この記事で解決できる悩み
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当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、副業(動画編集やブログ)の始め方・ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
書き出しは、編集した動画を人に共有したりYouTubeにアップロードするための必須作業です。
しかし、たまに書き出しをできないトラブルに遭遇することがあります。「納期に間に合わないかもしれない」「今日、YouTube動画を出したかったのに」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
僕も動画編集の案件で、納品前に書き出せないトラブルを経験しました。
そこで今回は、僕自身の経験をベースにPremiere Proで書き出しをできない原因をまとめました。対処法も紹介するので、最後まで読めば安心して動画の編集〜書き出しまでできるでしょう。
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Premiere Proの書き出しができない!最初にやるべきことは?
Premiere Proの書き出しができないときは、最初に下記のやり方を試してみてください。
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上記について、1つずつ順番に解説します。
①Premiere Proを再起動する
まず最初に、Premiere Proを再起動しましょう。
エラーが解消されたり、エラーメッセージが表示されて原因が特定できたりする可能性があります。そのエラーメッセージを検索すれば、同じ悩みを抱えた誰かが解決策をまとめてくれているかもしれません。
②Media Encorderで書き出す
Adobe Media Encoderを利用している方は、Media Encoder側で書き出してみるのもおすすめです。
利用していない方は、この項目はスキップでOKです!
Premiere Proの編集画面にて、まずは「ファイル」→「書き出し」→「メディア...」と進んでください。書き出し設定ウィンドウを表示させて、「キュー」ボタンを選択しましょう。
すると、Media Encoderが起動します。
右上にある三角の「再生ボタン」をクリックすると書き出しがスタートします。
上記の2つの方法で解決できない場合は、本格的に書き出しエラーの対策が必要です。
Premiere Proで書き出しができない5つの原因と対処法
Premiere Proで書き出しができない原因は、おもに5つあります。
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それぞれの対処法も合わせて解説するので、参考にしてみてくださいね。
【原因①】シーケンスが選択されていない
書き出し設定の画面が表示されない場合は、シーケンスを選択していないかもしれません。
Premiere Proでは、ひとつのプロジェクト内でいくつもの動画を編集できます。
下記のいずれかを選択しないと、書き出しの設定画面に移動できません。
クリックした箇所が青枠で囲まれていれば、選択ができているサインとなります!
シーケンスが選択されているか確認して、改めて書き出しにチャレンジしてみましょう。
【原因②】「I/O Error」と表示される
書き出しを実行したときに、「I/O Error」と表示されることがあります。
この場合、書き出すフォルダを変更するとエラーを解消できる可能性が高いです。
書き出し設定画面の「出力名」に表示されている青文字をクリックしてください。
出力先がPC内の正しいフォルダに設定されていれば、問題なく書き出しができるでしょう。
【原因③】素材に問題がある
動画編集で使用した素材に問題があって、書き出しができないケースもあります。
この場合は、おもに2つの原因が考えられます。
上記について、1つずつ順番に解説します。
1.素材がオフラインである
動画の再生画面に「メディアオフライン」と表示された場合、素材がオフラインで書き出せない可能性があります。使用素材が削除されていたり、外部USB・外付けHDに問題があるときに生じるエラーです。
まずは、外部USB・外付けHDの接続からチェックしてみましょう!
また、このエラーはファイルを削除しなくても、素材のフォルダを移動したときに発生することがあります。Premiere Proを再起動すると「メディアをリンク」からファイルの場所を指定することが可能です。
以上が素材がオフラインなときの対処方法となります。
2.サードパーティ製のエフェクトを素材に使用している
サードパーティ製のエフェクトとは、Adobe公式が配布していないエフェクトのこと。Premiere Proで利用できるエフェクトは多数ありますが、中には最新版のに対応していない古いエフェクトも存在します。
サードパーティ製のエフェクトを使っている方は、該当エフェクトを無効にして書き出してみましょう。
やり方は簡単です。Premiere Proの編集画面でエフェクトのかかった帯を選択後、エフェクトコントロールパネルの該当するエフェクト左にある「fx」マークをクリックします。
原因となるエフェクトを特定するのは大変ですが、コツコツと確認してみてください。
【原因④】書き出し設定に問題がある
Premiere Proの書き出し設定に問題があることから、書き出しができないケースもあります。
おもな対処方法は下記の2つです。
上記について、1つずつ順番に解説します。
1.エンコーディング/デコーディングを有効にする
エンコーディング/デコーディングとは、HDDの高速処理の時に使われる動画を記号化のことです。書き出し設定の形式がH.264かHEVCの場合は、しっかりと設定しないと書き出しができません。
設定方法について、まずは「編集」→「環境設定」→「メディア」と進みます。
一番下の2つの項目にチェックを入れて、Premiere Proを再起動してください。
以上でエンコーディング/デコーディングの設定は完了です。
2.レンダラーを変更する
GPUが搭載されたパソコンを利用している場合、レンダラーを変更すれば書き出せることがあります。
書き出しの設定画面にて、「GPU→CPU」もしくは「CPU→GPU」に変更してみましょう。
設定方法について、まずは「ファイル」→「プロジェクト設定」→「一般...」の順に選択します。
「ビデオレンダリングおよび再生」の項目にてレンダラーを変更してみましょう。
以上でレンダラーの変更は完了です。
【原因⑤】PCのディスク容量が足りない
動画ファイル大容量なことが多く、PCのディスク容量が足りずに書き出せないこともあります。
まずは、PCの空き容量の確認をしてみてください。書き出し設定のウィンドウに「予測ファイルサイズ」の数値が表示されるため、書き出せるだけの容量が確保されているかチェックしてみましょう。
ドライブが複数ある場合は、出力名の青い文字をクリックして出力先を変更すれば完了です。
またPremiere Proを頻繁に使う方は、メディアキャッシュが溜まっている可能性があります。
容量を圧迫する原因となるため、「編集」→「環境設定」→「メディアキャッシュ」を選択し、「メディアキャッシュファイルを削除」を実行しましょう。
以上、Premiere Proで書き出しができない原因&対処法でした!
それでも書き出しができない時はPCのスペックを見直そう
上記の方法でも書き出しができない場合は、PCのスペックが不足している可能性が高いです。
下記のAdobe社が定めた「Premiere Proの推奨スペック」を満たしているか確認しましょう。
プロセッサー(CPU) | Intel® 第 7 世代以降の CPU またはAMD Ryzen™ 3000 シリーズ以降のCPU |
OS | Microsoft Windows 10(64 ビット) |
メモリ | HD メディアの場合は 16 GB の RAM 4K メディア以上の場合は 32 GB |
HDDまたはSSD | アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSD メディア用に追加の高速ドライブ |
画像解像度 | 1,920 x 1,080 以上 |
グラフィックボード | 4GB以上のGeforceまたはAMDのグラボ |
動画編集をするなら、PCにはお金をかけるのがおすすめです。
PCのスペックが高いと、Premiere Proがサクサク動いて作業効率を大きく高められます。結果的に受注できる案件数も増えて、動画クリエイターとして稼げる金額が大きくなるでしょう。
大きな金額を支払うのは怖いものですが、先行投資と割り切るのが自己成長の近道ですよ。
ちなみに僕は、Macbookを使っています!
高い買い物でしたが、おかげで動画編集の作業がかなりラクになりました!
まとめ:書き出しのエラーをなくして快適に動画編集をしよう
今回は、Premiere Proで書き出しができない原因&対処法を解説しました。
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動画を書き出せないと、完成した納品物をクライアントに提出できなかったりYouTubeに公開できなかったりします。はじめてエラーに立ち会うと、昔の僕のようにパニックに陥る方もいるかもしれません。
しかしPremiere Proの書き出しエラーは、原因をひとつずつ調査すれば解決できるケースがほとんど。あまり焦らずに、落ち着いて対応してくださいね。
ちなみに当サイトでは、Premiere Proの使い方を簡単にまとめています。最近使い始めた方は『Premiere Proの使い方!初心者向けの編集方法をわかりやすく解説!』を合わせてチェックしましょう。
今回は以上です。