この記事で解決できる悩み
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本記事の信頼性
当ブログでは「お金・時間・場所に自由を」をコンセプトに、ブログの始め方やノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
ブログを始めて記事を書こうとしても、何から手をつければいいのかわからないですよね。事実、同じような悩みを抱えて記事を書く前に挫折したり、適当に書いて成果を出せない方はたくさんいます。
そこで今回は、歴4年で専業ブロガーの僕が下記についてわかりやすく解説します。
本記事の内容
本記事の内容をマスターするだけで基本的なスキルは充分なので、ぜひくり返し読んでみてください。
マニュアルみたいに活用するのがおすすめです!
※収益化したい方は『ブログで月5万円を稼ぐ方法!0から収益化までの完全版ロードマップ!』を合わせてご覧ください。始め方〜稼ぎ方をまとめたブログの「教科書」です。
【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順
それでは早速、ブログ記事の書き方を見ていきましょう。
記事を公開するまでの手順は、下記のとおりです。
ブログ記事を書く手順
※クリックすれば、各手順にジャンプできます。
実際、僕は上記の流れで記事を書いています!
ここからは、各手順の詳細をわかりやすく解説します!
STEP1:キーワード選定をする
まず最初に、キーワード選定をしましょう。
キーワード選定とは、ユーザーが検索しているキーワードを選ぶ作業のこと。選んだキーワードを検索したユーザーの悩みを解決することで、SEO的に高く評価される記事を執筆できます。
逆に、適切なキーワードを選べなければ、上位表示が難しかったり、まったく検索されない記事を書いてしまう可能性があるため、超重要な工程です。
ちなみに、この記事は[ブログ 書き方]がキーワードの記事となっています!
キーワード選定の流れは、下記の3ステップです。
キーワード選定の流れ
- 複合キーワード抽出
- 検索ボリューム調査
- 執筆キーワード決定
さらに詳しくキーワード選定について知りたい方は、『【初心者向け】SEOキーワード選定のやり方5ステップ【探すコツ】』を参考にしてみてくださいね。
①複合キーワード抽出
まずは、2語以上の単語を組み合わせた「複合キーワード」を抽出しましょう。
抽出方法は、『ラッコキーワード(無料版)』でブログテーマに合うキーワードを検索するだけ。
※もしブログテーマが決まっていない場合は、「【初心者向け】稼げるブログテーマの決め方5ステップ【収益化のコツ】」を先にチェックしてください。
ラッコキーワードに移動したら、大元になるメインキーワードを入力して「Enter」を押します。
すると、複合キーワード一覧が表示されます。
上記画面が表示されたらOKです。次のステップに進みましょう。
ラッコキーワードの使い方について、詳しくは下記記事をご覧ください。
ラッコキーワードの使い方を完全攻略!登録〜検索ボリュームの調べ方!
ブログ運営に欠かせないツールなので、完璧に使えるようにしましょう!
②検索ボリューム調査
続いて、抽出した複合キーワードの検索ボリューム(検索数)を調査します。
検索ボリュームによって、上位表示できたときのアクセス数は大きく変わります!
検索ボリュームの調査には、Google広告の機能のひとつ『キーワードプランナー』を使用します。
※使用したことがない方は、まずはGoogle広告に登録しましょう。Googleアカウントさえあれば、ブログURLなどの基本情報を入力するだけでOKです。
Google広告を開いたら、「ツールと設定」→「キーワードプランナー」の順で進んでください。
下記に移動したら、右側の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
ここで、先ほど複合キーワードを抽出したラッコキーワードに戻りましょう。
画面右にある「全キーワードコピー(重複削除)」をクリックしてください。
コピーしたら、再びキーワードプランナーに戻り、下記のように複合キーワードをペーストして「開始する」を押します。
下記のように検索ボリュームが表示されたらOKです。
データを整理したい場合は、画面右上のダウンロードボタン→「過去の指標」からExcel・Googleスプレッドシートをダウンロードできますよ!
③執筆キーワード決定
最後に、執筆キーワードを決定します。
検索ボリュームが100以上あって、ブログの方針に合うキーワードを選びましょう。
特に、「検索ボリュームが大きい&成果につながりやすいキーワード」は上位表示に成功したときの流入数が多く、商品・サービスが売れやすいため優先度が高めです。
以上、キーワード選定の流れでした。
今回は簡単に説明しましたが、さらに詳しくは下記記事を参考にどうぞ。
【初心者向け】SEOキーワード選定のやり方5ステップ【探すコツ】
STEP2:記事構成を作成する
次に、ブログの記事構成を作成します。
「まだ記事を書けないの?」「めんどうだな…」と思うかもしれませんが、記事構成はブログ記事において超重要です。
なぜなら、記事構成はブログ記事の『設計図』だからですね。しっかりと作り込むことで、記事クオリティを高めたり、ライティング作業を効率化できます。
記事構成を作る流れは、下記の5ステップです。
記事構成を作る流れ
- 想定読者の設定
- 読者ニーズ分析
- 競合リサーチ
- タイトルの設定
- 見出しの設定
さらに詳しくは、『【初心者向け】ブログ記事の文章構成案の作り方【テンプレートあり】』で解説しています。
①想定読者の設定
先ほど決定したキーワードを検索するのはどんな人なのか、想定読者を設定しましょう。
目的は、誰に向けて記事を書くとか決めること。それに応じた解説方法や言葉遣いができるので、コンテンツの質を高められますよ。
想定読者を設定するだけで、かなりライティング作業もしやすくなります!
設定方法は「読者の顔を思い浮かべる」のがおすすめです。
たとえば、本記事では下記のように想定読者を定めています。
本記事の想定読者
1年前の僕(ブログ初心者で、記事を書いたことがない)
「過去の自分」の他にも、家族・友人・知人など顔が思い浮かぶなら誰でもOKです。
ちなみに、ブログ記事の想定読者は「ペルソナ」と呼ばれることもあります。詳しい設定方法は、下記記事を参考にしてみてくださいね。
ブログのペルソナの作り方は?月100万円ブロガーがわかりやすく解説!
②読者ニーズ分析
想定読者を設定したら、その読者のニーズを分析しましょう。
ポイントは、「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」の2つの観点で考えること。
顕在ニーズを満たすことはもちろん、潜在ニーズまでしっかりと満たすことで、読者満足度の高いコンテンツを作れます。
たとえば、本記事では想定読者の顕在ニーズ・潜在ニーズを下記のように分析しました。
本記事の顕在ニーズ
本記事の潜在ニーズ
脳内で想定読者に「なぜ?」「どうして?」と問いかけると、ニーズを深掘りしやすいですよ!
読者の悩みが理解できれば、自ずと記事内容も決まりますね。
③競合リサーチ
続いて、同じキーワードを狙っている競合サイトをリサーチします。
ブログは検索上位の陣取り合戦。どんなに質の高いコンテンツを作成しても、自分より高品質なライバル記事があっては検索1位を取れません。
そのため、実際に狙っているキーワードを検索して、TOP10記事の下記情報を調査しましょう。
リサーチすべき競合情報
- 見出し(目次)構成
- 満たしているニーズ
- 満たせていないニーズ
上記を活用して競合に負けない記事を書くことで、検索1位を目指すイメージですね。
競合リサーチをしていると、他記事から自分では気づけなかった読者ニーズが見つかることもありますよ!
④タイトルの設定
記事タイトルは、下記のように検索結果に表示されます。
読者が最初に目にする部分なので、ブログ記事の中でも特に重要な要素です。思わずクリックしたくなるような記事タイトルを付ければ、アクセス数アップに期待できますよ。
タイトルを変えただけで、クリック率が10倍になった事例もあるくらいです!
記事タイトルを付けるポイントはたくさんありますが、特に下記3点は重要です。
記事タイトルを付けるポイント
- 文字数は最大32文字
- 狙うキーワードを含める
- 有益であることを伝える
その他のポイントは下記記事で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
【具体例あり】読者の目を引くブログ記事タイトルの付け方11選!
⑤見出しの設定
最後に、記事の見出しを設定しましょう。
見出しとは、ブログ記事の目次のようなもの。h1タグ(記事タイトル)から始まり、本文ではh2〜h6タグによる階層構造を作ります。
基本的にはh2〜h4を使用するイメージです!(原則、h5〜h6は使用しなくてOK)
ここまで準備したことをフル活用して、想定読者のニーズを解決できる構成を目指してください。
※検索上位にある競合サイトは、すでにGoogleから高く評価されています。参考にすることで、SEO的に評価される構成が作りやすいですよ。
とはいえ、同じ見出しを設定しても劣化版にしかならないので、先ほどの競合リサーチで分かった「競合が満たせていないニーズ」を満たすことを意識しましょう。
見出しの作り方について、詳しくは下記記事で解説しています。
初心者向け!SEOに強いブログ記事の見出し(h1/h2/h3)の作り方!
以上でブログの記事構成は完成です。
記事構成のクオリティによって、執筆後の記事質も大きく変わるため、しっかりと時間をかけて作り込みましょう。
下記記事では、記事構成作りに役立つGoogleスプレッドシートのテンプレートも用意しているので、ぜひ活用してくださいね。
ブログ記事の構成案の作り方!初心者向けの鉄板テンプレートも紹介!
STEP3:記事を執筆する
いよいよブログ記事を執筆します!
ブログ記事は、下記の3つの要素から構成されているため、それぞれの書き方を解説しますね。
ブログ記事を構成する要素
- リード文
- 本文
- まとめ
それぞれ見ていきましょう!
①「リード文」の書き方
リード文とは、ブログ記事の書き出し部分のこと。
ブログ記事を読みはじめた読者は、その時点では「この記事は自分の役に立つのかな?」といった疑いを抱えています。
リード文の役割は、読者の疑念・不信感を払拭して、安心して本文へ読み進めてもらうことです。
リード文を書くときは、下記の5点を意識しましょう。
リード文で意識すべきポイント
- 想定読者の悩みを定義する
- 悩みを解決できる理由を伝える
- 記事に書かれていることを示す
- 読了後の未来をイメージさせる
- 本文へ向けて背中を押す
リード文の書き方について、詳しくは下記記事で解説しています。
書き出しで心を殴れ!リード文の書き方を例文&テンプレート付き解説
②「本文」の書き方
続いて、記事の本文を執筆します。
とはいえ、先ほどのステップで記事構成を作成したので、書く内容に困ることはありませんね。
記事を書くときは「PREP法」を意識すると、読みやすい記事を執筆できますよ。
PREP法とは?
PREP法とは、
- Point :結論
- Reason :理由
- Example:具体例
- Point :結論
の頭文字をとった、わかりやすい文章構成のこと。
①〜④の順で話を進めることで、読者に刺さる文章を執筆できます。
たとえば、「筋トレの楽しさ」についてPREP法で語ると、下記のイメージです。
PREP法の例文
- 結論:筋トレは楽しいのでおすすめです。
- 理由:なぜなら、筋トレは自身の成長を感じられるからです。
- 具体例:たとえば、私は1年前から筋トレをしていますが、3ヶ月経つ頃には今まで持てなかった重いものを持てるようになりました。
- 結論:そのため、筋トレをするか悩んでいる方は、今日から挑戦してみましょう!
型が決まっているとライティング作業を効率化できるので、ぜひ上記をテンプレートとして活用してくださいね。
見出しごとにPREP法を意識するのがおすすめです!
その他、本文を書くコツは、記事後半の「ブログ記事の書き方10のコツ」で紹介しています。
③「まとめ」の書き方
まとめとは、その名の通り記事終わりで全体をまとめる部分のこと。
最後まで記事内容を100%覚えている読者はいないので、まとめで改めて要点を伝えることで、読者満足度を向上させることが可能です。
また、まとめには読者に次の行動を促す役割もあるため、関連記事や商品・サービスを紹介することで、成果につながりやすい記事を書けるでしょう。
まとめを書くときは、下記3点を意識してください。
まとめで意識すべきポイント
- 要点を箇条書きにする
- 次のアクションを促す
- 短めの文章でまとめる
詳しい書き方は、下記記事を参考にどうぞ。
ブログ記事の「まとめ」の書き方を簡単攻略【例文&テンプレート付】
STEP4:公開の準備をする
記事を書き終わり「いよいよ公開!」と思いきや、その前にすべきことがあります。
大きく分けて「記事装飾」「画像挿入」「WordPress設定」、細かく分けると7つのポイントがあるので、それぞれチェックしましょう。
記事公開前のチェックポイント
- 記事装飾
- アイキャッチ画像
- 記事内画像
- メタディスクリプション
- スラッグ
- カテゴリー
- タグ
それぞれ解説します。
①記事装飾
文章が並んでいるだけの記事は読みにくいので、適度に装飾を加えて読みやすくしましょう。
代表例としては、テキストを太字・赤字にしたり、マーカーを引いたり、
太字・赤字・マーカー
ボックスを使用して分かりやすくまとめたり、といったイメージですね。
ボックスデザイン
ブログ記事の装飾は、使用しているWordPressテーマによって異なります。装飾がおしゃれだと執筆作業が楽しくなるので、ぜひ好みのテーマを使用してくださいね。
ちなみに、当ブログでは「AFFINGER」というテーマを使用しています。詳しくは下記でレビューしているので、興味のある方はぜひご覧ください。
AFFINGER6を体験レビュー!初心者が4年使った感想を本音で語ります
その他のテーマは下記で紹介しているので、合わせて読んでみましょう。
WordPressテーマ頂上決戦!300名が選んだ有料&無料おすすめNo.1は?
②アイキャッチ画像
アイキャッチ画像とは、その名の通りユーザーの目(アイ)を引きつける(キャッチ)画像です。
ブログにおいて、アイキャッチ画像は下記のように記事先頭や、トップページに表示されます。
アイキャッチ画像の表示例
アイキャッチ画像には関連記事を読まれやすくしたり、読者を本文に誘導する効果があるため、力を入れて作成しましょう。
下記記事では、Canvaという無料ツールを使用したアイキャッチ画像の作り方を解説しているので、参考にしてみてください。
【Canva】ブログのアイキャッチ画像の作り方!デザインのコツを解説!
③記事内画像
当ブログでは、ブログ本文のh2タグ下に画像を入れることを推奨しています。
前述のとおり、文章だらけの記事は読みにくいので、読者の目を休めるポイントを用意するイメージですね。
H2タグ「〜で稼ぐ方法」に「お金の画像」を使うなど、関連性が高い画像を使えばコンテンツ内容をイメージさせる効果もあります!
「どうやって画像を見つければいいの?」という方向けに、下記記事ではおすすめのフリー素材サイトを紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
【無料】ブログにおすすめフリー素材&画像サイト13選【商用利用OK】
④メタディスクリプション
メタディスクリプションとは、ページ内容の説明文のこと。
下記のように検索結果に表示されます。
メタディスクリプションの表示例
読者は、タイトルとメタディスクリプションから記事を読むか決めるため、読者に刺さるメタディスクリプションには記事クリック率を向上させる効果があります。
下記のコツを押さえれば、魅力的なメタディスクリプションを書きやすいですよ。
メタディスクリプションを書くコツ
- 文字数は70字程度にする
- 誰に向けた記事かを書く
- 検索キーワードを含める
- キーワードを入れすぎない
- 重要な情報は前半にまとめる
- 1記事ごとに設定する
詳しいメタディスクリプションの書き方は、下記記事を参考にしてみてくださいね。
メタディスクリプションとは?SEOに強い書き方や文字数を解説!
⑤スラッグ
スラッグとは、URLの一部分のこと。下記のように自由に設定できる文字列を指します。
スラッグの表示例
特に明確なルールはないので自由に設定してOKですが、スラッグを見た読者に違和感を与えないよう、当ブログでは記事内容に合った半角英数字を推奨しています。
極論「ブログの書き方」に関する記事のスラッグが「programming」だったら違和感がありますよね。
⑥カテゴリー
ブログ記事をカテゴリー分けすることで、読者が求める記事を探しやすく、Googleロボットが回遊しやすいブログを作れます。
そのため、カテゴリー分けはユーザビリティ面・SEO面の双方において重要です。
カテゴリーを作るときは「親カテゴリー」「子カテゴリー」で階層構造を作りましょう。
具体例を挙げると、
- 親カテゴリー:ブログ
- 子カテゴリー:ブログの始め方・ブログの書き方・ブログの稼ぎ方
といったイメージですね。
カテゴリー分けのコツやWordPressでの設定方法は、下記記事を参考にどうぞ。
【簡単】ブログカテゴリーの分け方は?決め方のコツや注意点を解説!
⑦タグ
タグは、ブログ記事ごとに付ける「付箋」のようなもの。
記事の分類が目的なのはカテゴリーと同じですが、下記の違いがあります。
項目 | カテゴリー | タグ |
---|---|---|
イメージ | 記事を分類する「フォルダ」 | 記事に付ける「付箋」 |
階層 | 〇 (親子関係を持てる) | × (親子関係を持てない) |
数 | 1記事に1つ | 1記事に3~5つ |
重要度 | 高い | 低い |
上記のイメージですね。
タグはSEOに直接的な影響を与えることはありませんが、読者の利便性を高める効果があります。そのため、最適化することで間接的にSEO評価が高めてくれます。
タグの設定方法について、詳しくは下記記事を参考にしてみてください。
【WordPress】SEOに強いブログのタグの付け方【カテゴリーとの違い】
ただし、記事数が少ないと分類する意味がほとんどないので、ブログ初心者の方は設定しないのもありですよ。
これで、記事公開の準備ができました!
STEP5:記事を公開する
最後に、完成したブログ記事を公開しましょう。
とはいえ、やることは「公開」ボタンを押すだけではないので、下記の流れで進めてください。
記事公開前のチェックポイント
- 記事公開
- インデックス登録リクエスト
- 順位チェックツールの登録
それぞれ解説します。
①記事公開
まずは、執筆した記事を公開しましょう。
公開したら、記事URLをコピーして次のステップへ進んでください。
②インデックス登録リクエスト
次に、インデックス登録リクエストをします。
簡単に言うと、Googleロボットに「早く記事を見にきてね!」と依頼する工程でして、「Google Search Console」で簡単にできます。
上記により、ブログ記事がGoogle検索結果に反映されるまでの時間を短縮できますよ!
ちなみに、まだブログとサーチコンソールを連携させていない方は、『Googleサーチコンソールの導入方法は?初期設定や使い方を解説!』をご覧ください。
③順位チェックツールの登録
順位チェックツールとは、登録したキーワードにおけるSEO順位を測定できるツールのこと。
ブログ運営は、競合サイトと検索上位を奪い合うゲームです。そのため、常に自分のSEO順位を把握することは必須だといえます。
自分の検索順位が分かっていれば、それに応じた対策ができますね。
特におすすめのツールはRank Trackerです。有料にはなりますが、順位チェックの他にもキーワード選定や競合調査に役立つので、興味のある方は下記記事を参考にしてみてくださいね。
Rank Trackerの料金は?おすすめプラン&SEOに効果的な使い方を解説!
以上、ブログ記事を書く手順でした!
今回の流れで記事を書くことで、ブログ初心者でも読者・Googleから高く評価されるコンテンツを作れますよ。
ここからは、本文を書くときのコツを紹介します!
ブログ記事の書き方12のコツ
ここでは、ブログ記事を書くときに役立つコツを紹介します。
ブログ記事を書くコツ
- 読者ファーストを徹底する
- 全文は読まれない前提で書く
- できる限り体験談を盛り込む
- 2〜3行(PC表示)で改行する
- 見出し・本文にキーワードを含める
- ひらがな・カタカナ・漢字の割合を工夫する
- 語尾を「です・ます」調で統一する
- 同じ語尾の連続使用は2回まで
- 小学生でもわかる言葉を使う
- あいまいな表現を避ける
- 執筆後は必ず音読する
- 公開は時間をおいてから
心構え・執筆中・執筆後に分けて解説するので、参考にしてみてくださいね。
①【心構え】読者ファーストを徹底する
読者ファーストは、ブログ運営の最重要項目です。とにかく読者目線になって、「自分の書きたいこと」ではなく「読者が知りたいこと」を記事にしましょう。
前述のとおり、読者は明確な悩みがあって検索行動をしています。そのため、意味のない自分語りや不要な情報が多いコンテンツは、すぐに離脱されてしまうんですよね。
また、読者ファーストは文章に限った話ではありません。装飾・画像・デザインなど、すべてにおいて読者ファーストを意識することで、読みやすいブログ記事が書けますよ。
本当に大切な考え方なので、今日はこれだけでも覚えて帰ってください!
②【心構え】全文は読まれない前提で書く
ブログ記事は、全文は読まれない前提で書きましょう。
そもそも、すべての文章を丁寧に読んでくれる読者はいません。適当に読み飛ばしながら、気になった部分だけを集中的に読む人がほとんどです。
そのため、重要な情報は赤字にしたり、黄色マーカーをを引いたりと、本当に伝えたいことが伝わる書き方を意識してください。
かと言って装飾だらけの文章も読みにくいので、バランスが大切ですよ!
③【執筆中】できる限り体験談を盛り込む
ブログ記事には、できる限り体験談を盛り込みましょう。
今の時代は、たくさんのブロガーや企業が記事コンテンツを作成しています。そのため、あなただけの独自性がなければ、読者がわざわざ記事を訪れる理由はありません。
そして、独自性を簡単に出せる方法が「体験談の発信」です。あなたの体験談はあなたにしか話せないので、簡単に他ブログと差別化できますよ。
「自分語りをすればOK!」ってわけではないので、読者が求めるタイミングで最適な体験談を話しましょう!
ブログにおける体験談の重要性について、詳しくは『個人ブログは体験談が命!書くべき理由5つをわかりやすく解説!』をご覧ください。
④【執筆中】2〜3行(PC表示)で改行する
PC表示で2〜3行書いたら、改行するクセを付けましょう。
なぜなら、1つの段落が長くなりすぎると、読みにくい見た目になってしまうからです。
PCで2行〜3行で表示される文章は、スマホだと5〜6行にわたって表示されます。画面がびっしりと文字が表示されていたら、記事を読む気も失せてしまいますよね。
基本的には、PC表示で2行に抑えるのがおすすめです!
下記記事で改行・段落作りのコツは解説しているので、参考にしてみてください。
ブログの改行・段落を使いこなせ!見やすい記事を書くたった5つのコツ
⑤【執筆中】見出し・本文にキーワードを含める
ブログを書く前に選んだキーワードは、見出しや本文に含めることを意識しましょう。
特に、見出しにキーワードを含めることで、読者やGoogleに記事内容が伝わりやすくなります。SEO的に高く評価されるため、可能な限り含めることが大切です。
ただし、無理やりキーワードを含めると不自然な文章になる可能性があるため、違和感のない範囲で入れるよう心がけてください。
SEOを意識しすぎて読者ファーストをおろそかにするのは本末転倒です。
⑥【執筆中】ひらがな・カタカナ・漢字の割合を工夫する
ブログ記事の文章は、ひらがな7割・カタカナ1割・漢字2割で書くのがおすすめです。
特に、PCの予測変換を活用しながら記事を書いていると、無意識に漢字だらけの文章を執筆してしまうケースがあります。
下記語句は「漢字→ひらがな」にしたほうが読みやすいので、今日から意識的に変換しましょう。
漢字→ひらがなにすべき語句
- 等→など
- 時→とき
- 事→こと
- 程→ほど
- 所→ところ
- 是非→ぜひ
- 何時→いつ
- 更に→さらに
- 様々→さまざま
- 丁度→ちょうど
- 上手く→うまく
- 下さい→ください
- 良い→よい(いい)
- 宜しく→よろしく
- 例えば→たとえば
- 面白い→おもしろい
- 出来ます→できます
- 致します→いたします
- 〜の様に→〜のように
ひらがな・カタカナ・漢字の割合を工夫するだけで、パッと見の印象がよい記事を書けますよ!
漢字ばかりの文章は難解に見えるので、すぐに読者は離脱してしまいます。
⑦【執筆中】語尾を「です・ます」で統一する
ブログ記事の語尾は「です・ます」調で統一しましょう。
なぜなら、語尾が統一されていない文章は、下記例のように違和感があるからですね。
語尾が統一されている・されていない例
- 「です・ます」調:ブログは楽しいですが、難しくもあります。
- 「だ・である」調:ブログは楽しいが、難しいものでもある。
- 混合型:ブログは楽しいが、難しくもあります。
ちなみに、「だ・である」調はかための印象を与える語尾です。専門性の高いコンテンツならありですが、基本的には「です・ます」調がおすすめですよ。
「です・ます」調のほうが丁寧な印象を受けますね!
⑧【執筆中】同じ語尾の連続使用は2回まで
同じ語尾の連続使用は、最大2回までにしましょう。
というのも、同じ語尾が連続していると、読みにくい&違和感のある文章になるんですよね。
具体的には、下記のイメージです。
同じ語尾が連続した例
ブログは継続が命です。
ブログで稼ぐまでには、3ヶ月〜6ヶ月程度の期間が必要です。
なので、ブログは最低3ヶ月は継続するのがおすすめです。
なんとなく読みにくいですよね。
しかし、語尾をバラつかせるだけで、上記は格段に読みやすい文章になります。
語尾をバラつかせた例
ブログは継続が命です。
ブログで稼ぐまでには、3ヶ月〜6ヶ月程度の期間が必要となります。
なので、ブログは最低3ヶ月は継続しましょう。
かなり読みやすくなりましたね。
読みやすい文章を作るために、同じ語尾は連続させないようにしましょう。
⑨【執筆中】小学生でもわかる言葉を使う
専門的な内容を扱うとしても、ブログ記事を書くときは小学生でもわかる言葉を使いましょう。
読者は、わからない言葉があれば、別ページを開いてググります。もしかすると、本記事を読んでいるあなたも、ブログを始めたときに「SEO」「ドメイン」などを検索したかもしれませんね。
別ページに移動した読者は、そのまま自分のブログを離脱してしまう可能性があるため、わかりやすい文章を心がけてください。
読者ファーストを意識しましょう!
読みやすいブログ記事を書くコツは、下記記事で詳しくまとめています。
今日から文章力UP!読みやすいブログ記事を書く15のコツ【センス不要】
⑩【執筆中】あいまいな表現を避ける
ブログ記事では、あいまいな表現を避けましょう。
たとえば、下記のような表現が多い記事は、読者を不安にさせてしまいます。
あいまいな表現の例
- 〜だと思います。
- 〜かもしれません。
- おそらく、〜
- 多分、〜
「本当にこの記事は正しいのかな?他記事も読んでもよう!」と思われてはもったいないので、「〜です。」「〜になります。」といった言い切り型を意識してください。
ブログ記事は読者に信頼されることが大切です!
⑪【執筆後】執筆後は必ず音読する
ブログ記事を書いたら、全文を音読して違和感がないかチェックしましょう。
文章はリズム感が大切です。少しの違和感によって、読みにくい文章になるケースは多々あります。
「黙読じゃダメなの?」と思うかもですが、黙読だとつい流し見をしてしまうことがあるため、当ブログでは声に出すことを推奨しています。
記事クオリティが格段に上がるので、騙されたと思って試してみてください!
⑫【執筆後】公開は時間をおいてから
「記事が完成した!さっそく公開しよう!」
ちょっと待ってください。ブログ記事は、1日くらい時間をおいてから公開しましょう。
記事を書いているときは、客観的な視点を失っている可能性があります。そのため、少し時間を空けて、読者目線で記事を読み返してみてください。
きっと、執筆中に気づけなかった違和感を見つけて、さらに記事のクオリティを高められますよ。
以上、ブログ記事を書くコツでした!
計12個のコツを紹介しましたが、すべては最初に紹介した「読者ファースト」に集約されます。
Googleは、本当に読者のためになるコンテンツを検索上位に表示させるため、ぜひ読者の読みやすさにこだわって記事を書いてくださいね。
ブログ記事公開から3ヶ月経ったらリライトしよう
記事公開から2〜3ヶ月経つと、SEO順位が徐々に安定してきます。
ほとんど順位が変動しなくなったら、記事をリライトしましょう。
リライトとは、公開済み記事のクオリティを高めて、より読者に有益なコンテンツへ編集する作業のこと。おもに下記の目的で実施されます。
リライトの目的
- 検索順位を向上させる
- CTR(クリック率)を上げる
- CV率(成約率)を上げる
- 情報をアップデートする
特にブログ初心者は、3ヶ月経てば「別人か?」ってくらいスキルが向上しています。
なので、公開した記事が1回で上位表示されなくても落ちこまず、何回もリライトして上位を目指してくださいね!
リライトのやり方について、詳しくは下記記事を参考にどうぞ。
SEOに効果的なブログリライトのやり方は?注意点やタイミングも解説
ちなみに、検索順位が安定したかの確認は、順位チェックツールが必須です。ツールを使用しない場合、毎日Googleで検索しなくてはならないため、あまり現実的ではありません。
順位チェックツール「Rank Tracker」ならSEO順位を毎日自動的に計測してくれるので、余計なことを考えず、記事を書くことだけに集中できますよ。
Rank Trackerの料金は?おすすめプラン&SEOに効果的な使い方を解説!
Q&A|ブログ記事の書き方に関するよくある質問
最後に、ブログ記事の書き方について、よくある質問5つに回答します。
ブログ記事の書き方に関するよくある質問
- 1記事書くのにかかる時間は?
- 他サイトの記事をパクってもいい?
- ブログ記事の最適な文字数は?
- 書き方を学べるおすすめ本は?
- 誰にも記事を読んでもらえない…
もし他にも悩みがあれば、ページ最下部の「問い合わせ」から連絡してくださいね。
①1記事書くのにかかる時間は?
ライティングの速度や文字数によって異なりますが、5〜8時間程度かけている方が多いようです。
【拡散希望】
— うーご|ブログ&SEOディレクション (@ugo_fukugyo) January 29, 2022
ブロガーの皆さん!教えてください!
ブログ1記事を書くのに何時間かけてますか?
5,000字の記事をキーワード選定〜公開までの時間を回答いただけたらと思います!
ちなみに、僕は1記事7時間くらいかけてます…2年以上キャリアあるのに全然速くならない…🤔#ブログ初心者
ちなみに、僕がブログ初心者のころは1記事あたり10時間近くかけていました。それでも半年後には月8万円稼げたので、あまり執筆スピードは気にする必要ないと考えています。
ただし、もし「時短しないと記事を書く時間がない」と悩んでいるのであれば、下記記事を参考に高速化を目指しましょう。
ブログ1記事を書く時間は?独自の調査結果&時間の作り方を徹底解説!
②他サイトの記事をパクってもいい?
当たり前のことですが、他サイトの記事を丸パクリするのはNGです。
Googleから類似コンテンツとしてペナルティを受ける可能性がありますし、場合によっては「著作権違反」で訴えられることも。
ただし、正しいパクリ方をすれば、リスクなしで独自性の高いブログ記事を執筆できます。
正しいパクリ方は下記記事で解説しているので、参考にしてみてくださいね。
知らなきゃ損するブログ記事のパクリ方!【パクるなら内容をパクれ】
③ブログ記事の最適な文字数は?
結論、ブログ記事に最適な文字数は存在しません。
検索キーワードによって読者が求める情報は異なるため、2,000字で1位をキープできる場合もありますし、逆に10,000字で足りないこともあります。
ただし、僕が検索上位の記事を調査してみたところ、平均5,000字は書いている印象でしたね。
ブログ記事の文字数に対する考え方は、下記記事で詳しく解説しています。
【断言】ブログ記事に最適な文字数なんてない【ただし目安はある】
④書き方を学べるおすすめ本は?
ライティングの基礎から学びたいなら「沈黙のWebライティング」、さらにライティング力を磨きたいなら「人を操る禁断の文章術」がおすすめです。
「沈黙のWebライティング」は、SEO的に高く評価される記事の書き方や、リライトの重要性について書かれているため、ブログ運営に求められるライティングスキルを幅広く学べます。
対して、「人を操る禁断の文章術」は『人を操るための原則』や『人を動かす引き金』の解説がメインなので、さらにブログ収益を伸ばしたい人にもってこいですよ。
上記2冊の詳細や、その他ブログ運営のおすすめ本は、下記記事で紹介しています。
【初心者向け】ブログ運営のおすすめ本(書籍)10選をプロが厳選
⑤記事を誰にも読んでもらえない…
ブログ記事が読まれない場合、まずは下記5つに該当していないかチェックしましょう。
記事を読んでもらえない理由
- そもそも記事に需要がない
- 記事タイトルが魅力的でない
- 読者ファーストでない
- 競合が強い(企業サイトなど)
- インデックスされていない
もし上記に当てはまる場合、対策は下記記事が参考になるかと思います。
【悲報】ブログを誰も見ない理由は5つある!見てもらうにはどうする?
まとめ:ブログ初心者はとりあえず100記事を目指そう!
この記事では、ブログ記事の書き方について、5つの手順と12のコツを紹介しました。
ブログ記事を書く手順
ブログ記事を書くコツ
- 読者ファーストを徹底する
- 全文は読まれない前提で書く
- できる限り体験談を盛り込む
- 2〜3行(PC表示)で改行する
- 見出し・本文にキーワードを含める
- ひらがな・カタカナ・漢字の割合を工夫する
- 語尾を「です・ます」調で統一する
- 同じ語尾の連続使用は2回まで
- 小学生でもわかる言葉を使う
- あいまいな表現を避ける
- 執筆後は必ず音読する
- 公開は時間をおいてから
※クリックすれば、復習したい場所まで戻れます。
今回の内容をマスターすれば、充分にブロガーとして戦える基礎力が身につきます。
なので、本記事をくり返しを読んで、体で覚えるまで実践してみてください。
ブログ初心者の場合、100記事書くころには、まったく別の世界が見えているハズですよ。
僕が100記事書いたときの体験談は下記からどうぞ!
ブログ100記事は目標にすべき?僕が月8万円稼げた理由9つ【収益公開】
今回は以上です。
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