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当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、ブログの始め方やノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
ラッコキーワードとは、Googleなどの検索結果に表示される検索候補(サジェストキーワード)を取得できるツールのこと。おもにアクセスの集まる「キーワード」を見つけるために活用されます。
本記事も、ラッコキーワードをフル活用して執筆しています。
とはいえラッコキーワードには、他にも検索ボリュームの調査や競合サイトの研究などさまざまな活用方法があります。「使い方がわからない」「もっと有効活用したい」と考えている方も多いでしょう。
そこで今回は、ラッコ愛用歴4年の僕が『ラッコキーワードの使い方』をわかりやすく解説します。無料・有料機能を網羅的にまとめたので、最後まで読めば自分にぴったりの利用方法がわかりますよ。
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※有料版なら検索ボリューム調査もできます
ラッコキーワードの基本的な使い方
まずは、ラッコキーワードの基本的な使い方から見ていきましょう。
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画像付きで丁寧に解説するので、一緒に進めてみてくださいね。
①ユーザー登録をする(無料)
ラッコキーワードは無料ですが、1日5回までの利用制限があります。
しかしユーザー登録をすると、1日あたりの制限を5回→50回まで拡張可能。キーワードを探すときは1日に何回もラッコキーワードを使うため、あらかじめ登録しておくと効率的に作業を進められます。
登録は完全無料で、必要なものはメールアドレスだけ。
勧誘メールが頻繁に届くこともないのでご安心ください。
ラッコキーワードに移動
「新規登録」をクリック
画面右上にある「新規登録」のボタンをクリックします。
メールアドレスを登録
メールアドレスを入力後、利用規約をチェックして「登録」をクリックします。
登録するメールアドレスで、他のラッコサービスも利用できるようになります!
認証メールの送信確認
「認証メール送信完了」を確認したら、メールボックスに移動しましょう。
認証メールのURLをクリック
【登録のご案内/ラッコID(ラッコキーワード)】のメールに書かれた認証URLをクリックします。
「ラッコIDに登録する」をクリック
ラッコ公式の画面に移動したら「ラッコIDに登録する」をクリックします。
ユーザー登録完了
ユーザー登録が完了するのと同時に、ログイン用のパスワードが自動生成されています。
どこかにメモするか、「パスワードの変更はこちら」から覚えやすい文字列に変更しましょう。
準備完了!それではラッコキーワードの使い方に進みます!
②サジェストキーワードを取得する
ラッコキーワードに移動したら、まずは検索窓に軸となるキーワードを検索しましょう。
今回は「ブログ」と検索したところ、902件のキーワードを抽出できました。
この画面から検索ボリュームの調査や、さまざまな便利機能の利用ができます。
すでに基本的な画面の見方がわかる方は、青字からページ内移動してください!
③サジェスト検索結果の見方
ラッコキーワードのサジェスト検索結果の見方を紹介します。
1.各種サービスのサジェストを確認
上記の赤枠部分からは、他のサービスのサジェストキーワードを確認できます。
ブロガーならGoogleサジェスト、みたいな形で用途に合わせて利用しましょう。
2.サジェストキーワードのコピー
画面右上の「全キーワードコピー(重複除去)」からサジェスト一覧をコピーできます。
後述する『ラッコキーワードの検索ボリュームの調べ方』で活用するので覚えておきましょう。
3.サジェストキーワードのダウンロード
画面右側の「CSVダウンロード」から抽出したサジェストをダウンロードできます。
正直、キーワードだけをダウンロードする機会はないですね…
4.サジェストキーワードの深掘り
キーワード横の矢印の四角形をクリックすると、そのキーワードのサジェストを深掘りできます。
3語以上から成るキーワード(ロングテールキーワード)を探すときに便利です。
ロングテールキーワードは検索者が少なく、比較的ライバルも弱い傾向があります!
5.キーワードの検索結果を表示
キーワード横の斜め矢印をクリックすると、そのキーワードの検索結果を表示できます。
実際にどんな記事が上位表示されているかチェックしたいときにおすすめです。
以上が、ラッコキーワードの画面の見方になります!
ラッコキーワードの検索ボリュームの調べ方
続いて、ラッコキーワードで検索ボリュームを調べる方法を解説します。
無料版のラッコキーワードでは、単体で検索ボリュームを抽出することができません。そこで今回は、Google公式が提供している「キーワードプランナー」を併用した手順を見ていきましょう。
有料版について、詳しくは記事後半でまとめています!
キーワードをコピー
ラッコキーワードの検索結果で「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックします。
キーワードプランナーに移動
キーワードプランナーを開いて「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
キーワードの貼り付け
ラッコキーワードでコピーしたキーワードを貼り付けて「開始する」をクリックします。
検索ボリュームの確認
「月間平均検索ボリューム」の列が、サジェストキーワードの検索ボリュームです。
キーワードプランナー上だとデータ整理がしにくいので、画面右上からダウンロードしましょう。
CSVとGoogleスプレッドシートを選択可能。今回はスプレッドシートをダウンロードしました。
「Avg. monthly searches」と書かれた列に、検索ボリュームが書かれていたらOKです。
以上、ラッコキーワードの検索ボリュームの調べ方でした!
繰り返しになりますが、正確な検索ボリュームを抽出するにはGoogle広告を出稿する必要があります。
検索ボリュームは、アクセスの集まるブログを作るために超重要な情報です。月200回と月800回では別物なので、Google広告にしろラッコキーワードにしろ課金して正しく把握するようにしましょう。
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ちなみに記事にするキーワードを選ぶ「キーワード選定」について、詳しくは『【初心者向け】SEOキーワード選定のやり方5ステップ【探すコツ】』をご覧ください。
ラッコキーワード(無料版)の機能12個&使い方
続いて、無料版のラッコキーワードで使える機能を紹介します。
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- 記事タイトルの提案
- 関連する疑問の提案
- 関連ワードの提案
- 周辺語・連想語
- 類語・同義語
- 獲得キーワード調査
- 見出し抽出(上位20サイト)
- 共起語(上位20サイト)
- 関連ハッシュタグ
- Q&Aサイト(知恵袋など)
- ニュース・話題の記事
- Googleトレンド
簡単な使い方もまとめたので、利用できそうな機能を活用してみてくださいね。
①記事タイトルの提案
「記事タイトルの提案」では、AIがキーワードに応じた記事タイトルを提案してくれます。
「ブログ」など検索者のニーズが広いキーワードを調べても、求めるような記事タイトルは提案してもらえません。「ブログ 始め方」のように、ある程度ニーズが読み取れる語句を打ち込むのがおすすめです。
②関連する疑問の提案
「関連する疑問の提案」は、キーワードに関連する悩みを提案してくれる機能です。
読者ニーズを満たした記事を書きたいときや、別記事のネタを集めたいときに活用しましょう。
僕の場合、知恵袋で探してきた疑問を「よくある質問」としてまとめています。
③関連ワードの提案
「関連ワードの提案」では、キーワードと関連性の高い単語を提案してくれます。
ラッコキーワードで最初に調べる「軸キーワード(「ブログ」とか)」を考えるときに便利です。
たとえば、今まで「ブログ」から派生するキーワードでしか記事を書いてなくても、「アフィリエイト」という単語を見つけたら幅を広げられますよね。
④周辺語・連想語
「類語・同義語」では、辞書データやWikipediaから抽出した関連語句をチェックできます。
活用方法は「関連ワードの提案」と同様ですが、AIの提案と別の回答をもらえるため併用しましょう。
⑤類語・同義語
「類語・同義語」では、キーワードと同じ意味で表記違いの語句を提案してくれる機能です。
同じ表現ばかりをする記事は、単調に見えて読者に違和感を与えてしまいます。執筆時に「他の表現方法ないかな〜」と悩んだときに活用すると、自分にないアイデアをくれたりするでしょう。
⑥獲得キーワード調査
「獲得キーワード調査」は、競合サイトの流入キーワードを調べられる機能です。
競合のURLを入力して「検索」をクリックすると、キーワード&検索ボリュームが表示されます。
特に初心者ブロガーの中には、どんなキーワードで記事を書くか悩んでいる方も多いはず。先輩ブロガーの執筆キーワードを参考にしつつ、自分のブログで書く記事を考えてみるのがおすすめです。
⑦見出し抽出(上位20サイト)
「見出し抽出(上位20サイト)」は、上位記事の記事構成や文字数をチェックできる機能です。
記事を上位表示させるには、競合調査をしたうえで「勝てる記事」を書くことが大切。どんな見出しが必要か?文字数はどれくらいか?など、求められるコンテンツの質を調べるときに活用できます。
ブログの記事構成の作り方は、別記事でわかりやすく解説しています。
⑧共起語(上位20サイト)
「共起語(上位20サイト)」では、検索上位の記事に含まれる共起語を取得できます。
一時期は、検索上位を取るために「共起語を記事に含めろ」なんて考え方もありました。とはいえ2024年11月現在は通用しないテクニックなので、参考にするくらいの感覚で眺めてみてください。
⑨関連ハッシュタグ
「関連ハッシュタグ」は、キーワードに関するSNS上のハッシュタグを取得できる機能です。
特にInstagramやTikTokを伸ばすには、適切なハッシュタグを付けて投稿することが大切になります。ラッコキーワードはSNS運用にも使えるので、伸ばしたいSNSのある方は活用してみてくださいね。
⑩Q&Aサイト(知恵袋など)
「Q&Aサイト(知恵袋など)」は、Yahoo!知恵袋と教えて!gooの質問を表示できる機能です。
斜め矢印をクリックすると、質問の回答も見れます。ユーザーのリアルな悩みを確認しましょう。
⑪ニュース・話題の記事
「ニュース・話題の記事」は、キーワードに関連する最新ニュースなどを確認できる機能です。
特にトレンド性の高いブログを書いている方は、最新情報をチェックするために活用できます。
⑫Googleトレンド
「Googleトレンド」では、キーワードの過去12ヶ月&過去5年の検索数の推移を確認できます。
検索数=読者のニーズ量なので、推移を見守ることでキーワードの将来性を分析可能。これから取り組みたいジャンル・いま取り組んでいるジャンルの市場調査に活用するのがおすすめです。
以上、ラッコキーワード(無料版)で使える機能でした!
ラッコキーワードを使うなら有料版がおすすめ!
本気でブログ運営をするなら、ラッコキーワードの有料版に課金するのがおすすめです。
無料版のままでも、キーワードプランナーと併用すれば検索ボリュームの調査はできます。しかし正しいボリューム数を取得するには、数百円分のGoogle広告を出稿しなくてはなりません。
どうせ課金するなら、1つのツールで完結するラッコに課金したほうが効率的です。
さらにラッコキーワードの有料版では、検索ボリューム調査の他にもさまざまな便利機能を使えます。
詳しくは、後述の『ラッコキーワード(有料版)の機能3個&使い方』をどうぞ。
月料金はわずかにラッコが上回りますが、それだけの価値ある投資なことは間違いありません。
①ラッコキーワード有料版の料金
ラッコキーワード有料版には、目的に合わせていくつか料金プランが用意されています。
プラン名 | 月払い | 年払い |
---|---|---|
エントリー | 734円/月 | 5,280円/年(440円/月) |
ライト | 1,650円/月 | 11,880円/年(990円/月) |
スタンダード | 4,125円/月 | 29,700円/年(2,475円/月) |
プロ | 8,250円/月 | 59,400円/年(4,950円/月) |
エンタープライズ | 16,500円/月 | 118,800円/年(9,900円/月) |
エントリー〜エンタープライズに機能差はなく、上位プランになるほど機能の使用回数が増える形です。
個人ブロガーなら、1番安い「エントリープラン」で十分です!
年払いなら月料金が約300円安く、10ヶ月分を支払えば利用できます。年間で「ー3,528円」と外食2〜3回分の節約になるので、長くブログを続けるなら基本的に年払いで申し込みましょう。
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※有料版なら検索ボリューム調査もできます
僕もはじめはケチって月払いでしたが、なんだかんだラッコキーワードは使います。
毎月課金していたので、数千円とはいえもったいないコストを払ってしまいました。
ラッコキーワード(有料版)の機能3個&使い方
それでは、ラッコキーワードの有料版で使える機能を見ていきましょう。
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順番に解説するので、有料版を検討中〜導入済みの方まで参考にしてみてください。
①サジェストプラス
「サジェストプラス」は、無料版で調べられるサジェストキーワードを深掘りできる機能です。
たとえば「ブログ」と調べると、通常のサジェスト調査では902件が表示されます。
しかしサジェストプラスで深掘りすると、6485件と7倍近くのサジェストキーワードが表示されました。
無料版より視野が広がるため、うまく調査すれば競合不在のキーワードで記事を書けますよ。
②他のキーワード/質問β
「他のキーワード/質問β」は、いわゆる再検索キーワードなどを取得できる機能です。
ラッコキーワードでは、下記のような形で再検索キーワードがまとめて表示されます。
2024年11月現在のSEOでは、いかに読者に「再検索をさせないか」が大切と言われています。ブログ記事内で再検索キーワードを調べる読者ニーズを満たせば、検索上位を狙いやすくなるでしょう。
③月間検索数の取得
「月間検索数の取得」は、サジェストキーワードの検索ボリュームを調べられる機能です。
サジェスト検索結果の画面右上にある「月間検索数を取得する(Google)」から調査できます。
エントリープランだと、使用回数に月40回の制限があります。
500キーワードで1回消費されるため、明らかに関係のない語句は省いておきましょう。
検索後、表示されたキーワードはコピー&CSVダウンロードすることも可能。Googleスプレッドシートに貼り付けて〜みたいな使い方もできるので、自分に合ったやり方を模索してみるのがおすすめです。
以上、ラッコキーワード(有料版)の機能でした!
個人的な意見ですが、ラッコキーワードの真価は有料版でこそ発揮されるかなと。無料版でも超便利ですが、よりキーワード調査や競合調査に力をいれたい方は投資してみてくださいね。
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※有料版なら検索ボリューム調査もできます
まとめ:キーワード調査ならラッコキーワード!
今回は、ラッコキーワードの無料&有料機能やキーワードの調べ方を解説しました。
ラッコキーワードは無料版だと便利な、有料版だともっと便利なツールです。適切なキーワードを見極めて記事にアクセスを集めるのに欠かせないので、この機会に使い方を勉強しておきましょう。
書くキーワードを決めたら、記事執筆の作業を進みます。正しい書き方は『【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順・12のコツ【マニュアル】』でまとめたので、合わせてご覧ください。
\キーワード調査の必須ツール!/
※有料版なら検索ボリューム調査もできます