この記事で解決できる悩み
本記事の信頼性
当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、ブログの始め方やノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
読者は忘れます。どんなに有益な記事を書いても、最後まで内容を覚えている方はほとんどいません。
そんな時に効果を発揮するのが「まとめ」です。まとめの質を高めることで、読者に伝えたいことをしっかりと伝えたり、次のアクションを誘導したりできます。
そこで今回は、ブログ記事のまとめが必要な理由や書き方のコツを解説します。例文・テンプレート付きでわかりやすく紹介するので、最後まで読めばすぐに読者に刺さるまとめを書けますよ!
適当に書いている方も多いので、ここで差をつけましょう!
ブログ記事の「まとめ」とは?
ブログ記事の「まとめ」とは、簡単にいうと記事の終わりで内容をまとめる文章のことです。
下記のように、ブログ記事は「リード文」「本文」「まとめ」で構成され、その最後の部分になります。
ブログ記事の構成
まとめがある場合・ない場合では、下記の違いがあります。
まとめがある場合・ない場合
- まとめがある場合
→要点が明確になり、読者が次の行動をしやすい。 - まとめがない場合
→要点をうまく伝えられず、読者が次の行動をしにくい。
「誰も読まないだろう」と適当に書いてしまう方もいますが、だからこそ差のつく重要項目です。
ブログ記事のまとめの役割5つ
ブログ記事のまとめには、おもに5つの役割があります。
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1つずつ順番に解説します。
①広告に誘導する
ブログは、読者が広告から商品・サービスに申し込むことで収益化するのが一般的です。
ブログ収益化の仕組み
※詳細は『ブログ収入を稼ぐ仕組みは?収益化する7つの方法を初心者向けに解説!』をどうぞ。
まとめはブログ記事における「出口」の役割を果たしています。記事を読み終えてページの移動先を考えている読者にクリックしてもらえる可能性が高いため、質の高いまとめを書いて広告に誘導しましょう。
ちなみにアフィリエイト広告の貼り方について、詳しくは下記記事でまとめています。
アフィリエイト広告の貼り方は?クリック率を高めるリンク配置も紹介!
②記事の離脱を防ぐ
ほとんどの読者は、記事内で求める情報を入手したら離脱してしまいます。どんなに読者満足度の高い記事を書いても、ただ離脱されるだけではあなた自身にリターンがありません。
厳密には、読者の「満足してページを閉じる動作はGoogle評価を高める」と言われています。なので間接的なリターンはありますが、どうせなら直接的な「利」がほしいですよね。
なのでまとめで読者の離脱を防いで、下記のようなリターンを享受しましょう。
読者の離脱を防ぐ意味
- 広告をクリックしてもらう
- 他のブログ記事を読んでもらう
- ブックマーク登録をしてもらう
詳細は省きますが、上記はブログで稼いだりアクセスを集めるために重要です。
ただしまとめで読者の離脱を防ぐのは、本文で離脱されないことが前提なので注意してください。
③再度本文に誘導する
どんなに有益な記事を書いても、最後まで100%内容を覚えている読者はいません。しかし、まとめで改めて内容を伝えることで、忘れた情報を求めて本文に戻ってくれる可能性があります。
ちょっと難しい話ですが、Googleは記事の「滞在時間」を評価基準のひとつにしています。つまり再度本文を読んで滞在時間が延びれば、評価が高まって検索上位に表示されやすくなるでしょう。
④キーワードを含める
基本的に、ブログ記事はキーワード選定で狙う検索語句を決めてから執筆するもの。そして書いた記事を検索上位に表示させるには、狙ったキーワードを記事内に含めることが重要と言われています。
まとめは記事内容を総括するものなので、狙った検索キーワードを含めやすいです。「たくさん検索キーワードを含める=順位が高まる」ではありませんが、一定の効果には期待できるでしょう。
キーワード選定について詳細が知りたい方は、『【初心者向け】SEOキーワード選定のやり方5ステップ【探すコツ】』をご覧ください。
⑤情報を整理してもらう
ブログ記事は、豊富な情報コンテンツで読者の悩み・疑問を解決します。
たとえば、本記事の場合は「まとめとは何か」「まとめの役割」「まとめの書き方」「まとめの例文」などをまとめて、あなたが高品質なまとめを書ける状態を目指しているわけです。
情報量が多くなるほど、最後まで読んだ読者の頭の中はごっちゃになっています。最後に記事内容を整理したり1番大切なことを伝えたりすれば、総合的な読者満足度を高められるでしょう。
以上、ブログ記事のまとめの役割でした!
ブログ記事のまとめの書き方のコツ5つ
続いて、ブログ記事のまとめの書き方のコツを5つ紹介します。
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それぞれ詳しく解説します。
①要点を箇条書きにする
1つ目は、要点を箇条書きにすることです。
たとえば、[食事制限 痩せない]というキーワードに向けて記事を書きます。食事制限で痩せない方に痩せてもらう記事と予想されるため、記事の要点は「食事でダイエットする方法」としましょう。
上記の場合、記事のまとめは下記のような形になります。
要点を箇条書きでまとめることで、読者に記事内容を思い出させたり思考を整理させたりできます。
読者ニーズを満たせるため、「読んでよかった」と思われるようなコンテンツに仕上がるでしょう。
箇条書きを記事内リンクにできると、内容を振り返りやすくて◎です!
②次のアクションを促す
2つ目は、次のアクションを促すことです。
まとめで読者の背中を押すことで、より読者満足度の高いブログ記事を目指せます。
またアフィリエイトブログの場合、まとめで商品の購入を促せば売上アップも見込めるでしょう。
先述した[食事制限 痩せない]のまとめに、次のアクションの誘導文を加えてみました。
最初に要点をまとめて読者の悩みをしっかり解決すれば、違和感なく行動を促せるでしょう。
③短めの文章でまとめる
3つ目は、文章を短くまとめることです。
まとめは、10行〜15行がもっとも売上につながりやすいと言われています。読者に商品を訴求したり、別記事を読んでほしいときは、短い文章で端的に要点をまとめて次のアクションを促しましょう。
まとめが長いと、読者にストレスを与えて読んでもらえません。
ちなみに下記記事では、文章をコンパクトにまとめる方法についても解説しています。
今日から文章力UP!読みやすいブログ記事を書く15のコツ【センス不要】
④追加で価値を提供する
4つ目は、追加で価値を提供する。つまりプラスアルファで有益な情報を付け加えることです。
原則、ブログ記事の文章はすべてが「読者のため」でなくてはなりません。特に収益化を目標としている場合、商品を売るには読者のニーズを満たす必要があります。
まとめを「単なる記事内容の総括」と考えるのはNGです。あらためて記事内容を振り返って、不足している情報や解説できていない内容がないか入念にチェックしてみてくださいね。
⑤あなたの感情を伝える
5つ目は、あなたの感情を伝えることです。
個人ブログの強みに、”読者と距離が近いこと”が挙げられます。感情を伝えてさらに距離を縮められたなら、「この人の記事をもっと読みたい」と感じてもらえるかもしれません。
2024年12月現在は、個人ブログが企業サイトに勝つのは難しいと言われる時代です。優位に立てるポイントをとことん活かしつつ、読者に親近感をもってもらえるブログを目指しましょう。
「この記事から商品を買いたい」と感じてもらえたらベストです!
【系統別】ブログ記事のまとめの例文&テンプレート
続いて、ブログ記事のまとめの例文&テンプレートを紹介します。
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もちろんコピペOKなので、ぜひ活用してみてくださいね。
①ノウハウ系記事
今回は、〇〇のやり方について解説しました。
- ステップ①
- ステップ②
- ステップ③
〇〇ができることで、□□を実現できます。
〜に効果的なので、この記事を見ながら何回も練習するのがおすすめです。
また〇〇ができるようになったら、次は△△にチャレンジしてみましょう。
詳しいやり方は下記の記事で紹介しているので、あわせて読んでみてください。
(別記事へのリンク)
ノウハウ系記事の場合、「〜のやり方」が要点になることがほとんど。なので、やり方を箇条書きでまとめたうえで、くり返し記事を読むようアクションを促しました。
ブックマークを促すのもおすすめです!
またブログ内に「読者の次の悩み」を解決できる記事があるなら、積極的に内部リンクを貼って誘導しましょう。さまざまな記事を回遊してもらえたら、SEO的な評価向上にも期待できます。
②レビュー系記事
今回は、〇〇の特徴や口コミ・評判について紹介しました。
- 特徴①
- 特徴②
- 特徴③
総合的には、〇〇は良い口コミばかりが集まる大人気商品でした。たしかに「□□」という気になる評判もありましたが、△△なので特に問題はないでしょう。
〜できるので、まずは無料体験から試してみてくださいね。
(商品リンク)
レビュー記事の場合、読者に商品・サービスを購入してもらうことが最終的な目標です。
特徴や口コミ・評判のような「読者ニーズの高い情報」を再認識させて購入を促しましょう。
「僕は〜になりました」みたいな体験談を書けると、さらに信頼性がアップします!
③まとめ系記事
今回は、〇〇のおすすめを紹介しました。
- おすすめ①
- おすすめ②
- おすすめ③
それぞれ特徴が異なりますが、どうしても決められないときは□□がおすすめ。
なぜなら、□□は〜だからです。
…なので、ぜひ試してみてくださいね。
(商品リンク)
まとめ記事では、「おすすめ○選!」みたいな形で複数の商品・サービスを紹介することがほとんど。紹介した商品・サービスをあらためて羅列して、読者に振り返ってもらいましょう。
ポイントは、出口を絞ってあげること。複数商品を並べると「どれを選べばいいかわからない…後で検討しよう」と考える読者もいるため、スムーズに決断できるよう促してあげてください。
公式サイトや詳細解説の記事に誘導すれば、高確率でクリックしてくれますよ。
以上、系統別のブログ記事のまとめの例文&テンプレートでした!
【注意】ブログ記事のまとめに「いかがでしたか?」はやめておこう
最後に注意点をひとつだけ。ブログ記事のまとめで、「いかがでしたか?」と書くのはやめましょう。
記事の終わり感は出せますが、中には不愉快に感じる読者もいるからです。
以前、「いかがでしたかブログ」という言葉が流行ったことがあります。
内容は、【広末涼子が不倫!?相手はまさかの〇〇】みたいなタイトルなのに記事内に答えがない。そして最後に「いかがでしたか?」と聞いてくる、というもの。
タイトルと釣り合わない記事内容から、一時期ちょっとした話題になりました。
そもそも「いかがでしたか?」と書いても、読者に与えられるメリットはありません。
ブログは読者ファーストな記事を書くのが原則なので、不必要な文章は書かないほうが無難でしょう。
まとめ:ブログ記事のまとめを極めて読者を導こう
今回は、ブログ記事の「まとめ」を書くコツについて、例文&テンプレート付きで解説しました。
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※青字をクリックすると、読みたい部分を読み返せます。
まとめはブログ読者に記事内容をわかりやすく伝え、次のアクションを誘発するために超重要。記事の終わりで手を抜きがちですが、ブログ成果を伸ばすためにしっかりと作り込みましょう。
とはいえ記事を最後まで読んでもらえなければ、どんなにまとめの質を高めても意味がありません。なので、まずは「リード文」「本文」の質から高めるのがおすすめです。
リード文と本文の書き方は下記記事で紹介しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
>>書き出しで心を殴れ!リード文の書き方を例文&テンプレート付き解説
>>【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】
今回は以上です。