
 ・ユーザーの悩み1
 ・ユーザーの悩み2
 ・ユーザーの悩み3
————————————
このような悩みを解決します。(悩みの定義)
この記事を書いている私は、〜〜という経験があります。(解決できる理由)
今回は、〇〇について詳しく解説します。(記事内容)
この記事を読めば□□できるようになるので、最後まで読んでみてくださいね!(本文への後押し)

上記のテンプレートはかなり使いやすいので、まずはこれだけ覚えておきましょう。

テンプレートだけではわかりにくいので、例文も紹介します。

例文①

リード文の例文①

上記のイメージです。

装飾を追加したり、より権威性のある実績をアピールできれば、さらに効果的なリード文を目指せます。そのため、読者からの反応を定期的にチェックして、自分なりにカスタマイズをしてみてください。

テンプレート&例文②

テンプレート②

こんにちは!〇〇です!
「〜したいけど、〜できない。〜について知りたい」と悩んでいませんか?(悩みの定義)
このような悩みを解決します。
今回は、〜〜という経験がある私が下記について解説します。(理由)
————————————
 ・記事内容1
 ・記事内容2
 ・記事内容3
————————————
この記事を読めば△△できるので、ぜひ最後まで読んでください!(本文への後押し)

先ほど紹介したテンプレートとの違いは、冒頭で自己紹介をしている点です。

自己紹介には、読者に親近感を感じてもらえる効果があるので、特にライフハック系のブログ運営をしている方におすすめの手法といえるでしょう。

こちらもテンプレートだけではわかりにくいので、例文を紹介します。

例文②

リード文の例文②

上記のイメージです。

WordPressの「リスト機能」を使って読者の悩みや記事内容を箇条書きにするなど、書き方のバリエーションは無数にあります。ぜひ色々試して、自分に合ったスタイルを探しましょう!

うーご
うーご

読者に覚えてもらえるような差別化ができるのが理想です!

ちなみに、リスト機能などWordPressの装飾方法については下記記事で解説しています。

あわせて読みたい
ブログ初心者向け!WordPress記事の書き方と編集・投稿方法を解説!
ブログ初心者向け!WordPress記事の書き方と編集・投稿方法を解説!

ブログ記事のリード文を書く5つのコツ

ブログ記事のリード文を書く5つのコツ

最後に、より読者に刺さるリード文を書けるよう、執筆時のコツを5つ紹介します。

ブログ記事のリード文の書くコツ

  • 本文の執筆後に書く
  • 想定読者に寄り添う
  • 読者を驚かせる
  • 簡潔にまとめる
  • コピーライティングを学ぶ

それぞれ解説します。

①本文の執筆後に書く

リード文は記事の書き出し部分ですが、1番最初に書かなくてはいけないルールはありません。

そのため、僕はブログ記事を書くときに、「本文→リード文」の順で執筆しています。

記事を書いていると、途中で内容を変更したくなったり、コンテンツを追加したくなることがあるもの。しかし「本文→リード文」の流れなら、記事構成が変わっても最適なリード文を書けるでしょう。

ちなみに、記事構成とはブログ記事の「設計図」のことです。具体的な作り方は『【初心者向け】ブログ記事の文章構成案の作り方【テンプレートあり】』をご覧ください。

②想定読者に寄り添う

想定読者の悩みや疑問に寄り添うことで、読者に安心感を与えられます。

たとえば、本記事では下記のように「リード文の重要性が理解できない読者」に寄り添う一文を書きました。

本記事の例文

読者の心に寄り添う

上記の場合、「リード文が大切と言われる理由がわからないことを理解する」「ブログ初心者の頃の自分のエピソードを語る」といった形で、目線を下げているわけですね。

ここで大切なのが、想定読者を明確にすること。想定読者が明確でないと、悩みには寄り添えません。

想定読者を明確にする方法は下記記事で解説しているので、合わせて読んでみてください。

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③読者を驚かせる

可能であれば、リード文には読者を驚かせるような文章を入れたいところです。

本記事の場合、下記が該当します。

本記事の例文

読者を驚かせる

リード文に1つでも「驚きのひと言」があれば、自然に読者の注意を引きつけられるでしょう。

本文へ読み進めてもらう効果を高められるので、意外性のある情報はないかチェックしてみてください。

④簡潔にまとめる

リード文は、あまり長くならないように簡潔にまとめましょう。読者に「長い」「本題はまだ?」とマイナスな印象を与えて、本文前に離脱される確率を高めてしまうからです。

読者を飽きさせないためにも、リード文は300字〜500字程度を目安に短くまとめてください。読みやすい文章を書くコツについて、詳しくは下記記事でまとめています。

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⑤コピーライティングを学ぶ

リード文を極めたい人は、コピーライティングを勉強しましょう。

コピーライティングとは、下記のような言葉で読者を行動を促すような文章のことです。

コピーライティングの例

  • 「もう○○で悩まない」
  • 「たった○日で~」
  • 「誰でも簡単に〜」
  • 「今なら○%オフ」
  • 「実は○○は~~だった!」

本記事では、タイトルやリード文に用いた「心を殴る」の語句などが該当します。

簡単に身につくスキルではありませんが、少しずつインプットしてリード文に活かしましょう。

ちなみに、下記の単語帳では「売れるコピーライティング」がたくさん書いてあります。フレーズに悩んだときはの心強い一冊なので、ブログ記事執筆のお供におすすめですよ。

その他、おすすめのブログ本は『【初心者向け】ブログ運営のおすすめ本10選をプロが厳選』をどうぞ。

ブログ初心者のリード文の添削事例30選!そこから見えた課題は?

ブログ初心者におすすめのSEO対策12個

僕は先日、Twitterで「リード文の添削企画」を実施しました。

うーご
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フォロワー300人の企画にもかかわらず、参加者は予想をはるかに上回る30人越え。リード文で悩んでいるブログ初心者が多いことを実感しました。

ここでは、いただいたリード文に対する僕の添削内容と、そこから見えた初心者の課題を紹介します。

①リード文の添削内容

まずは、企画の参加者にフィードバックさせていただいたリード文の添削内容を紹介します。

他のブロガーのリード文を読むだけでも勉強になるので、ひとつずつチェックしてみてくださいね。

②初心者のリード文の課題

約30名のリード文添削を終えて、特に指摘することが多かったのは下記の2点です。

初心者のリード文の課題

  • 冒頭に「読者の悩み」がない
  • 最後に「読了後の未来」がない

「読者の悩み」は、記事を開いた読者に「あなたの求めている記事ですよ!」と明示するためにあります。ひと目でわからないと離脱されるリスクが高まるため、1番最初に設置しておきましょう。

対して「読了後の未来」は、読者を本文に誘導するためのものです。「この記事を読めば、こんな未来が待っているのか」と感じさせることで、スムーズに本文に読み進んでもらえるようになります。

うーご
うーご

どちらもリード文の必須要素なので、ブログ初心者の方はぜひ意識してみてください!

【補足】ブログ記事の「リライト」はリード文に手をつけよう!

【無料ブログ編】スマホでブログを始める方法

補足ですが、ブログ記事を「リライト」するときは、まずリード文に手をつけるのがおすすめです。

リライトとは?

ブログ記事の成果を高めるために、書いた記事の内容やタイトルを変更すること。

注意点として、リライトは目的によってやり方が異なります。目的に合わないリライト方法を実践しても、成果が向上するどころか検索順位が落ちたりアクセスが減ったりするかもしれません。

リライトの目的・やり方の例

  • 記事の検索順位を高めたい
    →記事にコンテンツを追加する
  • 記事のクリック率を高めたい
    →タイトル・メタディスクリプションを変更する

そして、リード文のリライトが力を発揮するのは「アクセスはあるけど成果につながらない」状態です。リード文の役割は本文に誘導することなので、本文の読者を増やしたいときにリライトします。

うーご
うーご

本記事を読みながら、成果の出るリード文を目指しましょう!

ちなみに、リライトはブログ収益化を目指すうえで超重要な作業です。効果的なやり方は『SEOに効果的なブログリライトのやり方は?注意点やタイミングも解説』をご覧ください。

まとめ:リード文を極めて書き出しで心を殴れ!

まとめ:リード文を極めて書き出しで心を殴れ!

今回は、ブログのリード文の重要性や書き方について初心者向けに解説しました。

ブログ記事のリード文の書き方

  • 想定読者の悩みを定義する
  • 悩みを解決できる理由を伝える
  • 記事に書かれていることを示す
  • 読了後の未来をイメージさせる
  • 本文へ向けて背中を押す

魅力的なリード文を書けなければ、せっかく記事を上位表示させても誰も本文を読んでもらえず、本当にもったいない状態になってしまいます。

本気でブログで稼ぎたい方は、本記事を読みながらくり返し練習して、少しずつ質を高めましょう。

また、リード文の次は主題となる「本文」の書き方も勉強してください。詳しくは『【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】』で解説しています。

今回は以上です。


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歴3年の専業ブロガー|最高月24万PVの「副業フリー」を運営中|企業メディア(月500万PV)のSEOマーケターやWebライタースクールの講師経験あり|ブログ記事の添削実績20名⤴︎|過去の添削は添削フリーへ|秘密のブログノウハウはnoteにまとめています

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