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Premiere Proは、最適な設定をしないと動画の画質が悪くなってしまいます。せっかく時間をかけて編集したのに、書き出した動画の見栄えが悪いのは悲しいですよね。
そこで今回は、Premiere Proで書き出した動画の画質が悪いときの対処法を紹介します。画質を上げるエフェクトもまとめたので、最後まで読めば綺麗な動画を作れますよ。
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Premiere Proで書き出した動画の画質が悪いときの対処法
Premiere Proで書き出した動画の画質が悪いときの対処法を紹介します。
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順番に解説するので、高画質な動画を書き出したい方は参考にしてみてくださいね。
①シーケンス設定
シーケンスとは、料理でいうと「まな板」のようなもの。料理時にまな板で肉や野菜を切るように、シーケンスではタイムライン上で動画素材や音楽素材を切ったりエフェクトをかけたりします。
このシーケンスには、「フレームレート」「フレームサイズ」の設定項目があります。この2つの設定を間違えると書き出し後の画質が悪くなってしまうため、正しい数値を入力することが大切です。
原則として、扱う動画素材のもっとも低い数値に合わせます!
ちなみに動画素材のフレームレートとフレームサイズは、下記のプロジェクトパネルに表示されます。
フレームレートとフレームサイズを確認したら、シーケンスの設定を変更しましょう。
「シーケンス」→「シーケンス設定...」の順で進んで、シーケンスの設定画面を開いてください。
「タイムベース(フレームサイズ)」と「フレームサイズ」の項目を、先ほど確認した1番低い数値に設定して「OK」をクリック。
これで、動画素材に最適なシーケンスを作成できました。
ちなみに、この手順は動画編集をしている最中でも実行可能です。
また、もし新規シーケンスを作成するときで同じカメラ・設定で撮影した動画素材を扱うなら、タイムラインにドラッグ&ドロップするだけで最適なシーケンス設定ができます。
Premiere Proのシーケンスについて、さらに詳しくは下記記事をご覧ください。
Premiere Proのシーケンスとは?作成&設定方法をわかりやすく解説!
②スケールの変更
複数の動画素材を編集をしていると、解像度の低い素材を扱うことがあります。しかし高画質の動画制作時に解像度の低い動画素材を並べると、画面よりも小さいサイズでプレビュー表示されてしまいます。
Premiere Proでは、「スケールの変更」を活用するとサイズの小さな動画を画面いっぱいに表示することが可能。ただし解像度が低い動画を大きくすると、ぱっと見での画質が悪くなってしまいます。
なのでシーケンス設定は1番小さいフレームサイズに合わせて、スケール変更の機能は使わないようにしましょう。やむを得ずスケールを変更する場合は、設定値は110%〜115%くらいにとどめてください。
「FHDの動画をHDに合わせる」みたいな解像度が低下するスケール変更はOKです!
③プロキシの解除
プロキシとは、素材の画質を落としたファイルを作成して、軽々と動画編集できる機能のこと。Premiere Proでは、4KやRAWで撮影された処理の重い素材でも、プロキシを作成することで快適に編集できます。
便利な機能ですが、プロキシを使用すると低画質のまま書き出されるため注意です。そのため書き出しをする前に、プログラムモニタの「プロキシを切り替え」アイコンが白くなっているか確認しましょう。
青い状態だと低画質のプロキシが書き出されるため、クリックして解除してください。
④書き出し設定
書き出し設定、特に「形式」「プリセット」が間違えていると、書き出し後の画質が悪くなります。
たとえば以下の画像では形式が「H.264」、プリセットが「ソースの一致 - 高速ビットレート」と設定されています。この2つの設定によって「出力」の項目が変更されるため、チェックしてみましょう。
プリセットで「ソースの一致」を選べば、シーケンスと同じ設定で出力されるため設定変更はしなくてOKです。もし異なる設定で書き出したいなら、書き出し設定の形式やプリセットを最適化しましょう。
代表的なSNSの書き出し設定は下記記事でまとめたので、興味のある方はぜひご覧ください。
【Premiere Pro】5つのSNSにおすすめの書き出し設定&形式を紹介!
以上、Premiere Proで書き出した動画の画質が悪いときの対処法でした!
Premiere Proで書き出した動画の画質を上げるエフェクト3つ
Premiere Proには、書き出した動画の綺麗に見せるエフェクトがいくつか存在します。
正確には画質に影響は与えませんが、画質を上げるような効果があります!
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1つずつ順番に解説するので、画質を上げたい方はぜひ活用してくださいね。
①ブラーを使う
ブラーは、画質の荒い動画のギザギザ・カクカクした部分を滑らかにできるエフェクトです。
エフェクトパネルの検索バーで「ブラー」と検索後、「ブラー(ガウス)」を対象のクリップにドラッグ&ドロップしてください。
次に、エフェクトの強さを調整します。
プレビューを見ながら、「ブラー」の項目を2~5くらいの範囲で設定しましょう。あまりブラーの値を上げすぎると、動画全体がぼやけてしまうため注意してください。
以上がブラーの使い方となります。
②シャープを使う
シャープは、ブラーとは逆に動画をクッキリ・ハッキリとさせられるエフェクトです。
エフェクト検索窓に「シャープ」と入力後、ブラー&シャープの中にある「シャープ」をドラッグ&ドロップしてください。
あとは、エフェクトコントロールパネルでシャープの値を変更するだけです。
2~5くらいの数値を目安に調整しましょう。
③ミディアンを使う
ミディアンは、隣接するピクセルを繋げるイメージのエフェクト。おもに映像のノイズを目立たなくする時に使われます。
検索バーに「ミディアン」と入力後、表示された「ミディアン(レガシー)」のエフェクトを対象のクリップまでドラッグ&ドロップしましょう。
あとはエフェクトコントロールパネルで調整すれば完了です。
ミディアンエフェクトの使い方について、詳しくは下記記事をご覧ください。
【Premiere Pro】ミディアンエフェクトで映像のノイズを除去する方法2つ
【補足】Premiere Proで編集時の画質が悪いときの対処法は?
Premiere Proの編集時に「プレビューの画質が悪い」と感じたときは、プレビュー設定を確認しましょう。
プログラムモニタの右下のプルダウンメニューを表示すると、自由に画質設定を変更できます。
高画質で重い動画でもサクサク編集できるようになります!
プレビューの画質設定と書き出し後の画質は関係ないので、その点はご安心ください。
まとめ:書き出した動画の画質を上げるならカメラの設定も重要です
今回は、Premiere Proで書き出した動画の画質が悪いときの対処法や画質を上げるコツをまとめました。
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本末転倒ですが、画質を上げるために1番大切なのは「動画素材」です。素材が低画質ではPremiere Proにできることも限界があるので、自分で撮影&編集する方はカメラ設定も見直してみましょう。
ちなみに当サイトでは、Premiere Proの使い方を記事にまとめています。詳しくは『Premiere Proの使い方!初心者向けの編集方法をわかりやすく解説!』をチェックしてみてくださいね。
今回は以上です。