この記事で解決できる悩み
※青字をクリックすると、読みたい項目まで移動できます。
本記事の信頼性
当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、副業(Webマーケティングやブログ)ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
Webマーケターは時間・場所に縛られず、会社員・副業/フリーランスなど幅広い働き方ができる仕事です。その自由度の高さから、最近では未経験からチャレンジする方が増えています。
とはいえ完全初心者にとって、Webマーケターの転職成功はなかなかイメージできないもの。「Webマーケターになるには?」「なにから始めたらいいの?」と考えている方も多いでしょう。
そこで今回は、現役マーケターの僕が『Webマーケターになる方法』を解説します。必要なスキルや向き不向きもまとめたので、最後まで読めば今日からWebマーケターとして歩み出せますよ。
Webマーケティングを勉強してみたい方は下記記事をご覧ください。
【未経験向け】Webマーケティングの独学・勉強方法6選【転職・稼ぐ方法】
Webマーケターってどんな仕事?
まずは前提知識として、Webマーケターの仕事について簡単にまとめます。
クリックして読みたい項目まで移動!
「結論から知りたい」という方は、後述の「Webマーケターの転職方法」に移動しましょう。
①Webマーケターの仕事内容
Webマーケターは、簡単にいうとインターネット上の商品・サービスの売り上げを伸ばす仕事です。
厚生労働省では下記のように定義されていました。
WebサイトやWeb技術を利用してマーケティングを行う。インターネットマーケティングとも言う。急速に発展している分野であり、その業務内容は多岐にわたるが、基本的にはWebを利用した市場調査、広告出稿、商取引の分析などのマーケティング活動を行う。
職業情報提供サイト jobtag(厚生労働省)
具体化すると、Webマーケターの仕事は「集客」「分析・改善」「リピーター獲得」に分類されます。
Web広告やWebサイトを運用してユーザーを集め、収集したデータをもとに改善施策を実施。最終的には、何もしなくても商品・サービスが売れていく状態をつくるのがゴールです。
Webマーケターの仕事内容について、さらに詳しくは下記記事をご覧ください。
Webマーケティングの仕事内容は?5つの職種を現役マーケターが紹介
②Webマーケターの仕事の種類
未経験からでも挑戦しやすいWebマーケターの仕事の種類は下記のとおり。
Webマーケターの仕事の種類
- Web広告運用
リスティング広告やディスプレイ広告で集客する - SEO対策(メディア運営)
Webサイト・ブログを最適化して集客する
他にもSNS運用やメルマガ運用など、Webマーケターの仕事はたくさんあります。
Webマーケターを目指す場合、まずはどちらのキャリアに進むか「指針」を決めることが大切です。
Web広告運用とSEO対策の仕事について、詳しくは下記記事をご覧ください。
【しんどい】Web広告運用は辛い!現役Webマーケターが仕事内容を解説
SEOコンサルタントの仕事内容や年収は?現役SEOマーケターが解説
個人的には、Web広告運用のほうが始めやすくておすすめです!
③Webマーケターの年収・収入相場
doda社の調査によると、Webマーケターの平均年収は511万円です。全業種から見ると「やや高め」くらいですが、ほとんどのWebマーケターはさらに大きく稼いでいます。
理由は、Webマーケターの保有スキルはそのまま副業に活かせるから。
たとえば個人ブログを運営してアフィリエイトしたり、SNSでフォロワーを集めて自身の商品・サービスを販売したり。中には副業で月50〜100万円を稼いで、そのまま独立する方もいるくらいです。
Webマーケターの年収相場について、詳しくは下記記事をご覧ください。
【未経験】Webマーケティング職の年収が低いわけがない【むしろ高い】
未経験からWebマーケターになれるの?
結論からいうと、未経験からWebマーケターになることは十分に可能です。
Webマーケターは、数ある職業のなかでもトップクラスに人気のある職業。求人を出せばたくさんの募集者が集まるため、採用されるためにはライバルに負けない高度なスキルが求められます。
これだけだと「未経験者の勝算は0」ですが、企業側もスキルだけを評価するわけではありません。
企業理念との相性やコミュニケーション能力、論理的思考力など、大切な要素はほかにもあります。最低限のWebマーケティングスキルは必要ですが、未経験だからと尻込みしなくてもOKです。
大切なのは、最適な「やり方」でWebマーケターを目指すこと。
本記事を参考に、自分にぴったりの方法を選んでくださいね。
未経験からWebマーケターになる厳しさについて、詳しくは下記記事で解説しています。
Webマーケティング職は未経験だと厳しい?【僕の体験談を語ります】
未経験からWebマーケターに転職する方法5つ
未経験からWebマーケターになる方法はおもに5つあります。
クリックして読みたい項目まで移動!
やり方 | 難易度 | おすすめ度 | 費用 | 期間 |
---|---|---|---|---|
いきなり転職エージェント に登録する | 0円 | 3〜4ヶ月 | ||
Webマーケティング スクールを受講する | 10〜50万円 | 3〜4ヶ月 | ||
アルバイトから始める | 0円 | 半年〜1年 | ||
独学して副業案件を取る | 1〜2万円 | 半年〜1年 | ||
個人で実績をつくる (ブログやSNSなど) | 1〜2万円 | 半年〜1年 |
上記について、1つずつ順番に解説します。
①いきなり転職エージェントに登録する
難易度 | |
おすすめ度 | |
費用 | 0円 |
期間 | 3〜4ヶ月 |
備考 | 転職成功は難しいが、最初に話を聞くと効率的に転職できる。 |
1つ目は、いきなり転職エージェントに登録することです。
正直、未経験から転職活動をスタートしても、採用される見込みはほとんどありません。中には「未経験OK」と書かれた求人もありますが、最低限のスキルはないと書類選考すら通らないでしょう。
とはいえ本気でWebマーケターを目指すなら、まずは転職エージェントで話を聞くのがおすすめ。
転職エージェントでは、Webマーケティング業界の求人情報や市場動向をチェックできます。「必要なスキル」や「やるべきこと」をアドバイスしてもらえるため、効率的に転職成功を目指すことが可能です。
スクールを受講するにしろ、独学で副業案件を取るにしろ、事前に転職エージェントで話を聞くだけで「解像度」がグッと深くなります。
僕自身も利用したなかで、特にWebマーケティングに強い転職エージェントは下記のとおり。
最初に登録すべき転職エージェント3選
- リクルートエージェント
※国内最大手!転職実績No.1!求人数が多く、とりあえず登録すべきエージェント! - マスメディアン
※IT特化!Webマーケティング求人数No.1!知識豊富なアドバイザーが多数! - dodaエージェント
※手厚いサポートが魅力!どこよりも転職者の悩みに寄り添い、解決してくれる!
その他、Webマーケターにおすすめの転職エージェントは下記記事で紹介しています。
【2024年版】僕のWebマーケティング転職に役立ったエージェント・サイト16選!
②Webマーケティングスクールを受講する
難易度 | |
おすすめ度 | |
費用 | 10〜50万円 |
期間 | 3〜4ヶ月 |
備考 | 費用はかかるが、もっとも高確率でWebマーケターを目指せる方法 |
2つ目は、Webマーケティングスクールを受講する方法です。
最大の魅力は、現役マーケターから実践的な指導を受けられること。即戦力レベルのスキルが身につくため、もっとも未経験からWebマーケターになりやすい方法となります。
もちろん100%ではありませんが、中には転職成功率98%を誇るスクールも。
またスクールでは、卒業後に充実した転職サポートを受けることが可能です。書類・面接対策や求人紹介など、あなたの目的に合わせた支援を受けられる点も他にないメリットといえるでしょう。
ちなみに2024年12月時点で、特に転職実績の豊富なスクールは下記のとおり。
失敗しないWebマーケティングスクール3選
- Wannabe Academy
※実務経験を積める!現場のスキルが身につくコスパ最強スクール! - デジプロ
※受講者数No.1&全国10校に通学OK!失敗を避けたい方におすすめ! - マケキャンbyDMM.com
※転職成功率98%!キャリアアドバイザーの支援を受けるならここ!
各校では無料説明会が開催されているため、少しでも興味のある方は話を聞いてみてくださいね。
スクールに関する質問をするのと同時に、キャリア相談をするのもおすすめです。
その他、口コミ・評判の良いWebマーケティングスクールは下記記事でまとめています。
WebマーケティングスクールおすすめランキングTOP10【評判あり】
③アルバイトから始める
難易度 | |
おすすめ度 | |
費用 | 0円 |
期間 | 半年〜1年 |
備考 | 難易度は低いが、デメリットが多い。最終手段。 |
3つ目は、アルバイトから始めることです。
Webマーケティング企業の中には、積極的にアルバイトを採用しているところもあります。正社員と比べて採用されやすく、「Webマーケターになること」だけを目標にするなら難易度は低めです。
アルバイトから正社員になれるかは、あなたの実力次第になります。
半年〜1年成果を残し続ければ、会社側から声をかけられる可能性が高いです。
ただし、アルバイトからWebマーケターになるのは最終手段です。給料が落ちる&正社員になれる保証はないため、「Webマーケターになれるならなんでもいい」という方以外にはおすすめしません。
④独学して副業案件を取る
難易度 | |
おすすめ度 | |
費用 | 1〜2万円 |
期間 | 半年〜1年 |
備考 | デメリットは多いが、低コストにWebマーケターを目指せる。 |
4つ目は、独学して副業案件を取ることです。
副業案件を獲得すると、採用担当者にアピールする実績ができます。本来なら「独学→転職」のハードルは高いものですが、間に「副業」のステップを挟むだけで難易度を下げることが可能です。
デメリットは、やはり挫折しやすいことでしょう。未経験者にとってWebマーケティングは難しく、スキルを身につけるまでモチベーションを保てない方がほとんどです。
また転職より難易度が低いとはいえ、副業案件を取るのも簡単ではありません。場合によっては、この後紹介する「個人で実績をつくる」と併用しながら転職成功を目指してくださいね。
Webマーケティングの独学方法について、詳しくは下記記事で解説しています。
【未経験向け】Webマーケティングの独学・勉強方法6選【転職・稼ぐ方法】
⑤個人で実績をつくる
難易度 | |
おすすめ度 | |
費用 | 1〜2万円 |
期間 | 半年〜1年 |
備考 | 独学より難しいが、転職成功率は高められる。 |
5つ目は、個人で実績をつくることです。
Webマーケティングを勉強しながら、学んだことを活かしてブログやSNSで成果を出すイメージですね。インプットと同時にアウトプットもしなくてはならず、決して難易度は低くありません。
とはいえ個人で残した成果は、転職活動でアピールするときに絶大な効果があります。Webマーケターに転職後はそのまま「副業」にできるため、生活の基盤を安定させたい方にもおすすめです。
初期投資もほとんどかからないので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
僕自身、ブログ実績のおかげでWebマーケターになれました。
ブログの始め方について、詳しくは下記記事で解説しています。
ブログの始め方を完全攻略!初心者が稼ぐまでの手順7つをプロが解説!
Webマーケターになるのがおすすめな理由3つ
Webマーケターになるのがおすすめな理由は3つあります。
クリックして読みたい項目まで移動!
上記について、1つずつ順番に解説します。
①将来性のある成長産業だから
Webマーケターは、将来性のある成長産業です。
下記は、大手広告代理店・電通の発表した「テレビ・インターネット広告費の推移」です。インターネット広告費は成長を続けており、2019年にはテレビ広告費を超えるほどの市場規模になりました。
テレビ・インターネット広告費の推移
コロナ禍においても、順調に伸び続けています。
インターネット広告市場が拡大すると、それを扱うWebマーケターの需要も増加します。この流れは今後も続くと予想されているため、数ある職業の中でもWebマーケターは「将来性アリ」といえるわけです。
Webマーケティング業界の将来性について、詳しくは下記記事をご覧ください。
Webマーケティング業界はなくなるの?将来性や今後の需要を徹底分析
②副業で爆発的に稼げるから
Webマーケターは、本業で培ったスキルを活かして副業で「爆発的に」稼げます。
具体例をいくつか見てみましょう。
Webマーケターの副業の例
- SEOコンサルタント
クライアント案件、ブログ・アフィリエイト - Web広告マーケター
クライアント案件、PPCアフィリエイト - SNSマーケター
クライアント案件、自分の商品・サービス販売
Webマーケターの収入は青天井なので、中には月に数百万円を稼ぐ人もいます。
Webマーケターの職種を選ぶときは、自分のしたい副業をベースに検討するのもおすすめです。
③キャリアの自由度が高いから
Webマーケターは、数ある職業の中でもキャリアの自由度が高い仕事。Webマーケターとして会社員・副業/フリーランスを選べるのはもちろん、まったくの別業種にキャリアチェンジもできます。
最大の理由は、身につくスキルの汎用性が高いから。特に「商品・サービスをユーザーに届けるIT職」とは相性がよく、Webマーケターとしての知識・経験をフル活用できるでしょう。
商品・サービスをユーザーに届けるIT職の例
- Webライター
読まれるコンテンツを作る - Webデザイナー
ユーザーに刺さるデザインを作る - 動画クリエイター
視聴者が増える動画を作る
上記はすべてユーザー心理を掘り下げるため、高度なマーケティング力が求められます。
いまの時代、ひとつの職業を40年、50年と続けられる保証はどこにもありません。その点、いざというときに潰しがきく「個人力」を磨けるのは、Webマーケターならではの魅力のひとつです。
Webマーケター自体も将来性がありますが、それでも保険はほしいですよね。
Webマーケターに転職するために必要なスキル5つ
続いて、Webマーケターに必要なスキルを5つ紹介します。
クリックして読みたい項目まで移動!
上記について、1つずつ順番に解説します。
①Webマーケティングスキル
1つ目は、Webマーケティングスキルです。
最低限のWebマーケティングスキルはもちろん、SEOやWeb広告など必要な専門スキルを磨いておけば転職成功にグッと近づけます。
②Officeソフトを扱うスキル
2つ目は、Officeソフトを扱うスキルです。
Webマーケターは広告やWebサイトのデータをまとめて、社内メンバーやクライアントに報告します。特にExcelは頻繁に利用するので、最低限の操作方法や関数は覚えておきましょう。
③論理的思考力
3つ目は、論理的思考力です。
まずは、下記のWebマーケターの仕事の流れをご覧ください。
Webマーケターの仕事の流れ
- 課題を発見する
- 課題の原因を分析する
- 分析結果をもとに改善する
- 改善のデータを分析する
- 分析結果をもとに…(繰り返し)
上記のとおり、Webマーケターは課題に対して分析・改善をくり返します。効果的な改善策を打ち出すためには論理的思考力が必須なので、Webマーケターに求められるスキルに数えられるわけです。
④コミュニケーション力
4つ目は、コミュニケーション力です。
Webマーケターは、さまざまな人と関わりながら仕事を進めます。編集者・ライター・デザイナーなど職種に関係なく連携することが求められるため、高いコミュニケーション能力は必須です。
ここで言うコミュニケーション力とは、「雑談力」ではなく「わかりやすく伝える力」や「相手の話を聞く力」のこと。ペラペラ喋ればOKというわけではないため注意してください。
⑤検索力(自分で調べる力)
5つ目は、検索力です。
Webマーケター新しいツールやソフトを取り入れることも多く、わからないことが次々に現れます。その度に誰かに質問していると、下手をすれば「仕事ができない人」の烙印を押されるかもしれません。
調べてわかることは自分で調べられるように、日常的に検索するクセを付けましょう。
本やGoogle検索、SNSを活用するのが王道です。
その他、Webマーケターに必要なスキルについて、詳しくは下記記事をご覧ください。
Webマーケティングに必要なスキルセットは7つだけ!【習得方法も解説】
Webマーケターに向いている人・向いていない人
続いて、Webマーケターに向いている人・向いていない人の特徴を紹介します。
①向いている人の特徴
- 変化が苦手
- 改善が苦手
- 成長志向がない
- パソコンが苦手
- 数字の分析が苦手
- デスクワークが苦手
- 人の心理に興味がない
- 流行やトレンドに鈍感
- IT・Web系に興味がない
- ルーチンワークをしたい
- 安定した企業で働きたい
- 粘り強く取り組むのが苦手
- ロジカルシンキングが嫌い
- 忙しい仕事に就きたくない
- すぐに正解を求めてしまう
- 失敗を恐れて挑戦できない
- 100点満点を目指してしまう
- 自主的に物事を考えられない
②向いていない人の特徴
- 数字に強い
- 勉強が得意
- 成長意識が強い
- 情報感度が高い
- パソコンを使える
- 完璧主義ではない
- 粘り強く取り組める
- 常に挑戦していたい
- 主体的に行動できる
- IT・Web系サービスが好き
- 人の心理を考えるのが好き
- 物事を論理的に考えられる
- 変化の激しい業界で働きたい
- 将来性のある業界で働きたい
- 人とのコミュニケーションが好き
僕自身や周りのWebマーケターの経験によるものなので、あくまで参考事例として覚えておきましょう。
仮に「向いていない人」に当てはまっても、気にする必要はありません。
Webマーケターにはいろいろな人がいますし、今日から変わってもOKです。
Webマーケターの向き不向きについて、さらに詳しくは下記記事をご覧ください。
【やめとけ】Webマーケティング業界に向いていない人・向いてる人の特徴33選!
僕が3ヶ月でWebマーケターになった体験談
続いて、僕が未経験から3ヶ月でWebマーケターになった体験談を紹介します。
クリックして読みたい項目まで移動!
上記について、1つずつ順番に解説します。
①ブログ運営(2ヶ月)
僕のWebマーケターの道のりは、ブログ運営からスタートしました。
正直、最初からWebマーケターになると決めていたわけではありません。ブログ運営を続けるなかで、「もっとSEOを極めたい」「自分のブログを伸ばしたい」と考えたのがきっかけです。
そして約2ヶ月、全力でブログに取り組んだところ、それなりのアクセスを集められるようになりました。明らかに経験期間が短かったので、門前払いされる覚悟で転職活動をスタートします。
②転職活動をスタート
転職活動を始めたところ、思ったよりスムーズに書類選考は通過できました。
通過できた理由は、転職エージェントにがっつり書類添削してもらえたからかなと。
参考までに、僕はリクルートエージェントとマスメディアンをメインにしていました。
しかし、ほぼ毎日面接に挑んだものの、なかなか内定には辿りつけません。このとき僕は「やっぱり未経験からWebマーケターになるのは無理かも」なんて考えていましたね。
③内定獲得(1ヶ月後)
半分諦めていましたが、1ヶ月後にとあるWebマーケティング会社から「内定」の連絡が。
自分でも驚いたので理由を聞いてみたところ、やはりブログ経験があるのが魅力だったとのこと。加えて「SEOを本気で極めたい」という意志を、面接でうまく汲み取ってくれたようでした。
以上が、僕が未経験からWebマーケターになった体験談です。
はっきり言って、僕はめちゃくちゃ運が良かったです。未経験に戻って「3ヶ月でWebマーケターになれ」と言われても、同じことをできる自信はまったくありません。
とはいえ、未経験からでもWebマーケターになれることは肌身で感じました。「未経験からWebマーケターになれるか不安」と考えている方は、とりあえず行動してみるのがおすすめですよ。
「運」とはいいましたが、後日ブログ経験を活かせた理由を分析しました。
ブログがWebマーケティング転職に強い理由については下記記事でまとめています。
【体験談あり】ブログがWebマーケティング転職に強い理由【現役マーケターが力説】
Webマーケターのなり方に関するよくある質問
最後に、Webマーケターのなり方に関するよくある質問に回答します。
クリックして読みたい項目まで移動!
- Webマーケターに学歴は関係ある?
- Webマーケターの仕事のやりがいは?
- Webマーケターの仕事のしんどいところは?
- Webマーケターに転職後のキャリアパスは?
- Webマーケターの転職面接で質問されることは?
他に気になることのある方は、ページ最下部のコメント欄から気軽に問い合わせてくださいね。
①Webマーケターに学歴は関係ある?
Webマーケターの現場で、学歴が求められることはほとんどありません。
とはいえ他の職業と同じように、新卒採用時には学歴で足切りをする企業も存在します。特に大卒と高卒では、就職できる企業の規模感・待遇ともに差があることは否めないでしょう。
未経験から転職活動をする場合は、学歴よりも「地頭が良いか」を重視されることが多いです。
②Webマーケターの仕事のやりがいは?
個人的な意見ですが、最大のやりがいは「結果が数字でわかること」かなと。
Webマーケターはさまざまな施策を打ち出して、その結果をデータを振り返りながら計測します。毎日学校のテスト返却があるようなもので、常にワクワク感と少しの不安がある仕事です。
業界の変動が激しく、常に知識がアップデートされる点も大きな魅力。知識欲の強い方や流行・トレンドに敏感な方にとっては、まさに天職といえるでしょう。
その他のWebマーケターのやりがいについて、詳しくは下記記事で解説しています。
Webマーケティングの魅力は?歴5年プロがやりがいを解説【楽しい】
③Webマーケターの仕事のしんどいところは?
魅力の裏返しですが、Webマーケターは「結果だけ」を求められる傾向があります。
数値ですべての施策の成果が見えるため、過程が評価されるケースはほとんどありません。どんなに頑張って仕事に取り組んでも、売り上げが伸びなければ仕事としては失敗です。
また正解のない仮説・検証を繰り返すことから、「これで大丈夫かな?」という不安に悩まされる辛さもあります。身体的・精神的に強くなければ、Webマーケターとして生き残るのは難しいでしょう。
その他のWebマーケターのしんどさについて、詳しくは下記記事で紹介しています。
【体験談】僕がWebマーケティング業界でしんどい・辛いと感じた7つの瞬間
④Webマーケターに転職後のキャリアパスは?
Webマーケター転職後のキャリアパスはおもに3つあります。
Webマーケターのキャリアパス
- フリーランス独立する
- 社内Webマーケターとして昇進する
- 転職して年収アップを目指す
2024年12月時点で、特に人気があるのはフリーランスのWebマーケターになる道です。自分で商品・サービスを売る「事業型」か、クライアント案件をこなす「受託型」の道を選べます。
1番多いのは、受託型のフリーランスWebマーケターです。
Webマーケターのキャリアパスについて、詳しくは下記記事をご覧ください。
未経験者向け!Webマーケティング職のキャリアプラン3つを徹底解説
⑤Webマーケターの転職面接で質問されることは?
基本的な質問がほとんどですが、中には「Webマーケターならではの質問」もあります。
特に過去の失敗談・改善談については、徹底的に深掘りされるかなと。Webマーケターは常に分析・改善を繰り返す仕事なので、たとえ失敗しても改善する力があるかは重視されるでしょう。
Webマーケティング面接の質問内容について、詳しくは下記記事で紹介しています。
未経験の僕がWebマーケティング面接で聞かれた質問12選【回答例あり】
まとめ:大切なのはWebマーケターになりたい「気持ち」です
今回は、未経験からWebマーケターになる方法について、僕の体験談とセットで紹介しました。
未経験からWebマーケターになる方法
やり方 | 難易度 | おすすめ度 | 費用 | 期間 |
---|---|---|---|---|
いきなり転職エージェント に登録する | 0円 | 3〜4ヶ月 | ||
Webマーケティング スクールを受講する | 10〜50万円 | 3〜4ヶ月 | ||
アルバイトから始める | 0円 | 半年〜1年 | ||
独学して副業案件を取る | 1〜2万円 | 半年〜1年 | ||
個人で実績をつくる (ブログやSNSなど) | 1〜2万円 | 半年〜1年 |
Webマーケターになる方法はさまざまですが、1番大切なのは「なりたい気持ち」です。心の支えさえしっかりしていれば、勉強中・転職活動中に辛いことがあっても乗り越えられます。
僕自身、まったくの別業種からWebマーケターになって、人生全体の幸福度が大きく向上しました。いまの生活・仕事に課題を抱えている方は、ぜひ積極的にWebマーケターを目指してみてくださいね。
今回は以上です。