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当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、副業(動画編集やブログ)の始め方・ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
動画編集は、働き方の自由度の高い仕事です。中でも”フリーランス”という働き方は、時間や場所にとらわれずに自由に仕事をできるため、たくさんの動画編集者に人気を集めています。
しかし、未経験者の中には「どうやったらフリーランスになれるの?」と悩む方も多いでしょう。
そこで今回は、僕が動画クリエイターになった体験談をもとに「失敗しないフリーランス動画編集者になる方法」を解説します。注意点も紹介するので、最後まで読めば今日から独立を目指せますよ!
副業から始めて独立したい方は、下記記事からチェックしてみてください!
【完全版】動画編集の副業の始め方|未経験者が月5万円稼ぐ方法を解説
フリーランス動画編集者の仕事内容
働き方 | リモートワークがメイン |
平均年収 | 約400万円 |
必須スキル | 動画編集スキル / 企画・撮影スキル 動画マーケティング / デザイン…etc |
案件の取り方 | クラウドソーシング(クラウドワークスなど) エージェント(クラウドテックなど) |
最初に、フリーランス動画編集者の仕事内容について詳しく解説します。
①動画編集者の作業の内容
一般的に、フリーランス動画編集者の作業内容は下記のとおりです。
動画編集者の作業の内容
- カット編集
素材の不要な部分を切り取る作業 - テロップ挿入
動画内容を伝えるテキストを挿入する作業 - BGM・効果音挿入
場面に合うBGM・効果音を挿入する作業 - 色調補正
複数カメラの素材の色味を合わせる作業 - ノイズ除去
映像や音声の”ガサガサ感”をなくす作業 - エフェクト挿入
強調したい部分をエフェクト化する作業
未経験者の方は、とりあえず上記の基本スキルを身につけましょう。他にもYouTube運営やサムネイル作成、ディレクションなどのスキルがありますが、基本を極めたうえで勉強するのがおすすめです。
②動画編集者の仕事の流れ
具体的に、フリーランス動画編集者は下記の流れで仕事をします。
動画編集者の仕事の流れ
- クライアントから動画素材を受けとる
- 動画素材を動画編集ソフトに読み込む
- 編集作業をする(カット・テロップ挿入など)
- クライアントに納品&修正があれば修正する
- 納品完了
基本的な流れは上記のとおりです。中には動画の構成・企画から携わったり、撮影を担当したりする仕事もあり、クライアントから巻き取る仕事の幅が広くなるほど報酬単価も高くなります。
③動画編集者の仕事の種類
動画編集者の仕事には、さまざまな種類があります。
動画編集者の仕事の種類
- Youtube編集
- 企業のCM動画作成
- Web広告の動画編集
- アーティストのMV作成
- ウェディングムービー作成
- …etc
簡単にまとめると上記のとおりですが、先述のとおり案件ごとに作業内容が異なるもの。必要なスキルにも違いがあるため、やりたい仕事に合わせてスキルを身につけることが大切です。
以上、フリーランス動画編集者の仕事内容でした!
ちなみに、動画編集者の仕事内容については『未経験OK!副業の動画編集者の仕事内容を現役クリエイターが解説!』でも解説しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
フリーランス動画編集者の単価・年収相場
続いて、フリーランス動画編集者の単価・年収相場について解説します。
①動画編集者の単価相場
フリーランス動画編集者の報酬単価は、案件によって幅があります。
動画編集者の単価相場
- YouTubeの編集代行:5,000円〜10,000円/1本
単価は高くないが、簡単な作業がほとんど。初心者向け。 - ウェディングムービー作成:15,000円〜20,000円/1本
一生モノの動画なので、スキルが求められる。中級者向け。 - Web広告作成:10,000円/1本〜200,000円/1本
撮影・音響などのプロがチームで取り組む。上級者向け。 - YouTubeのディレクション:200,000円/月
編集だけでなく、YouTubeアルゴリズムなどの理解も必須。
とはいえ、上記はあくまで目安の報酬単価です。先述のとおり、クライアントの仕事を巻き取るほど1件あたりの報酬額は高まるため、企画などから携われば大きく収入を伸ばせますよ。
未経験者の方は、とりあえず”YouTubeの編集代行”の案件獲得を目指しましょう。基本的な動画編集スキルさえあれば仕事を取れるため、クライアントワークに慣れたり実績をつくるのにぴったりです。
②動画編集者の年収相場
フリーランス動画編集者の年収は約400万円と言われています。
しかし、案件によって報酬単価が異なるため、実際の年収には差があるのが実態です。僕の周りの知り合いにインタビューしたところ、年収200万円〜2,000万円まで大きな開きがありました。
彼らの1番大きな違いは、シンプルに「スキルの差」かなと。編集動画のクオリティや納品速度のほか、クライアントへの営業方法などさまざまなスキルの差から、年収格差が生まれているようです。
そのため、フリーランス動画編集者を目指す方は、独立前に高いレベルのスキルを習得しましょう。独学だと中途半端なスキルしか身につかないので、動画編集スクールを活用するのがおすすめですよ。
以上、フリーランス動画編集者の単価・年収相場でした!
フリーランス動画編集者になる方法5ステップ
それでは、フリーランス動画編集者になる方法を見ていきましょう。
フリーランス動画編集者になる方法
- 動画編集の必要機材を用意する
- 動画編集スキルを身につける
- ポートフォリオ制作をする
- 動画編集案件を獲得する
- 報酬単価を高めていく
1つずつ順番に解説します。
①動画編集の必要機材を用意する
まずは、動画編集に必要な最低限の機材をそろえましょう。
最低限必要な機材
- PC
- 編集ソフト
それぞれ選び方を簡単に解説します。
1.PC
PCは、下記スペックを満たしたものを選ぶのがおすすめです。
PCの選び方
項目 | 最低限のスペック | 理想のスペック |
---|---|---|
CPU | インテル 第6世代~ AMD Ryzen1000~ | インテル 第7世代~ AMD Ryzen3000~ |
OS | Microsoft Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 2004 以降 | Microsoft Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 2004 以降 |
RAM(メモリ) | 8GB | HDメディア:16GB 4Kメディア:32GB |
GPU | 2GB | 4GB |
HDの容量 (ストレージ) | 8GB | 高速SSD |
ディスプレイ | 1,280×800 | 1,920×1,080 |
Mac・WindowsはどちらでもOKです!
個人的におすすめのPCはMacbookです。
最低限のスペックがあれば作業はできますが、正直重くて作業効率が悪くなります。こなせる案件数が減ると収入が頭打ちになってしまうので、ある程度スペックの高いPCを用意しましょう。
Macbookを買うなら、公式サイトよりもAmazonや楽天を活用してください。使いやすいAmazon・楽天ポイントがもらえるので、他の購入方法よりも安くMacbookを買えますよ。
2.編集ソフト
2025年2月現在、おすすめの編集ソフトはAdobe製のソフト一択です。案件を探すと「Adobeソフト以外NG」と書かれた案件も多く、幅広い仕事を取るための必須ツールとなります。
ちなみに、Adobeには下記のように目的別の動画編集で使えるソフトがあります。
動画編集で使えるAdobeソフト
ソフト名 | できること | 用途 |
---|---|---|
Premiere Pro | カット・テロップ挿入など | 基本的な動画編集ソフト |
After Effects | エフェクト加工・アニメーション作成など | アニメーションやWeb動画広告制作など |
Photoshop | 画像編集 | YouTubeのサムネイル制作など |
フリーランス動画編集者になるなら、上記の使い方を習得しなければなりません。個別契約すると値段が高いので、すべてのAdobeソフトを利用できるプラン「Adobe CC(年72,336円)」を利用しましょう。
年72,336円でも高すぎるかも…
Adobe CCには、公式のほぼ半額で買える裏ワザがあるのでご安心ください!
実は、下記のAdobe認定講座では、Adobe CCの1年ライセンスを39,980円で購入できます。
Adobe CCが最安値の講座
- デジハリAdobeマスター講座
最安値&わかりやすい講座付き!最初に買うならここ! - たのまなadobe講座
最安値&質問サポートあり!デジハリ経験者はここ! - アドバンスクール
セール時は業界最安値!3番目に買うならここ!
さらに、上記にはAdobeソフトの使い方講座がセットで付いてきます。そのため、Adobe CCを安く買いたい方はもちろん、これから動画編集ソフトの勉強をしたい方は必ず利用してくださいね。
各講座の特徴やAdobe CCが安くなる理由について、詳しくは『【2025年2月】Adobe CCを安く買う方法【アカデミック版で格安購入】』で解説しています。
Adobe CCを安く買う!?衝撃の裏技と2年目〜も格安で購入する方法!
以上、フリーランス動画編集者の最低限の必要機材でした!
「フリーランスになるし、最初から撮影機材とかも用意したい」という方は、『【副業向け】動画編集に必要なものは3つだけ【現役クリエイター厳選】』を合わせてご覧ください。
②動画編集スキルを身につける
動画編集の必要機材を用意したら、続いてスキルを習得しましょう。
動画編集スキルを身につける方法
- 独学する
- スクールに通う
- 1年くらい実務経験を積む
まず、どんな動画編集スキルを習得するべきかわからない方は、『【レベル別】動画編集に必要なスキルは?現役クリエイターが徹底解説!』を先にご覧ください。
1.独学する
1つ目は、動画編集スキルを独学で習得する方法です。
最大の魅力は、コストをかけずに勉強できるところ。代表的な独学方法には「本」が挙げられますが、1冊2,000円〜3,000円で入手できるため、お金をかけたくない方にぴったりです。
参考記事>>【初心者向け】動画編集のおすすめ勉強本18選を紹介【2025年2月最新版】
ただし、独学には挫折しやすいデメリットも。わからない部分を誰にも質問できず、自主的に学び続けなければならないため、独学に挑戦した方のほとんどはモチベーションを維持できません。
また、独学で一流のスキルを身につけられる方はごくわずかです。中途半端なスキルしか身につかないケースが大半なので、フリーランスを目指す方にはおすすめしない勉強方法といえるでしょう。
僕自身、まずは独学から始めましたが、3ヶ月くらい無駄にして挫折しましたね。
「それでも独学に挑戦したい」という方におすすめの勉強方法は『【独学あり】実践してわかった!動画編集のおすすめ勉強方法6選!』で紹介しているので、ぜひご覧ください。
2.スクールに通う
フリーランスを目指す方に1番おすすめなのは、動画編集スクールを受講する方法です。
スクールでは、実績豊富な動画クリエイターから実践的な指導を受けられます。わからない部分を自由に質問できるため、挫折を防ぎながら一流のスキルを身につけられるでしょう。
また、中にはポートフォリオ制作や案件獲得方法を学べるスクールも。フリーランスとして食べていくためには動画編集スキルだけでは足りないので、必要なスキルが幅広く身につく点は大きな魅力です。
僕は、ヒューマンアカデミーに通ってスキルを習得しました!
下記は、フリーランス動画編集者を目指す方に人気のあるスクールです。各スクールでは”無料説明会”に参加できるので、少しでも受講するか悩んでいる方は話だけでも聞いてみてくださいね。
特におすすめの動画編集スクール3選
- デジハク
※最短で実践スキルが身につく!無料説明会参加で豪華特典あり! - ヒューマンアカデミー
※大手スクールが運営!手厚いサポート体制が魅力のスクール! - デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
※撮影まで学べる!実践的なスキルを身につけるなら最強の一角!
※特に、デジハクの無料説明会では、参加するだけで動画編集の仕事について書かれた「動画クリエイターズMAP」がもらえます。無理な勧誘はされないので、絶対に損はしないですよ。
その他、フリーランスを目指すあなたの動画編集スクールは、『【評判あり】社会人向け!おすすめ動画編集スクール・講座20選を比較!【口コミ】』で紹介しています。
【評判あり】社会人向け!おすすめ動画編集スクール・講座18選を比較【口コミ】
3.1年くらい実務経験を積む
「今すぐ独立しなくてもOK」という方は、最低限の動画編集スキルを身につけてから、1年くらい動画編集者としての実務経験を積める企業に転職するのがおすすめです。
なぜなら、フリーランス動画編集者として活躍するためには、自身のスキルを伝える”実績”が必要だから。実績がないと仕事が取れず、「独立したのに稼げない」なんてことになりかねません。
また、企業では個人レベルでは受注できない、大きな予算のついた実案件に触れられます。先輩社員のフィードバックをもらいながら経験を積むことで、動画編集者として大きな成長が見込めるでしょう。
転職方法は、ヒューマンアカデミーのように転職サポートの手厚いスクールを受講するか、独学後にマイナビクリエイターのようなクリエイター専門の転職エージェントを利用するのがおすすめです。
以上、動画編集スキルを身につける方法でした!
その他の動画編集スキルを習得する方法は『【独学あり】実践してわかった!動画編集のおすすめ勉強方法6選!』で紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
③ポートフォリオ制作をする
動画編集スキルを身につけたら、ポートフォリオを制作しましょう。
フリーランス動画編集者にとって、ポートフォリオの品質は超重要です。クライアントが仕事の依頼相手を決める1番の判断材料なので、質が高いと案件の受注率や単価アップを狙いやすくなります。
逆に、ポートフォリオが低品質だと、いくらあなたのスキルが高くても仕事を取れません。そのため、ポートフォリオ制作には特に力をいれて、あなたのスキルや実績を正しく伝えてください。
ポートフォリオの作り方は『【受注率5倍】動画編集のポートフォリオの作り方を解説【初心者向け】』で解説しているので、仕事の受注率を高めたい方はぜひご覧ください。
未経験者の場合は自作するのが大変なので、スクールを利用するのがおすすめですよ。
高品質なHPを作るならデジハク
高品質なポートフォリオを作りたい方は、動画編集スクール・デジハクがおすすめです!
現役動画クリエイターから細かいアドバイスを受けながら、”仕事を取れる”ポートフォリオ動画を作成可能。現時点で専用HPまで作成できる国内唯一のスクールとなります。
今なら無料説明会に参加するだけで動画編集を仕事にする方法について書かれた「動画クリエイターズMAP」をプレゼントしてもらえるので、さっそくチェックしましょう。
\コスパ最強の動画編集スクール!/
※無理な勧誘はされないので、安心して話してみてくださいね。
④動画編集案件を獲得する
ポートフォリオが完成したら、クライアントに営業をかけて案件を獲得しましょう。
おもな案件獲得方法は下記のとおりです。
動画編集案件の獲得方法
- クラウドソーシングで営業する
- フリーランスエージェントを活用する
- YoutubeやSNS、ブログ経由で受注する
- 企業サイトやSNSで直接営業する
- 知人に紹介してもらう
未経験者の方は”クラウドソーシング”と”フリーランスエージェント”を併用するのがおすすめ。
自分でたくさんの案件を選べる”クラウドソーシング”と、アドバイザーの支援を受けながら高単価案件を狙える”フリーランスエージェント”を利用することで、効率的に仕事を探すことが可能です。
人気のある”クラウドソーシング”と”フリーランスエージェント”は下記でまとめたので、とりあえずすべてに登録して自分に合う仕事があるかチェックしてください。もちろん無料で利用できますよ。
人気のあるクラウドソーシング
- CroedWorks(クラウドワークス)
※国内最大手のクラウドソーシングで案件数が豊富。 - Lancers(ランサーズ)
※国内第2位の知名度を誇る。クラウドワークスと併用可能。 - Craudia(クラウディア)
※会員数100万人を超える新進気鋭のクラウドソーシング。
人気のあるフリーランスエージェント
- Crowdtech(クラウドテック)
※クラウドワークスの上位版。動画編集案件が豊富。 - Workship(ワークシップ)
※副業向け。スキマ時間に取り組みやすい案件が豊富。
その他、動画編集の案件獲得方法は『【初心者向け】動画編集案件の取り方&仕事の探し方6つを徹底解説!』で紹介しているので、仕事を増やしたい方はチェックしてみてください。
⑤報酬単価を高めていく
何件か案件をこなしたら、1案件あたりの報酬単価を少しずつ高めましょう。
動画編集の報酬単価を高めるコツは下記のとおりです。
動画編集案件の獲得方法
- 動画編集スキルに磨きをかける
- クライアントの仕事を巻き取る
- クライアントからの信頼を高める
- 動画編集以外のスキルを身につける
- 人脈を広げて仕事を紹介してもらう
人の時間には限りがあります。残念ながら、あなたが睡眠時間を削ったり休みなしで働いても、1案件あたりの報酬単価が上げられなければ収入が頭打ちになってしまうはずです。
フリーランスは会社員のように自動的に昇給しないので、必ず収入を高める取り組みをしてくださいね。
フリーランス動画編集者が収入を高める方法について、詳しくは『フリーランス動画編集者の収入は?報酬相場や単価を上げるコツも解説』で解説しています。
以上、フリーランス動画編集者の始め方でした!
フリーランス動画編集者になるときの注意点5つ
最後に、フリーランス動画編集者になるときの注意点を紹介します。
フリーランス動画編集者になるときの注意点
- まずは副業から始めよう
- 充分な貯金をしてから独立しよう
- 税金に関する知識を身につけよう
- 最初は低単価案件から獲得しよう
- クライアントファーストを徹底しよう
1つずつ順番に解説します。
①まずは副業から始めよう
「すぐにフリーランス独立したい」と考えるあなたも、まずは副業から始めるのがおすすめです。
正直、動画編集の案件獲得には運の要素もあります。あなたにスキルがあってポートフォリオが高品質でも、ライバルが強くて採用されなかったり、やりたい仕事の求人がなければ仕事はありません。
当然、仕事がないと収入は0円。不本意な形で会社員に戻らなくてはならないかもしれないですよね。
そのため、フリーランスの動画編集者になる前に、仕事を依頼してくれるクライアントを確保しておきましょう。副業から始めて継続案件を受注できれば、安心して独立できますよ。
僕は見切り発車で独立しましたが、最初は本当に苦労しましたね…
動画編集の副業の始め方について、詳しくは『【完全版】動画編集の副業の始め方|未経験者が月5万円稼ぐ方法を解説』をご覧ください。
②充分な貯金をしてから独立しよう
先述のとおり、動画編集の案件獲得には運の要素があります。たとえ副業から始めて継続案件のある状態でフリーランスになっても、途中で契約を打ち切られるリスクは0ではありません。
そのため、フリーランスになるときは充分な貯金をしてから独立しましょう。
貯金額の目安は『1年分の生活費』がおすすめ。お金に余裕がないと、「生活費のために低単価案件を取る→稼げない→また低単価案件を取る」と負のスパイラルに陥ってしまうので注意してくださいね。
最低でも100万円の貯金はほしいですね。
③税金に関する知識を身につけよう
会社員と違い、フリーランスは自分で税金を納める必要があります。正しく納税できないと金銭的に損したり、場合によっては”脱税”で咎められるため、正しい税金知識は必須です。
代表的なフリーランスが支払う税金には下記が挙げられます。
フリーランスが支払う税金
- 所得税
所得(儲け)に対して国に支払う税金 - 住民税
個人が都道府県と市区町村に支払う税金 - 個人事業税
所得が290万円を超えると都道府県に支払う税金 - 消費税
課税売上が1,000万円を超えると納付義務のある税金 - 固定資産税
自宅などを仕事場にしている場合に納付義務のある税金
また、「経費」について熟知しておくと、上記の納める税額を最小限にとどめられます。フリーランスになると稼ぐことに集中しがちですが、コストを抑えるための勉強も忘れないでください。
④最初は低単価案件から獲得しよう
よく、フリーランスなりたての失敗に”高単価案件の狙いすぎで仕事を取れない”が挙げられます。
「ひとりで活動するし稼がないと!」と焦る気持ちもわかりますが、高単価案件にはそれなりの実績・スキルが求められるもの。よほどの実績やスキルがなければ、フリーランス初心者には受注できません。
そのため、まずは低単価案件から獲得して、コツコツ実績を積み上げることを意識してください。最初は稼げなくて悩むかもしれませんが、長期的に見ると”稼げる動画編集者”になる最短距離ですよ。
理想は、副業で高単価案件を取れるようになって独立することです!
⑤クライアントファーストを徹底しよう
フリーランス動画編集者になるなら、必ずクライアントファーストを徹底しましょう。
クライアントファーストとは、下記のように”クライアントを第一に考えた行動”のことです。
クライアントファーストの例
- 納期より早く納品する
- 休日・深夜の連絡を避ける
- 相手の意図を汲み取って編集する
- …etc
自分は「まだやらなくていいや」「この程度で大丈夫」と考える状況でも、クライアントに悪印象を与える可能性があります。結果、継続案件や高単価案件を取れなければ、損をするのは自分自身です。
クライアントファーストを徹底すれば、自分の中にある甘えた思考を防げます。フリーランスとして生きるのであれば、ひとつひとつの案件に真摯に向き合う姿勢を大切にしてくださいね。
以上、フリーランス動画編集者を始めうえでの注意点でした!
僕が未経験からフリーランス動画編集者になった体験談
続いて、僕が未経験からフリーランス動画編集者になった体験談を紹介します。
これから独立を目指している方の参考になれば幸いです。
①独学にチャレンジするも挫折…
フリーランス動画編集者になると決めて、僕はとりあえず独学でスキル習得を目指しました。最初はやる気満々で本やUdemyの動画講座を探しましたが、すぐにモチベーションを保てずに挫折してしまいます。
最大の理由は、独学では「最新情報」を学べなかったからかなと。
たとえば、動画編集ソフトのPremiere Proは毎年アップデートされて、その度に新機能が追加されます。従来の学習コンテンツとはボタンの配置が違っていたりもして、正直わからないところだらけでした。
ベストセラー本も読みましたが、変化の激しい業界にはなかなか合いません。
最初はGoogleで調べていましたが、すぐに身体的・精神的に限界がきてしまいました。
そして約1ヶ月で「独学は無理ゲー」と判断して、質問環境のあるスクールを受講することにします。
②動画編集スクールの受講スタート
10校をこえる動画編集スクールの無料説明会に参加して、最終的にヒューマンアカデミーを選びました。質問環境の口コミ・評判がよかったのと、卒業生の動画クリエイターがたくさんいたからです。
正直、ヒューマンアカデミーの教材も、すべての最新情報が載せられてわけではありません。しかし、わからない部分はすぐに現役の動画編集者に質問できて、独学より効率的にスキルを習得できました。
また、個人的に助かったのは「ポートフォリオ制作」がカリキュラムに含まれていたことです。おかげで在学中から副業案件を獲得して、インプット・アウトプットを繰り返しながら実践力を鍛えられました。
とはいえ、僕がヒューマンアカデミーを選んだのは転職・独立で悩んでいたからです。
フリーランスに絞るなら、studio USのような特化スクールのほうがぴったりかなと!
③卒業後、副業を経てフリーランス独立
僕はスクール卒業後すぐにフリーランスにならず、まずは副業の動画編集者として活動していました。継続案件のない状態で独立するのは、収入面でリスキーだと感じていたからです。
そして1〜2ヶ月かけて継続案件を確保したあと、ついにフリーランスの動画編集者として独立します。
スクールで実践力を身につけたおかげで、独立後に苦労したことはほとんどありません。今では時間・場所に縛られず、自分のペースで働けるようになりました。
以上が、僕がフリーランス動画編集者になるまでの体験談です!
ステマっぽいですが、やはり分岐点はスクールを受講したこと。独学でフリーランス独立するのも不可能ではありませんが、僕はモチベーションを保てず中途半端なスキルしか習得できませんでした。
下記にておすすめスクールをまとめたので、興味のある方はぜひ無料説明会で話してみてくださいね。
特におすすめの動画編集スクール3選
- デジハク
※最短で実践スキルが身につく!無料説明会参加で豪華特典あり! - ヒューマンアカデミー
※大手スクールが運営!手厚いサポート体制が魅力のスクール! - デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
※撮影まで学べる!実践的なスキルを身につけるなら最強の一角!
その他、おすすめ動画編集スクールは下記記事で紹介しています。
【評判あり】社会人向け!おすすめ動画編集スクール・講座18選を比較【口コミ】
フリーランス動画編集者になる方法に関するよくある質問
最後に、フリーランス動画編集者になる方法に関するよくある質問に回答します。
フリーランス動画編集者になる方法に関するよくある質問
- 未経験からフリーランス動画編集者になれる?
- フリーランス動画編集者の仕事はきつい?しんどい?
- フリーランス動画編集者で年収1,000万円は目指せる?
他に気になることのある方は、ページ最下部のコメント欄から気軽に質問してください。
①未経験からフリーランス動画編集者になれる?
たとえ未経験からでも、フリーランス動画編集者を目差すことは十分に可能となります。動画市場が成長を続けている一方で、肝心の動画編集者の数が不足しているからです。
下記は、株式会社サイバーエージェントが調査した「動画市場規模の推移と今後の予想」です。動画社会の成長にともない、市場規模は2019年〜2024年にかけて約3倍に拡大するといわれています。
結果、動画編集の案件はここ数年で爆発的に増えていますが、それに合わせて動画編集者が増えるわけではありません。いまの界隈のリアルな状況は「動画市場の需要<動画編集者の供給」です。
もちろん未経験者がいきなり独立できるほど、動画編集は甘い世界ではないでしょう。しかし、独学やスクールでしっかりとスキルを身につければ、3ヶ月〜半年でフリーランスになることは可能ですよ。
動画編集界隈の将来性や今後の需要について、さらに詳しくは『【徹底分析】動画編集はなくなる?将来性・需要を統計データで解説!』で紹介しています。
②フリーランス動画編集者の仕事はきつい?しんどい?
個人的な意見ですが、フリーランス動画編集者にはきつい&しんどい「一面」もあります。
具体例を挙げると下記のとおりです。
フリーランス動画編集者がきつい理由
- 継続案件がないと営業が大変
- 動画編集スキルだけでは稼げない
- クライアントの一声で仕事が増える
フリーランス動画編集者は、活動の中心が「クライアント本位」になりがち。継続案件がなかったり悪質なクライアントに出会ったりすると、思ったような仕事ができなくて苦労します。
とはいえ、フリーランス動画編集者はそれでも目差す価値のある仕事です。PC一台で自由に働けて、スキルがあれば収入を伸ばせる仕事は少ないので、ぜひ”きつさ”と”楽しさ”を天秤にかけてみてください。
具体的なきつさは『【断言】動画編集は間違いなくキツい仕事です【それでも僕が続ける理由】』で、楽しさは『動画編集は楽しい!7つの魅力・やりがいを現役クリエイターが解説!』で解説しています。
③フリーランス動画編集者で年収1,000万円は目指せる?
簡単ではありませんが、上位のフリーランス動画編集者には年収1,000万円を超えている方もいます。
背景にあるのは、外注を雇いながら大量の案件を回すビジネスモデルです。たくさんの動画編集者を雇用&ディレクションして、自身が制作するのと同水準のクオリティの動画を納品します。
注意点として、このビジネスモデルは大量の高単価案件を取れなくては成り立ちません。未経験者がいきなり挑戦するのは厳しいので、まずはスキルを高めて安定的に高単価案件を取れるようになりましょう。
まとめ:未経験者でもフリーランス動画編集者は目指せる!
今回は、現役クリエイターの僕が、フリーランス動画編集者になる方法を解説してきました。
フリーランス動画編集者の始め方5ステップ
- 動画編集の必要機材を用意する
- 動画編集スキルを身につける
- ポートフォリオ制作をする
- 動画編集案件を獲得する
- 報酬単価を高めていく
個人的に、フリーランス動画編集者は最高の仕事です。不要な通勤時間や嫌いな上司・先輩もなく、自分の好きな環境で自由に働けるので、これから動画編集を始めるならぜひ目指してください。
本記事が、少しでもあなたがフリーランス動画編集者を目指す助けになれば幸いです。
今回は以上です。