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動画の書き出しが遅かったり、Premiere Proの処理が重いときってありますよね。時にはPremiere Proが落ちてしまって、イライラさせられている方も多いのではないでしょうか。
そんなときは「レンダリング」を活用するのがおすすめ。書き出しを高速化したり、快適にプレビュー画面を視聴できるようにしたりと、動画編集を効率化してくれる機能です。
今回は、Premiere Proのレンダリングについて詳しく解説します。レンダリングのやり方〜レンダリング自体が遅いときの対処法まで紹介するので、最後まで読めば快適な動画編集ライフを送れますよ。
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レンダリングとは?メリット・デメリットも紹介
レンダリングとは、Premiere Proで実行した編集を動画に反映させる処理のことです。
通常、Premiere Proでは編集したエフェクトなどを書き出し時に動画に反映します。しかし処理量が膨大なため、書き出し速度が遅くなったりプレビュー画面がコマ落ちしたりすることがあります。
その点、レンダリングを活用すれば加えた編集を書き出し前に動画に反映させることが可能です。
つまり、書き出し時の負担を減らせる→速くなるということ!
レンダリングには、メリット・デメリットがそれぞれあります。
そのためレンダリングは、適切なタイミング・適切なやり方ですることが大切です。
【Premiere Pro】レンダリングをするべきタイミングは?
Premiere Proでレンダリングをするべきタイミングは2つあります。
Premiere Proには、シーケンス上にレンダリングバーが設置されています。
緑・黄・赤の3色で構成されており、それぞれの意味は下記のとおりです。
赤の部分をレンダリングしない場合、プレビュー動画がコマ落ちしてしまう可能性が高いです。編集したエフェクトの動作などを確認できないため、必ずレンダリングをして加えた編集を反映させましょう。
ただしレンダリングは時間がかかるため、休憩などPCを離れるタイミングにするのがおすすめです。
処理内容にもよりますが、30分くらいPremiere Proに触れないこともあります。
【準備】レンダリング前にPremiere Proの設定を最適化しよう
スムーズにレンダリングできるよう、事前にPremiere Proの設定を最適化させてください。
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レンダリング速度はPC性能によるものが大きいですが、Premiere Proの設定で少しでも改善しましょう。
①レンダリングの最適化
1つ目は、「レンダリングの最適化」です。Premiere Proの動作を軽くできます。
メニューバーから「Premiere Pro」→「環境設定」→「メモリ」の順で進んでください。
環境設定のウインドウが開かれるため、「レンダリングの最適化」の項目を「メモリ」にします。
設定はPremiere Proを再起動しなければ適用されないため、注意してください。
以上でレンダリングの最適化の設定は完了です。
②他のアプリケーション用に確保するRAM
メモリの設定画面に、「他のアプリケーション用に確保する RAM」の項目があります。
数値を下げれば下げるほど、Premiere Proの動きを軽くすることが可能です。
ただし数値を下げすぎると、他のアプリケーションの動作が重くなります。
実際にPremiere Proを操作しながら、最低限の動きをしてくれる限界値を探してみましょう。
③レンダラーの設定
最後は「レンダラーの設定」です。
メニューバーから「ファイル」→「プロジェクト設定」→「一般」と進みます。
「レンダラー」の設定を「Mercury Playback Engine – GPU アクセラレーション(Metal)-推奨」に変更します。
デフォルト状態が「Mercury Playback Engine – ソフトウェア処理」の場合、設定を変更することでレンダリングの処理速度を向上させることが可能です。
以上、レンダリング前にPremiere Proで設定すべき3つの項目でした。
【Premiere Pro】レンダリングをする方法を2つ紹介
それでは、Premiere Proでレンダリングをする方法を見ていきましょう。
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上記について、1つずつ順番に解説します。
①動画全体をレンダリングする方法
画面上部のバーから「シーケンス」→「インからアウトをレンダリング」と進むと、動画全体のレンダリングできます。
下記のウインドウが開かれてレンダリングが始まります。
完了すると自動的にプレビューが再生され、赤&黄色のレンダリングバーが緑色になります。
②指定範囲のみをレンダリングする方法
Premiere Proでは、指定範囲だけをレンダリングすることも可能です。たとえば「レンダリングバーが赤い部分だけをレンダリングする」みたいな形で範囲指定すれば、レンダリングの待ち時間を減らせます。
レンダリングを開始したい位置に再生ヘッドを移動して、右クリック→「インをマーク」を選択しましょう。(ショートカット:I)
レンダリングしたい範囲の終点に再生ヘッドを移動させて、右クリック→「アウトをマーク」を選択してください。(ショートカット:O)
すると、インからアウトまで青い線で囲まれます。
あとは画面上部のバーから「シーケンス」→「インからアウトをレンダリング」と進めばOKです。
以上、Premiere Proでレンダリングをする方法でした!
【Premiere Pro】レンダリングで書き出しを高速化する方法
レンダリング後にに書き出しを高速化するには、書き出し時に「プレビューを使用」をチェックします。
プレビュー用にレンダリングしたファイルを書き出すことが可能です!
注意点として、「最高レンダリング品質を使用」の項目にはチェックしないでください。元動画と書き出す動画のサイズの変更時に品質をキープする機能なので、むしろ書き出しが遅くなってしまいますよ。
【Premiere Pro】レンダリングのショートカットキーを追加して効率化しよう
レンダリングは頻繁に使うので、ショートカットキーで動画編集を効率化するのがおすすめ。しかしデフォルトのPremiere Proには登録されていないため、自らショートカットキーを追加しましょう。
メニューバーから「Premiere Pro」→「キーボードショートカット」の順でクリックしてください。
すると、キーボードショートカットキーの一覧が表示されます。
検索バーに「レンダリング」と入力後、「インからアウトをレンダリング」の項目を探してください。
ショートカットの列の入力欄から、使いやすいショートカットキーを入力しましょう。
個人的には、数字の「9」をショートカットキーに割り当てるのがおすすめです。
Premiere Proでは、部分的なレンダリングに使う「インをマーク(I)」「アウトをマーク(O)」にショートカットが割り振られています。近い位置の「9」にすることで、操作性を高めることが可能です。
設定が完了したら、右下の「OK」ボタンをクリックしましょう。
以上でレンダリングのショートカットキー設定は完了です。
Premiere Proのショートカットキーの設定方法について、さらに詳しくは下記記事をご覧ください。
【最新版】Premiere Proのおすすめショートカットキー|設定方法も解説
【Premiere Pro】レンダリングが遅い時の対処方法
Premiere Proのレンダリング速度は、PCのスペックに大きく影響されます。
あまりにも遅い場合は、下記のPCまわりの調整を考えてみてください。
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上記について、1つずつ順番に解説します。
①PCを買い替える
レンダリングが遅いとき、まず考えたいのは「PCの買い替え」です。
そもそも、レンダリングの速さはPCのメモリ(RAM)に左右されます。メモリの大きなPCを買うのは高額な投資ですが、動画編集で食っていくならコストパフォーマンスは高いでしょう。
僕はMacbook Proを買いましたが、おかげでストレスなく動画編集できました。
②外付けSSDを活用する
「PCに投資するのはちょっと…」という方は、外付けSSDを導入するのがおすすめです。PCでしていた処理をSSDに代わりにしてもらえるため、レンダリングのデータ処理を高速化できます。
容量は頻繁に動画編集をするなら1TB、たまにしか動画編集をしないなら500GBを目安にしてください。
まとめ:レンダリングを活用して動画編集を効率化しよう
今回は、Premiere Proの書き出しをレンダリングで高速化する方法を紹介しました。
動画編集において効率は「命」です。余計な時間をかけないことで、受注できる案件数や投稿できるYouTube動画本数を長期的に増やせるため、ぜひ本記事を繰り返し読みながら実践してみてください。
ちなみに当サイトでは、Premiere Proの使い方をまとめています。初心者の方は『Premiere Proの使い方!初心者向けの編集方法をわかりやすく解説!』を合わせてチェックしてみましょう。
今回は以上です。